会話術を鍛えたい
友達からそれ以上の進展がなくてやきもきすることもあるでしょう。
なかなか恋人にまで到達しないのは何か原因があるようにも思えます。
傍で見ているともどかしいようでもあり、本人達はその現状をどう考えているのでしょうか。
会話のテンポを下げてみるとうまくいく?
出会いから友達以上になってもなかなかそこから進展しない…ましてや恋人にまで到達しないというカップルも多いことでしょう。
傍で見ていてもどかしく感じる人も多いと思います。
しかし、本人たちは本気で「友達以上恋人未満」となっている現状を打破しようとしているのです。
それではこのような状態から抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか。
実は、それほど簡単なことではありません。
カップルの数だけ恋愛の形があるので、これだという決定的な特効薬はないのです。
敢えて一つあげるとしたら、それは会話です。
会話の内容ももちろん大事ですが、たとえば初対面のときであれば込み入った話は避けるといった配慮が働くことでしょう。それが段々とデートを重ねていって、さらに食事の回数も増えていくと、込み入った話もするようになります。
それがお互いをより良く知るために必要になるのです。このあたりは自然な流れといえるのですが、そこからもう一歩が踏み出せないというカップルが多いのです。
食事によく行くカップルとなると見た目はもう付き合っている恋愛関係にあるカップルに見えます。
しかし、実体は二人がよくわかっているように友達以上ではあっても恋人同士ではないのです。
むしろ、食事に良くつきあってくれる友達とお互いが考えているのかもしれませんね。もちろん、それ以上の関係になりたいと思っていてもなかなかそこから一歩が踏み出すことができないのです。それは、つきあい方がいけないのか、それとも話の内容がいけないのか、そんなことも考えてしまいがちです。
しかし、それほど神経質になる必要はないでしょう。お互いが、会話の内容は大して気に留めてないものだからです。
そうなると考えられるのは会話の内容がだめなのかということになります。会話のテクニックも大事ですが、ちょくちょく会っているのでしたら気が合っている証拠です。常識的な会話ができていれば、大丈夫です。
少なくとも相手に対してマイナスの印象を与えていることはないでしょう。それでも気をつけなくてはいけないのは話し方ですね。
難しいことを言っているわけではないのですが、これはテクニックというのとも違うのです。どのような話し方がいいのかということですが、ズバリ明瞭かつゆっくりと話すことです。優雅で理知的な人はこれがしっかりと出来ています。
決して早口でまくしたてないことが大事ですよ。現状が打破できないのでしたら、何か現状を変える必要があります。
会話がかみ合わないこともなければ、少し会話をスローペースにしてみましょう。そして相手の話を良く聞くようにするのも忘れないでください。
目を見て話すように
どうしても友達以上という関係から脱却できないのが悩みの種というのでしたら、告白したらいいのでは?と思いがちです。
確かにそうなのですが、そのような雰囲気は当事者でしかわからないものです。
外野がとやかく言うものではないでしょう。しかし、友達以上という関係がずっと続いているのでしたら、その期間が長ければ長いほどその状態からステップアップすることは難しくなっているかもしれません。
何かを現状を打破しなくては、二人の関係はこのまま友達以上の状態でずっと続いていってしまうでしょう。
しかし、こちらが友達以上と思っていても相手のほうはただの友達としか考えていないかもしれません。
まずは、そのあたりをしっかりと確認したいのですが、確認ができないから、友達よりは親しいかもしれないから友達以上と自ら言っているのでしょう。もっとも、現状の関係だから、永遠に続くということもいえます。恋人になってしまって、別れが来たらそこで関係がプツリと切れてしまうことが多いからです。出会いから別れてしまうと後には何も残らないのです。それでも、友達以上あるいは友達だったらずっと現状のままでいられるのです。そうはいっても男と女ですから、現状の友達以上の関係からさらに上の関係を求めているカップルは多いことでしょう。
カップルの数だけ解決策は様々なのですが、一つだけ気をつけておきたいことがあります。
それは会話の中にあります。友達以上でさらにそれ以上の関係になりたいのであれば会話はとても大切です。ここで基本に立ち返ってみるといいでしょう。会話をしているときに相手の「目を見て」話しているでしょうか。目を見て話していることで言葉に真実味が出てくるのです。これからは相手の目を見て話すということを意識して会話をするようにしてください。
きっと何かが変わってくるはずです。
会話が全てというわけではないのですが、現状を変えるためにはちょっとしたことを変えてみて相手の反応を見るというのも常套手段です。その中でも会話というのは、その部分で関係が成り立っているところもあるので、とても大切なのです。