結婚する気にさせるコツ
カップルの共通の将来像というのは結婚で間違いないでしょう。
しかし、なかなか煮え切らない場面にイライラしてしまうこともあるでしょう。
煮え切らない相手を結婚させるように仕向けるにはどうしたらいいのでしょうか。
将来の計画を練る
結婚に前向きになれないパートナーは少なくありません。
それでも別れたくないというのではずっとこのままつきあっていくしかないということになります。
まずは、パートナーが結婚に前向きになれない理由を探ることが大切になってきます。
それは、お金の問題かもしれませんし、もっと他の問題かもしれません。
しかし、結婚に前向きになれない一番の理由としてお金がないことが大きいのです。
特に男性でしたら、男性が多くのお金を稼いで家族を養っていかなければいけないという気持ちが強いのです。
給料が右肩上がりに毎年上がっていたのはバブル期までです。現在は、毎年給料が自動的に上がっていく時代ではありません。それがあるからこそ、誰もが結婚に踏みきることができなくなったのは、社会のせいであり行政の責任とも言えるでしょう。
しかし、ここでそんなことを話しても仕方のないことです。まずは自分たちがどうしたいのかということが大切です。結婚したいけどお金がないというのでしたら、お金がなくても結婚はできます。婚姻届を提出するだけでいいのです。
もちろん第三者の署名捺印が必要になりますが、責任があるわけではありませんから、誰が署名捺印してもらってもかまいません。お金がないというのは大きな理由になりそうですが、実はそれほど大きな問題ではないのです。
お金がなければ一生懸命働いたらいいのですし、パワーは一馬力ではありません。2人いるのですから2馬力になるのです。
もちろん、お金がないということは一朝一夕で解決する問題ではないのですが、それほど深刻な問題でもありません。
肝心なのは2人で解決していくという強い意志があるかどうかですね。
もっとも、結婚する前から借金があるのでしたら、それもクリアしていかなければいけません。結婚前に借金なんて…という人も多いかもしれませんが、2人に1人が奨学金の返済などの借金を抱えているのが現状なのです。反対に借金がまったくないというのはある意味幸せなことかもしれません。そして、お金のこととなると、現在の仕事も関係してくるでしょう。がんばってもなかなかお金が貯まらないという状況でしたら、事態がすぐに好転することはありません。
それではどうしたらいいのでしょうか。
お金の問題をパートナーだけに背負わせるようなことをしてはいけないのです。
結婚は2人で行うもので、夫婦になったら2人の共同作業で家庭を守っていかなくてはいけません。それはやがて生まれてくる子どもを守っていくことにも繋がっていくのです。
パートナーにお金が無ければ、それを補完するようにもう一方が自分ががんばればいいのです。
パートナーだけに負担をかぶせてはいけないということですね。出会いから、付き合いが深くなっていずれは結婚という話までしている2人です。
結婚に向けての計画を一緒に考えるようにしましょう。2人でいるとどれだけ素晴らしい将来が待っているのかを話ながら計画を立てていくのは楽しいものですよ。そのように将来の計画を立てることで結婚に対して前向きに考えることができるのはとても大切なことです。
お金のことは物理的な問題がありますが、将来の計画は気持ち的な部分が大きいですから、まずは結婚ありきで考えていくべきでしょう。
些細な問題なことが多いかも
運命の赤い糸という言葉があります。
結婚する男性と女性は最初から赤い糸で結ばれているというものです。
なんともロマンチックな話なのですが、出会いから付き合いが始まった2人にとって、この人と結婚したいと思うようになるとまさに運命の赤い糸を考えずにはいられないのです。
出会った経緯などお互いの生い立ちから考えていくと、もしもあのときに違った選択をしていたらこの人とは出会わなかったかもしれないと思うと、やはり運命というものを感じずにはいられないということですね。そのような運命を感じたパートナーと結婚したいと思うと、相手の気持ちも考えないといけません。
双方とも結婚したいと思っているのに、今ひとつ前向きになれないのであれば何が理由なのかを真剣に話し合わなければいけないのです。
中には荒療治として結婚しないのであれば時間の無駄だから別れるといった、意味脅迫めいたことを言う人もいるかもしれません。
これは結果として結婚を求めているのですから、別れ話を切り出したわけではないのです。
それでも、言われたほうとしてはかなりのプレッシャーを感じることでしょう。結婚に対して煮え切らない理由とは何なのかを改めて話し合ったほうがいいでしょう。結婚に前向きになれない相手にとっては大きな問題であっても、一方としては些細なことにしか思えないことも多々あるのです。
まずは結婚に前向きになれない理由をしっかりと聞くだすことです。
そしてそれはたいした問題ではないことをきちんと説明して2人で乗り越えていくように元気づけてあげるといいですね。