俺様トークは厳禁！聞き上手の男になろう
- 1. 聞き上手の男になろう
- まとめ
目次
聞き上手の男になろう
モテる男になるためには、会話が上手でなければいけません。寡黙な男がモテたのは、はるか昔の話で、合コンなどで無口の人、デートであまりしゃべらない人は、つまらない男性と思われ女性に好かれないでしょう。ただ、いくら話が出来る人でも、その内容が俺様トークになっているようではいけません。
30代～40代になってくると、仕事にも恋愛にも自信が出てくるものです。そしてこれまで経験してきたいろいろなことを、他の人に自慢したくなってくる気持ちも少なからずあります。特に初めて会った女性などには、自分をアピールするために、ついついこれまでの自分の武勇伝などを話してしまうこともあるのではないでしょうか。まして交際倶楽部に所属できるステータスをお持ちの男性ならなおのことですよね。その地位に至るまで大変な苦労をされてきた方も多く、苦労話はしたくなるのが人情なのかもしれません。
また、仲良くなった時には、上から目線で女性にアプローチする人もいます。これらの俺様トークはハッキリ言って不快でしかありません。特に、若い頃にモテていた人はそういった俺様トークになりがちです。
学生時代スポーツをやっていて、モテていた人などは、30代になってもその栄光をひけらかすケースがあります。会話の中で学生時代にやっていたスポーツの話をすること自体は悪いことではありません。むしろ一つの話題としては最適です。ただ、その際に「高校時代は野球部で俺がエースで4番。俺があそこでホームランを打ったから勝てた」などといった自慢話は面白くありません。「へぇ、そうなんだ、凄いですね」、と会話がそれで終わってしまうか、延々と男性主導のつまらない自慢話をすることになります。確かにそれが事実だったとしても自慢しないで話をするのがモテる男です。
例えば、「一応野球部だったんだ。今はお腹も出てきて絶対できないけど」と切り出すのが良いでしょう。そうすると、『ポジションはどこだったんですか？』、「一応身体が大きいだけでピッチャーに」、『えー、すごーい。まさか4番バッターとか？』、「それも身体が大きいだけでね」、『すごーい。ホームランとか打ったことがあるんですか？』、「うん、どうせ打てないからと思って、目つぶって思いっきり振ったらマグレ当たりでサヨナラホームランだって(笑)」、というように、あくまで謙虚に話す事で会話も盛り上がりますし、女性も尊敬するでしょう。そして、仮にそういった話にならなかったとしても、一緒に飲んでいた友達などが「こう見えて、こいつ昔はすごかったんだぞ」と言ってくれるものです。そこでも「昔の話だよ」と言った方がカッコいい男に見られます。
また、恋愛に関してのトークでは、「俺はこれまで何人女性と付き合ってきた」とか「前の彼女は俺から振ったんだ」というように、過去の女性との付き合いを自慢するのはタブーです。特に、これまで付き合ってきた女性の悪口を言うのはもってのほかです。
中には、ちょっと仲良くなっただけ、もしくは恋人になった途端に、「お前は俺のものだ」的な発言をする人もいますが間違いなくドン引きされます。例えばちょっと仲良くなった程度なのに「お前のこういうところは直すべきだ」とか「そんな過去があったからこそ、俺に出会えたんだ」という発言をする人もいるようです。昔は“俺についてこい。俺についてくれば幸せになれる”的な男らしさにクラッと来る女性が多かったものですが、今の多くの女性はそういったセリフを言うと「はぁ！？何様のつもり？」と思ってしまいます。あくまで男性と女性は対等な立場がベストで、今は「一緒に幸せな家庭を作ろう」のほうが好感度が高いようです。
過去の武勇伝や恋愛話だけでなく、会話の中で常に自分の事ばかり言う人もモテません。いつも「俺はこういう仕事をしていて…、俺はこの前こんな映画を見て…、俺の趣味はこれで…」というように、俺が俺が、ばかりだと、女性は楽しくありません。女性は会話を楽しみたい人がほとんどで、むしろ自分の話を聞いてもらいたいものなのです。モテる男は、会話を盛り上げる事も大切ですが、聞き上手に徹することが重要です。
ただ、ここで言う聞き上手とは、「うん、うん」、「へぇ～」、「そうなんだ」という相槌を打つ事だけではありません。もちろん、話をスムーズに進めるためには相槌は必要不可欠です。ですが、それだけでは女性は乗ってきませんし、「私の話、つまらないかな」と思って会話が終わってしまいます。
例えば「昨日、『探偵はBARにいる3（映画）』を観てきたんだよね」と話を切り出された時に「へぇ、そうなんだ」とだけ相槌を打つと、『結構面白かったよ』、「へぇ」…と会話が終わってしまいます。
そこで「探偵はBARにいる3観てきたの？俺もみたいと思ってたんだよね。やっぱり大泉洋カッコつけ過ぎ？」と切り返せば、『そうそう(笑)、いつもはふざけてるキャラなのにね』、「1、2と比べてどうだったの？」、『私は1の方が面白いかな』、「だよね、1作目は…」というように、会話を楽しんでいる上にその内容は女性が主導となるので、女性も会話が楽しくなります。その映画の話題が元で、「じゃ今度この映画を見に行こう」という流れにもなりやすいです。間違っても、女性の話題を否定してはいけません。しかも俺様トークで「俺は映画は洋画しか認めない」なんて事は言わないようにしましょう。
まとめ
交際倶楽部に所属するようなステータスの男性は、やはり社会的に成功し、周囲の人間も彼を
持ち上げて、話を聞く（あるいは聞いたふりをする）人に囲まれることが多いです。それが自信の元になり、当たり前と思ってしまうと、いくら経済的にゆとりがあるとしても、関係はうまくいかない可能性が高いです。交際倶楽部の男性とお付合いするならば、そういった男性の気持ちをうまくコントロールして手玉にとれるのがベストです。
会話の基本はあくまで女性が楽しく話ができるように、聞き上手の男になりましょう。
