カクテル特集 ～カクテルを知る～
交際クラブ/デートクラブのデートの際にバーに行くことは良くあると思います。
基本バーにはメニュー表などありません。
自分の好きなお酒を頼むだけです。お酒が分からない人は、バーテンダーが今の気分を伝えればそれに合った物を作ってくれます。
名前を知っているどこにでもあるお酒でも、バーテンダーの手にかかれば味が格段に変わります。居酒屋などでカシスオレンジ、ジントニック、モスコミュールなど目にしたことはあると思います。こういったお酒もお店のより、作り方、材料、分量などが違い、バーテンダーにより味が変わってきます。ビールですら味が違います。
是非バーにより、いかに味が違うのか試してほしいです。
バーに行った時に、お酒が大量に置いてある空間でお酒の話が出てこないわけがありません。多少の知識を入れているだけでかっこいいところを見せられるチャンスです。
ただ、知ったかをすると目の前にお酒のプロがいるので要注意です。
バーにいったらまず何を頼めばよいのか？
お寿司屋に行った時の1貫目で大将に「こいつは知っている」と思わせる一品があるように、バーにも存在します。
よく言われてる物は「ジントニック」です。
こちら基本は、ジンとトニックウォーターで出来ています。お店によりレモンやライムが変わります。こちらを飲めばお店がわかるとまで言われています。
しかし、ジンは癖があり、苦手な人が多いかと思います。折角バーに行ったのだから、無理して飲むこともありません。
知っていることが大事なのです。
何を頼めば分からない時は、今の気分や、「～が苦手」「～が好き」などの情報を伝えればバーテンダーが作ってくれます。場合によっては、オリジナルカクテルを作ってくれることもあります。
カクテルの名前と材料を知っておく
カクテルは、お酒や割り物を１つ変えるだけで名前が変わるところもおもしろいです。
- 例えば
- ウォッカ ＋ オレンジ ＝ スクリュードライバー
- ジン ＋ オレンジ ＝ オレンジブロッサム
- テキーラ ＋ オレンジ ＝ テキーラサンライズ
- ウォッカ ＋ ジンジャーエール ＝ モスコミュール
- ジン ＋ ジンジャーエール ＝ ジンバック
- テキーラ ＋ ジンジャーエール ＝ テキーラバック
など、これだけで6種類も覚えられます。交際クラブ/デートクラブのデートでさらっと言えたらいいと思います。
カクテルの歴史を知っておく
お酒を飲む際に、かならず頼むお酒はありませんか？もし無いとしたらお気に入りカクテルを見つけてみてください。
そのお気に入りのお酒の歴史を調べればよりおいしく感じることが出来ます。
人は不思議なもので、味ではなく歴史を知っているから好きになる時もあるのです。
自分の好きなお酒の歴史をさらっと相手に伝えるだけで、相手も気に入ってくれるかもしれません。
そうなればそのデートは成功に近づきます。
例えば
■スクリュードライバー
作業員の間でウォッカとオレンジジュースを割って飲むのが流行っていた時、かき混ぜるマドラーがなく、そこら辺にあったドライバーでかき混ぜて飲んだことから「スクリュードライバー」と言われることとなったそうです。
ちなみに、このカクテルの別名が「レディーキラー」と言われています。お酒の味があまりせず飲みやすく、いつの間にか酔ってしまう為、女を酔わせるお酒として別名があります。
■ホーセズネック
こちらは、ウイスキー・ジンジャーエール・レモンの皮で出来たカクテル。
レモンの皮をリンゴの皮むきの様に螺旋階段のように長く切り、最後頭の部分をグラスの淵にかけてあります。
そのレモンの皮が馬の首のように見えます。
第26代アメリカ大統領のセオドア・ルーズベルトが愛馬に乗りながら飲んでいたことからこの名がつけられたとか。
ちなみに、レモンの皮だけの為に、レモン1個を使い、手間もかかる為、お店が忙しそうな時にはなるべく避けてあげましょう。
■マティーニ
カクテルの王様とも言われているマティーニ。
ジン・ドライベルモット・オリーブというシンプルのお酒。名前の由来は様々ある中、有力とされているのが、ニューヨークのマティーニというバーテンダーが作った事から名づけられたとされています。
世界のカクテルランキングで必ず3位以内に入っています。
分量や添え物などでバーテンダーにより作り方が違い、マティーニ論争とまで言われているほどこだわりの強いお酒です。
「カクテルはマティーニにはじまりマティーニに終わる」とまで言われているバーテンダーにとって、とても重要なお酒なのです。
逸話としてマリリンモンローが、砂糖を入れたことから「モンローマティーニ」と名付けられた物もあります。
まとめ
一つのカクテルに１つの歴史がある事から、酔うだけを楽しむのではなく、歴史を知りゆっくり味わって飲むのも最高のお酒の楽しみなのではないでしょうか。
交際クラブ/デートクラブでバーにいったときに、うんちくが長くならない程度にさらっと説明するのがベストです。逆に長く説明してしまうと飽きられてしまうので注意です。
