マッチングアプリなどで知り合う男性の中には、好きという感情が暴走してストーカー化する男性もいます。ずっと付き合い続けていたら、仲睦まじい交際どころではなくなってしまうのは確かです。ストーカー化した男性に対する正しい付き合い方はあるのでしょうか?
そこで今回は、ストーカー被害に遭う前の予防や対処方法をご紹介します。
交際クラブ、デートクラブをご利用の方も、ぜひ参考にしてみてください。
最初から個人情報を伝えるのはやめよう
相手のことが好きならどんな些細な情報でも知らせたいところです。ですが、交際が深くなればなる程、警戒心は薄れていきます。そのため、個人情報を自らの口からカミングアウトしやすい状況になってしまうというわけです。男性の中にはそれを悪用して、危険な交際へ陥れる人もいます。例えば甘い言葉を使って詐欺をするなど、人当たりがよさそうでも女性を罠にひっかけるなどです。とにかく住んでいる場所や名前、金銭的な情報などには要注意!気があって交際している男性から聞かれても、ストーカー化する兆候があるなら正直に伝えないようにしましょう。しつこく聞かれる場合はそれらの情報に近いことを伝えておくと、真剣な交際に発展したときもギクシャクせずに済みます。
一方でSNSなどに軽率に上げた写真などで、住んでいる場所を特定される可能性もあるんです。マッチングアプリなどでは気をつけていても、SNSは別だと割り切っていませんか?ストーカー化する男性の中には、SNSを特定して女性のプライベートを覗き見ている人もいます。その上「あの日でしてたよね?」と話を切り出されるなら、それは鳥肌ものでしかないはずです。そのような恐ろしい体験をしないためにも、SNSではマッチングアプリなどで使っている名前と違うものを登録するだとか、むやみやたらと住んでいる場所やその周辺、顔写真を加工なしでアップしないようにしましょう。ストーカー化してきた男性の特徴として、他の媒体でも繋がりを持っていたい、つまり監視していたいということが挙げられます。
突然機嫌が悪くなったときの対応
自分の思い通りにならないと怒りや悲しみを表現するストーカー気質の男性は、正直子どもっぽくて相手の気持ちに立てず扱い方が難しいです。ストーカーする男性は自分が行ったことが微塵も悪いとは思っていない反面、あなたに依存していて四六時中あなたに自分自身のことを考えていてほしい利己的な考え方があります。例えば友人と飲みに行くなんて言うと怒りや悲しみを露わにする、行かないでと言葉や行動で阻止される、若しくは一緒に付いていくと言われて、本来自由であるべき行動を制限されるなど、行き過ぎた行動が特徴的です。好きになったら相手の動向や交友関係が気になるのは、男女関係なく誰にでも起こり得るあるあるです。しかし、この行動が行き過ぎると相手のスケジュールや人間関係を完全に把握したい、コントロールしたいという感情に支配されるというわけです!
制限されているからと拒否した場合、男性の機嫌が悪くなることもあります。
さっきまで機嫌がよかったのに、何かの拍子で一気に機嫌が悪くなられると、どのように接していいのか分からなくなりませんか?
大抵のストーカー化した男性は自分が悪いことをしていると自覚していないため、行動そのものを拒否したり我慢できずに感情的になって『やめてほしい』とアピールしたりするのは逆効果です。面と向かった状況以外でもたとえ文面だけだとしても『どうしてこんなに尽くしているのに!』と、気分を逆撫でしてしまう可能性が高くなります。だから最初は、上辺だけで取り繕ってみてから「病的なほど思ってくれている」と受け入れることが大切です。ですが一緒に堕ちていく必要はありません。次第に連絡する頻度を減らしていって自然消滅させた方が危害は少ないでしょう。
対策してもストーカー被害に遭ったときは
男女の出会いの場のひとつでは、自分好みの相手と出会いやすく、関係を結びやすいメリットがあります。さらに交際クラブでは入会する前に面接や審査があって、マッチングアプリなどの出会い系サービスの中では、トラブルが少ないことも特徴的です。そんな状況でも、大なり小なりストーカー被害と見なされるトラブルが引き起こる場合もあります。例えばスムーズに登録できたのに、ストーカー化した男性の行動が悩みの種になるなら、すぐに事務局やスタッフに相談しましょう。特に登録するときに、スタッフが自分の不安や疑問に丁寧に対応してくれるかどうかを見極めることがポイントになります。今後もずっとサービスを使うなら、対応してもらうときに顧客の立場に立てているかを冷静に見極めることが必要です。
一方で、事務局やスタッフから適切な対応をされなかった場合は、被害が拡大して行く前に警察や弁護士、国民生活センターや消費生活センターに相談しましょう。最近ではストーカー規制法を適用される事例も増えてきたので、第三者を介して解決するケースも多いです。それに全ての交際クラブや一部のマッチングアプリでは、女性は無料で事務局やスタッフに相談することができます。男性は入会費・年会費・交際クラブにおける女性の紹介料の費用を払えば、相談料金など他にお金がかかることはありません。そこで不当な請求をされた場合は、全ての原因となったマッチングアプリや交際クラブを通すのではなく、国民生活センターや消費生活センターに相談する方が丸く収まります。
まとめ
女性は男性の前では非力です。男性の愛しているという気持ちが暴走したまま受け入れようとすると、思わぬところで大怪我を負ってしまうかもしれません。ここで女性ができることといえば、しっかり自分の身を守ることです。ストーカー気質に当てはまったからと言って、最初から痛烈に批難するのではなく、一旦受け入れて距離を置く方法をおすすめします。