背伸びをしない恋愛がいい
恋人との関係はどういったものが理想でしょうか。
それは、自分の環境によっても違ってくることでしょう。学生の恋愛と社会人の恋愛でしたら、付き合い方そのものが違ってくるからです。
それでも、そのときの状況に合わせながら無理のない恋愛の形を模索しているものですね。
背伸びしてみたくなる
若い頃の恋愛というものは、誰にでも経験があると思うのですが、どうしても背伸びをしてみたくなるものです。もっとも、今が青春まっただ中という人もいることでしょう。
誰でも同じだと思うのですが、恋愛映画を見てしまった後というのは自分をその映画のヒーローやヒロインに置き換えてしまいたくなるものでしょう。
だからこそ、恋愛映画というとカップルで見たいものです。そのときに相手がいるとなると恋愛映画でしたら、どうしても背伸びをしてみたくなるものですからね。それが普通の感覚ということで、それはそれでいいのです。一方でデート自体はどうでしょうか。背伸びをしたデートとなるといつかは肩が凝ってしまうものです。足るを知るというわけではないのですが、自分に合った等身大のデートをしたほうが肩が凝らなくていいのですが、相手の前ではいいかっこをしたいというのも、これもまた当然の欲求なのです。
二人が出会いから恋愛に至る過程の中で、相手に良く見られたいという思う気持ちは誰でも持っていることでしょう。
そうなると、どうしても背伸びしてしまう時期というものがあるのです。
そして、無理した形となってしまうのですが、逆にそれが当たり前となってしまうこともあります結果として、そのまま大人になっていくということもあるのです。
一概に無理をして自分を作ってしまうのが悪いというわけではないかもしれません。
それでもどうでしょうか。相手も自分のパートナーの素の部分を見たいと思うものでしょう。そうしたらどうしたらいいのかというと、自分を作ってしまうデートよりも、等身大の自分をさらけ出すデートのほうがより自然ということになるのです。
ありのままの自分をさらけ出して相手もそれを受け入れてくれることでしょう。それが恋愛の最終形というわけではありませんが、二人の関係がより深まっていく過程であるのは間違いありません。自分を作ってしまうデートというのは、うまくいっているように見えてどこかで破綻してしまうものかもしれません。背伸びした自分が、そのまま成長した将来の形であればいいのですが、そうではないことが多いのです。
恋愛の形は人によってそれぞれなのですが、やはり自然体で相手に臨んでいきたいものですね。特にありがちなのが、お金をそれほど持っていないのに、相手に対しておごってしまうことです。それで、結局は次のデートの予定を立てることができなくて、結果的にデートの回数が減ってしまいます。ですから、お金がないようなときはお金がなくても無理をしないデートの立案が大切になってくるのです。これも、言うなれば等身大のデートということになりますね。
気楽なデートがいい
好きな異性の前ではどうしても自然体ではいられなくなってしまうことがよくあります。
そして、常に自分を良く見せようと考えてしまうのです。
ですから、そのような人に限って相手の前で失敗をしてはいけないと思う気持ちを強くもってしまいます。そうすると、さらに行動がぎこちなくなってしまうことがよくあるのです。
またデートコースでも失敗は許されないと思っていますから、事前に入念なデートのリハーサルをすることもあるでしょう。何しろ失敗をしたくないのですから、二人で行きたいカフェなどがあって、それが初めてのお店ということもあります。
そうであれば、事前に入店するなどしてチェックを怠らないものなのです。
もちろんデートコースも入念にチェックしたくなりますし、実際にすることでしょう。
この公園に行こうとか、映画は何を見ようかとか、夕食まで付き合ってくれるのとか、そうなると気になるのはお金のことです。いったいいくら用意しておけばいいのだろう、そんなことを考えるときりがありません。
そして、デートで使うお金は、男性が出すものと相場が決まっているわけではありません。
もちろん女性が出してもいいですし、最初から割り勘と話し合っておけばお金についてそれほど気兼ねをすることもないでしょう。とにかく大事なことは、事前にデートコースを入念にチェックすることではありません。デートで失敗をしたからといっても、それを笑って許してくれる相手が理想の相手ということです。
そして出会いから始まって気楽にデートができる相手であれば何をしても最高でしょう。
片意地を張らずに、いつでも二人が気楽にデートができることが一番なのです。
ここぞというときにしっかり決めることができるのでしたら、普段のデートのときは気楽に過ごしたいものですね。相手も気楽なデートを望んでいることでしょう。
そちらのほうがゆっくりとできて、会話を楽しめることが多いです。
実際にどこに行ったとか、何をして遊んだというよりも二人の会話がなによりもデートの中では重要ということですね。