幸せを感じるとき
自分の感情を表に出さない人がいます。
俗に言われるポーカーフェイスなのですが、相手にとっては何を考えているのかわからないので、つかみどころのない人と映ってしまうことでしょう。
黙っていてもわかりあえる?
日本には、昔から何も言わなくてもわかるという阿吽の呼吸というものがあります。
それが古き良き日本の伝統と言われた時代もありました。もっとも、今でもそれを是とするような風潮もあります。それでも時代の流れでしょうか、そういった考えはやはり古くさいものとしてないがしろにされているように思えます。
コミュニケーションがもてはやされている時代です。やはり感情を言葉で出したほうが良い場合が多いということですね。感情を表に出さないと、なかなか出会いから恋愛に発展することはないでしょう。
恋愛を、何も言葉を介さない阿吽の呼吸だけで成就することはまず不可能といってもいいのです。
同性の友人同士亜ではわかりあっても、異性の間では言わないとわからない感情があります。「言わなくても好きなことくらいはわかってくれるだろう」というのは、確かにそういうこともあるかもしれません。言わなくても態度でわかることもあるでしょう。しかし、恋愛相手は常に愛の言葉を囁いてもらいたいのです。
愛の言葉を囁く
「好きだよ」とか「愛してる」というのは面と向かっては言いにくいものです。
それを克服して愛を囁きあうことで恋愛を成就させることができます。
出会いからそれを恋愛関係に発展させるには、どこかで相手に交際を申し込まなくてはいけません。「つきあってください」で通ることもあるかもしれませんが、その前に一言付け加えるとしたら「好きです」という言葉ですね。
さらに恋愛からその向こうの結婚に成就することがあるとしたら、人生の最大の転換点となるのがその異性への交際の申し込みとなるのです。
この人かもしれないという気持ちが大切
直感的にビビッと感じる異性との出会いという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
そのようなときはどのような引っ込み思案の人でもなんとかして、その人とお近づきになりたいと思うものです。
直感的に「この人かもしれない…」そう感じてしまうといても立ってもいられなくなって電話番号やメアドを聞いて、数日後にはツーショットで食事へ…。
こういう展開が理想的かもしれません。
本当に運命的な出会いであればそれでうまくいくこともあるでしょう。そこで大事なのはやはり相手の気持ちです。
こちらがどれだけ相手に対して好意を持っていたとしても、相手にそれが伝わらない、あるいは相手にその気がなければその恋はもちろん成就しません。
「あの人のことが好きで好きでたまらない…」それはピュアな気持ちであっても、その思いが強すぎると相手にとって大きな負担となります。
さらに、「獲物を狙うようなハンターの目」をしているかもしれません。
何がなんでも手に入れようと全身でぶつかりすぎると相手のほうが引いてしまうことになってしまいます。そのような気持ちでは相手の気持ちはつかめないでしょう。
もっとも初期の恋愛感情など、相手を好きになる感情というのは若いときであれば、その度合いをなかなかコントロールできないものです。
そのうちわかってくる
年齢を重ねていくと若い頃にはわからなかった気持ちがわかるようになるときがきます。
それは恋愛感情の愛情の押しつけは相手にとって迷惑で負担になるということです。
最初の恋愛は、一週間も二週間も会えない…連絡もできないという気持ちが募ってはちきれそうになることもあるでしょう。そのような苦しいときがあっても、後で必ず報われるときがくるのです。切ない恋愛というものは自分を磨く大きなチャンスとなります。
たくさん恋をしてそのせつなさを味わってもっともっといい大人になりましょう。
失恋が次の恋愛の糧になる
人を好きになって、散々苦しい思いをしても振り向いてくれない相手…。
そこには報われない恋があって、せつなさは増すばかりとなります。
そうすると、はちきれんばかりの心の痛みが襲ってくることでしょう。
そしていつしか、そんな相手にこれ以上エネルギーを使ってもきっと無駄だろう…そう割り切って前を向いて歩き出すことができるようになります。
そう思って相手への想いを断ち切ることが大切なのです。もっと自分を磨いて今よりもっと素敵になって相手を見返しましょう。失恋は自分を成長させる大事なエッセンスです。
挫折というのは大げさかもしれませんが、失恋での落ち込み度が大きければ大きいほど、後で考えたらそれが自分の人生の一大転換点となるのです。失恋は人を成長させ、さらに次の出会いの成功率を高めてくれることでしょう。挫折すると、あとはそこから這い上がっていくだけです。人生とはおもしろいものでそこから仕事もプライベートもうまくいくようになります。そうなるとどんどん幸せを感じることができるようになるのです。