ホラー映画を見に行こう
交際クラブ・デートクラブで出会った二人が「ホラー映画でデート」
ちょっとバカバカしいかもしれませんが、「デートで映画」っていつから定番じゃなくなったんですかね?
1980年代ごろまでは、デートコースの定番。
その中にもちろんホラー映画もありました。
ホラー映画を「子供だまし」と思っておられないでしょうか?
「ホラー映画」の始まりは1920年のドイツで始まったと言われています。
文学や舞台として有名な「オペラ座の怪人」が映画になり始めて上映されたのも1925年です。
ホラー映画の歴史ってすごく古いんです。
娯楽産業、こと映画産業は1970年代から1980年代に時代のピークを迎えています。
良く知られている、「ゾンビ」「ドラキュラ」「フランケンシュタイン」「魔女」「幽霊」ほとんどのキャラクターはこの時代に生まれ、現代でもそれらを踏襲したものがリメイクされているだけといっても過言ではありません。
現在でも欧米では多くのホラー映画が製作・上映されていますが、日本ではあまり聞かないジャンルとなってしまいましたが、「リング」など海外でも認知されているホラーはたくさんあります。
デートでホラー映画を見ても、怖いし楽しめないと思われるかもしれませんが、それは大間違い。心理学的にその効果は認められています。
吊り橋効果。この言葉ことありませんか?
揺れるつり橋の上を一緒に渡ると、その二人の関係が近くなる。
緊張状態や恐怖や不安を感じる状況を、誰か異性と共有すると親密度が増すのです。
確かに内臓が飛び出てくるような「気持ちの悪い」映画を見ることは、あまりお勧めできませんが、「何者かが襲ってくる」感じのホラー映画は、デートで二人の仲が親密になることに大きな役割を果たしてくれます。
今年の超お勧めホラー映画
お勧めしたいのは、1977年公開の「サスペリア」
イタリアのダリオ・アルジェント監督が、トマス・ド・クインシーの小説「深き淵からの嘆息」というミステリーをモチーフに作品化したもので、この時代のイタリア娯楽映画では異例の大ヒットを収めました。
日本では東宝東和の配給により上映され、コマーシャルや予告編で使われた「決して一人では見ないでください」は流行語にもなり、志村けんがコントの中で使っていたほどです。
また、この映画は「音楽」に非常に凝った作品でも有名で、イタリアの
プログレッシブロックバンド「ゴブリン」が全編を担当。人間が恐怖を感じるメカニズムをメンバーが研究し、独自の感性で全編にわたり「恐怖」をより彩っています。
物語は、ドイツの奥地にあるバレエの名門校に少女が転校してくるところから始まり、その学校の寄宿舎にいるとされる「魔女の呪い」に翻弄され、事件に巻き込まれていく。といった内容です。
しかし、1977年の映画。現在はブルーレイなどにもなっていますが、やはり劇場で見るのが一番です。
それが今年2017年、実現します。
『サスペリア』や『ゾンビ』をはじめとするホラー映画の音楽を数多く手がけた、イタリアのプログレッシヴ・ロック・バンド、ゴブリンの来日公演が決定。ゴブリンの生演奏付き映画『サスペリア』全編上映と、ゴブリン・ベスト・ヒッツ・ショーの二部構成(3時間超)。<ザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロック Vol.4>の一環で、10月29日(土)にCLUB CITTA’で行われます
交際クラブ・デートクラブで出会った女性とより親密になるチャンス!
この機会を是非お見逃しなく。
「決して一人では観ないでください」