両片思いからの進展
交際クラブ・デートクラブではお互いがお互いに片思いということもあるでしょう。
お互いが好いているのは間違いないのですから遅かれ早かれ恋愛関係にはなるのでしょうが、それが遅々として進まないのは周囲から見てももどかしいものです。
恋愛関係になるのは時間の問題と言われながらもなかなか先に進まないのが両片思いなのかもしれません。
外野が仲をとりもつことも
両片思いということは、お互いが好いているのですからいずれは恋愛関係になるのは間違いありません。
それがかなわないままお互いが離ればなれになるのは悲恋以外の何者でもないでしょう。
後は二人が恋愛関係になるまでの期間が問題になるということですね。
恋愛関係に至るまでの期間が数日というカップルがいるかと思えば、数年もかかるカップルも中にはいるかもしれません。恋愛関係になるまでの期間が長くなると、両片思いとはいっても相思相愛なのですから、いずれは恋人同士になることを考えると、それまでがとても無駄な期間に感じられてしまうのです。
しかし、その一方でそれまでの長い期間の間、ずっと相手のことを考えることができて、ときめいていられたのは、傍から見ていても、とてもうらやましく感じられるものかもしれません。
いずれにしても、出会いから始まって両片思いになったのでしたら、期間の長い短いはあるにしても最終的には恋人関係になるのは時間が解決してくれるということになります。
そうなると、あとは両思いになるためのきっかけ作りということになります。
二人の関係を両片思いから「片」を取って両思いにするにはどうしたらいいのでしょうか。
そう考えると、誰かが背中を押すという方法が一番手っ取り早く感じられます。
両片思いというのは外野にいる人間、第三者のほうがそれとなく気づくものです。
その第三者が二人の共通の友人あるいは知人だったら橋渡しが簡単にできそうです。
いずれにしても、当の本人たちが気がつかないのがとてももどかしいのですが、実際はそのようなことが多いようです。
このことから、第三者である外野にいる人が二人の関係を取り持つのが一番確実と言えるでしょう。
両片思いの期間が長くなれば、稀にその恋愛が成就せずに離ればなれになってしまうこともあります。
ずっと近くにいればそのうち結ばれることもあるのですが、入学や就職ありは異動などでずっと同じところにいるということのほうが難しい世の中です。
そして、言えることは、両片思いの期間が長くなってしまうと、結果として二人の気持ちが離れてしまうこともあるでしょう。
考えてみると、相手に対する思いが強ければ強いほど相手に対して何らかのモーションをかけるほうが自然だからです。
近くにいるのに一緒になれない、相思相愛なのに恋人同士になれないというのは、そのような星の下に生まれたと運命を感じる人もいるかもしれません。
そのような場合も何かしらのきっかけがあったら好転する可能性があります。
両片思いの期間は長いよりも短い方が間違いなく良いでしょう。
そのためにも第三者が間に入って二人の関係を取り持つことが、二人にとってベストと言えるのです。
にっこり微笑む
お互いがお互いのことが好きで、周囲からも両片思いと思われているのに、当の本人は相手は自分のことをどう思っているのかわからない…。
そのような状況も恋愛に至る過程の中で誰もが通る道であるのは間違いないでしょう。
相手にどうやってこの気持ちを告白しようかと考えて夜も眠れない日が続くこともあると思います。
相手がどう思っているのか、そんな気持ちがわかれば告白するかどうか判断することができるのに、相手の気持ちがわからないからどうしても決断ができないのです。
告白して、振られてしまったら、今は友だちでいられる関係が、友だちでもいられなくなるといった不安もあるでしょう。
「良い友達でいましょう」と言われても、それまでのような友達関係にはなれずにどうしてもギクシャクしてしまうものです。
ひどい場合でしたら、赤の他人のような関係になってしまう可能性だってあるのです。
それを考えると今の友だち関係でいるほうが数段いいと考えてしまうのです。
相手の気持ちがわからないというだけでどうしても後ろ向きに考えてしまうのが片思いというものなのですね。
そういう場合は自分に自信が持てればいいのですが、どうしてもネガティブな方向にものを考えがちになってしまいます。
そのような考えでは、二人の関係がたとえ両片思いであっても、状況はそれほど変わらないでしょう。もちろん告白したら大団円が待っているのは間違いありません。
しかし、相手の気持ちがわからないからふんぎりがつかないのです。
それならどうしたらいいかということですが、まずは相手を観察することから始めましょう。
出会いから相手のことが気になってきたのですから、常に相手のことを見ていることだと思います。
例えば相手と目がよく合う、目が合うとにっこり微笑むということがあれば、少なくとも脈有りと考えてもいいのです。
なんとも思わない人にはにこにこしないものです。
仮に一度や二度はあっても、それが顔を合わすたびに何度も微笑みかけてくれるとしたら、好かれていると思って間違いありません。
もちろんこちらのほうからも微笑み返すといった行動が必要です。そして、後は行動あるのみなのです。