セレブも夏は冷やし中華
夏だ。うまい冷やし中華を探しに行こう!
夏は冷やし中華です。これは間違いありません。
交際クラブ・デートクラブで出会った、どんなハイクラスな男女でも、夏は冷やし中華です。これは絶対です。
ここでお勧めのお店をただ載せても意味がありません。
まずは存分に食べたくなるために、冷やし中華の歴史から知って、お腹を空かせましょう。
「冷やし中華の歴史」
1933年。神田神保町の【揚子江菜館】の2代目オーナーが上海で食べられていた「涼伴麺」という、もやしと細切り面を冷やした麺の上に乗せた物から着想を得て、様々な具材を千切りにし冷やした麺の上へ放射状に乗せ、富士山とそこに積もる雪をイメージしたそうです。
涼しくなりますね。
また、酸味の効いたスープの起源は関西の【寿がきや】というところが、心太(ところてん)にかけていた三杯酢を冷やした中華麺にかけたことが、現在のオーソドックスの起源といわれています。
いよいよ涎が出てきますね。
ここまで来たら、健康効果も知っておきましょう。
旨くて身体に良い。もう選択肢はありません。
【疲労回復】
スープに含まれる「お酢」には酢酸などの有機酸、こちらは疲労回復に欠かせません。
また、チャーシューの「豚肉」はビタミンB1とお肉の中でも適度な油分は重要な栄養素。
そして、ネギの臭い成分アリシンと豚肉のビタミンB1が結びつくとアリチアシンとなり、ビタミンの吸収力は倍増します。
もう疲れ知らずです。
【夏バテ防止】
夏バテの原因は、暑さや寝苦しさなどで生活リズムが乱される事が大きな要因です。
そんな身体の中に足りない物はセロトニンです。
冷やし中華の具材のスタンダード「玉子」にはアミノ酸の一種トリプトファンが含まれ、身体の中でセロトニンに変化する原材料となるのです。
ここまで摂取すれば、大体の夏がクリアできます。
【紫外線に強くなる】
トマトが乗っている気の利いた冷やし中華であれば、もはや無敵です。
言うまでもなくビタミン豊富なトマトは美肌の素。
こうなると夏ではなくなってしまいます。
さあ、いよいよお店を探さないと、お腹がなってしまいますね。
先ほどもご紹介した、冷やし中華の発祥の地とされる【揚子江菜館】の「五色涼袢麺」。
さすが元祖。9種類の具材がまさに「富士山」を思わせます。
そして、銀座の老舗【萬福】の「冷やしそば」。麺の上にドンと鎮座する皮付きの鶏肉が食欲をそそります。濃い目に仕上げられたゴマダレ味は、鶏肉と相まって「バンバンジー」を彷彿とさせます。濃い味がビールとも相性抜群で、まさに夏のメニューです。
見た目のインパクトで楽しむなら、神楽坂の知られざる名店【龍朋】の「冷やし中華」。
分厚く切られたゴロゴロのチャーシュー、とても「錦糸卵」とは思えない幅に切られた、極幅広の玉子。太麺ともあって、ボリューム抜群。煮干しの効いたスープもかなりのインパクトです。
いかがでしょうか?
たかが冷やし中華と思い、高級冷やし中華も存在するので、交際クラブ・デートクラブでお食事に誘い「なんだ」と思わせてからのドッキリも面白いかもしれません。
この夏は、冷やし中華で元気になっちゃいましょう!