結婚前の同棲は「あり」か「なし」か?
あなたは、結婚前の同棲は「あり」だと思いますか?
あなたが男性か女性かによっても、意見が分かれるかもしれませんね。
一般的に、結婚前の同棲は女性にとって不利と思われているようです。「だらしがない……」と思われて、イメージが悪くなるからでしょう。しかし、一緒に暮らしてみることで、相手が結婚相手として合う人かどうかを見極めることができます。
交際倶楽部で知り合った男女が同棲なりの関係に発展するのはなかなか難しいかもしれませんが、ひかれあうカップルが一緒に暮らすのはある意味自然なことでありますので、どういう経緯をたどるにせよ、いずれ結婚などを視野に入れるならば、同棲というのはその大事な選択肢かもしれませんね。
結婚前の同棲は「あり派」
●一緒にいたい
同棲していれば、家に帰ったときに一緒にいられます。
「恋人と毎日会いたい!」と思う人にとって、同棲は嬉しいのではないでしょうか?
特に仕事の忙しい人と付き合っていたりすれば、平日はもちろんのこと休日すら会うのは難しいかもしれません。十分に会えない恋人同士にとって、同棲という方法を選ぶのも「あり」と言えそうです。
●恋人を独占できる
離れて暮らしていると、相手の異性関係や交友の状態がわかりませんが、同棲すれば恋人を独占できます。
結婚より法的拘束力は弱まりますけど、浮気の心配などは少なくなるでしょう。同棲している恋人がいるということがわかれば、虫除けにもなりそうです。安心できるという意味では、結婚前に同棲するのも「あり」かもしれませんね。
●生活習慣の確認
結婚というのは「生活」です。どんなに気が合って、趣味などの会話が楽しい人だったとしても、生活のリズムが合わないと結婚後に苦労するかもしれないのです。一緒に暮らすことで結婚後、どのような生活になるかのシミュレーションを行うことができるでしょう。
たとえば、自分は早く寝るタイプで、相手が夜ふかしをするタイプだった場合、生活習慣が合わないことが考えられます。食べ物の好みなども、料理を一緒に作ったり、スーパーに買い物に行ったりすることでわかります。恋人同士で週末に外食しているだけではわからない、食の好みが確認できるでしょう。あまりに生活習慣が違う場合は、結婚後に合わせるのに苦労するかもしれないから、同棲してみた方がいいと言えそうです。
結婚前の同棲は「なし派」
●どちらかが実家暮らし
同棲に賛成・反対の前に、どちらかが実家暮らしだった場合は、同棲するために家を出る必要があります。片方が一人暮らしをしている場合は、半同棲のような形で通うこともできますけど、両方が実家暮らしだと、それも難しくなってきます。
また、家族の反対にあう可能性もあり、おそらく同棲ではなく、「結婚」をすすめられることになるでしょう。それに比べると両方が一人暮らしの場合は、片方の家賃や光熱費などが浮くことになりますから、説得しやすいかもしれません。
●親の反対に合う
多くの親は、子供の同棲には反対だと思います。
同棲後に、別れることが予想できてしまうからではないでしょうか?
親に同棲経験があり、それで結婚していたりすると、味方になってもらえる可能性があります。自分の子供が傷つくことを親はおそれます。特に女性の方の親は、反対が強くなりそうです。親に同棲を反対された場合、その後の生活の援助が受けにくくなることを思えば、同棲に踏み出しにくくなるでしょう。親に同棲を反対された場合の対策についても、考えておいてください。
●金銭的な問題
一人暮らしをするには、食費や生活費などのお金がかかります。
親元にいた方が経済的な負担が軽くなるため、お給料が少なかったりすると、現実的に同棲するのが難しいこともあるでしょう。「同棲したくても、経済的な事情が許さない……」という場合があります。その場合は、お金を貯めてから同棲した方が良さそうです。やはり十分な貯金がないと、同棲しても経済的に苦しくなります。お金がないとケンカも増えたりするのは、同棲も結婚も変わりありません。
結婚を前提としての同棲
同棲する場合は、「同棲しても、結婚するかどうかはわからない……」みたいなことだと不安ですから、“結婚”を前提としての同棲を提案してみましょう。
婚約中の同棲であれば、親や周囲を説得しやすく、どうしても無理な場合は、婚約解消を申し出ることも可能です。結婚後、短期間で離婚する人もいますから、同棲してみた方が結婚してから離婚するよりいいかもしれません。結婚に失敗した人は、「結婚前に同棲しておけばよかった……」と後悔していることがあるようです。
まず、同棲後にモメそうなのは、「家事負担の分担」です。同棲前に、料理や洗濯、お風呂掃除の回数などについてお互いに話し合っておいた方がいいです。先に金銭的な問題について書きましたけど、家賃や光熱費を単純にワリカンにしたりすると、収入差などによってモメる場合があります。収入の多い方は家賃などの金額の大きいものを負担、収入の少ない方は光熱費や食費など、生活で出ていく部分を負担するなどの工夫が必要です。
「好きな人と一緒にいたい!」という気持ちだけで同棲を決めてしまうと、生活面などでゴタゴタすることがあるため、事前によく話し合っておくことをおすすめします。
まとめ
交際倶楽部で知り合って同棲に至るパターンというのはあまり多くはなさそうですが、例えば男性がセカンドハウスを持っていたり、男性の仕事部屋に女性が住まわせてもらうというようなケースならあるのかもしれません。その場合多少同棲とは違うのかもしれませんが、きっかけや入口がどうであれ、やはり男性と一緒にいられるチャンスを持っているということは他の、男性に言い寄ってくる女性に対して大きなアドバンテージがあるといえるでしょう。
交際倶楽部で知り合った男性はやはりもてることが予想されますので、その中で「ナンバーワン」から、「オンリーワン」の存在に昇格できるように相手のことを理解して、懐に入り込み、愛情を勝ち取るにはどうしたらいいか考えてみてはいかがでしょうか。