なぜ女性はパパを探すのか
「パパ活」この言葉が世間を騒がせています。
この言葉、男女それぞれで意味合いがズレている事はあまり知られていません。
女性、特に若い方には「簡単にお金がもらえる」という認識が広まり。
男性では「少しお金の掛かるデート」という認識があるようです。
「パパ活」の由来には諸説あるようで、現在のところ定義などもされていないようですが、「パトロン」という言葉が一番シックリくる由来といえるかもしれません。
「パトロン」。由来としては、芸術活動をしている人間に対し「資金援助」をする人の事。
援助することにより得た芸術家とのつながりや美術品の優先的な所有が、援助の対価とされていました。
現在の日本では、女性に対して援助する男性を総称して「パトロン」と呼んでいる風潮がございますが、そこには何かしらの「対価」が支払われていることになる訳です。
ここでの「対価」については明言を避けさせて頂きますが、「対価」が存在していることは古代からの事実です。
「パパ活」に話を戻します。
「パパ活」で女性が手段として使っている物の大半が「インターネット」。
SNSを利用することで「気軽に」「つぶやくように」「頑張らずに」パパを探すことが出来るような謳い文句がネット上に溢れています。
まるで、「対価」が存在しないかのように。
誰しも「危険」は回避したい。しかし「気軽」であることと「危険が回避出来る事」は同じ意味ではありません。
「女性としての存在」を提示することで、男性から容易に「対価」が得られるであろう。
そう考える女性(または、そう女性に教える誰か)がいることによって「パパ活」は爆発的に広まったと言えます。
SNS上で「パパ」が見つかったとして、どんな男性なのか?推察に過ぎず、会ってみなくては分からないので、果たして「継続的な援助」が可能なほどの紳士なのか?それとも「当日のみの援助」なのかは分かりません。
「パパ活」に潜む闇はそこなのです。
インターネットを始めることはどんな人間にも出来ます。
収入に余裕が無く危険を顧みず、どんな人間ともわからない相手に個人的にコンタクトを取る。「パパ活」って危険なことじゃないかと著者は思います。
交際クラブ・デートクラブは、大方「男性会員の入会資格」が存在します。
精神的、経済的に余裕のある紳士でなければ入会は出来ません。
各クラブが面談などで入会審査をし、女性へ紹介されています。
「パパ活」が「金銭的援助」であるならば、男性の「経済力」は必須ではないでしょうか?
現代において女性は「体力」「知識」「社会的地位の獲得」は50年ほど前とは全く違い、男性との差は事実上無いとも言えます。
ただ、女性の特性上「養ってもらいたい」と考えるのは当然です。「パトロン」や「経済的援助」は文化ともいえ、社会での認知もあります。
ナヨナヨとして決断力も無く、経済的にも不安定、でも「イケメン」みたいな男性は「パパ活女性」よりも急増しています。
近場のイケメンに養ってもらえなければ、遠くの「パパ」に援助してもらった方が手っ取り早い。こう考えることが、「パパ活女性」が多くなった原因といえるでしょう。
気軽に安全にハイクラスなパパを探すなら、またはそういった一般の女性と出会う機会が無いのなら「交際クラブ・デートクラブ」は大きな役割を果たすのではないかと思います。