表情で相手の心理を読み取る方法
合コンや婚活パーティー、交際クラブ・デートクラブなどの「出会いの場」では、初対面の異性を見て、どのような人なのかを瞬時に判断する必要があります。
また、交際クラブやデートクラブでは、1対1の対面式ですから、自分がうまく会話を弾ませて、異性の好感を得るためにがんばらなくてはなりません。
でも、がんばりたいけどその結果がどのようになっているのか、自分の言動が相手の心理をどう動かしているのかを知りたくなるものです。今回は相手の表情を見極めて、自分にどのような感情を抱いてくれているのか、それを把握する方法をいくつかご紹介したいと思います。
人の感情は左右非対称である
意外かもしれませんが、基本的に人の表情は左右が同じではありません。
もともと、人の表情はその左側と右側でそれぞれ特徴があるのです。
左側にはその人の本心が表れ、右側には建前が表れます。つまり、相手の左側の表情に注意を向けることで、相手の本心が読み取れるということになるのです。
あなたの身の回りにも「あの人はこんな人間」と、他人の本質を見極めるのが早い人間がいると思いますが、その人はおそらく、顔の左右で表情のバランスを本能的に見抜き、相手の本心が表に出ている言葉や表情と違うことを理解する能力に長けているのでしょう。
相手の表情の左右のバランスが良いほど、相手は本心が表情に表れているとも言えます。同じ笑顔でも、片方が引きつってはいないか、目の大きさはどのようになっているかを確認すれば、今回ご紹介したこのノウハウは十分に活用できるでしょう。もちろん、表情が豊かであればあるほど、人は本心を語っています。本心を語るということは、それだけあなたのことを信頼している証だということは、忘れないでください。
目線をあわせようとしない人は警戒心を持っている
表情の中で特に注目したいのは、相手の目線です。もし、相手が目線をあわせようとしない場合は、自分に対して警戒心を持っていると考えてもいいでしょう。
目線を合わせるということは、自分のすべてを読み取られてしまうという不安を抱いている場合もあります。親密な相手とであれば目を合わせて話をしてもむしろ安心するものですが、出会いの場などで初対面の異性に出会ったときは、やはり初対面なので警戒心も多少残ってしまいますから、目線を合わせてくれない場合が多いのです。
では、目線を合わせてもらおうとすればどうすればいいのか、初対面の場合はむしろ「無理にあわせなくてもいい」のが正解です。相手の目を見るのではく、相手の鼻の下あたりを見つめるように話をすると、目線が威圧的にならないので、相手が逆に安心することがあります。何度か出会ううちに親密になったら、そこではじめて目を見て話しをするようにしても遅くはありません。特に初対面のうちは、目線が威圧的に取られないようにすることだけを考えましょう。
ちなみに、鼻より下に目線を送ってしまうと、女性の胸に当たる部分がありますから、逆にスケベな男性と思われてしまいます。
注意してください。
口の動かし方で相手の本心がわかる
いろいろほめてくれるのはいいけれど、相手が本当のことを言っているのかどうか、疑わしいと気ってありますよね。
とはいえ、直接聞いてみたところでそれが本心かどうかも今ひとつ怪しい。そんな時は、相手の口の動かし方に注目してみましょう。
もともと人は、嘘をつくとそれが仕草や態度になって現れることがしばしばあります。というのも、嘘をついているとき、人はボロが出ないようにより慎重に言葉を選ぶようになります。
ですから、普段よりしゃべる速度が落ちてしまうわけです。また、慎重に話そうとするあまり、普段よりも口の開きぐらいが小さくなって、声も小さくなっているのです。普段としゃべり方や口調が違っている場合は、本心ではないことを語っていると考えても間違いではありません。あと、相手が顔のパーツ、口や鼻などに手をやり、表情を隠そうとする場合は、根本的に表情から漏れる本心を悟られないようにしているので、そんなときの発言は本心でないことを十分理解しておきましょう。
まとめ
恋愛において、距離感は非常に大切です。
お互いに愛し合っているからといって相手のプライベートに踏み込みすぎると関係が悪化する原因にもなりかねませんし、愛し合っていても距離感が離れてしまうと寂しさから相手へ不満にも繋がりかねません。
ストレートに「嫌いなのか?」と聞くわけにはいきません。
そんな時には、今回ご紹介したテクニックを活用して、相手の表情から本心を読み取ってみるのもいいでしょう。これから恋愛成就を目指している人も、自分の言動が相手にどう反応してもらえているのかを確認するために、相手の表情をしっかりと見ておくことを忘れないでください。