気になる人や恋愛に発展しそうな人とデートをするとなるとドキドキしますし、大袈裟かもしれませんが、「一世一代の大勝負」と思っている方もいらっしゃるでしょう。
たった一回のデートでお互いの印象が決まってしまうことも少なくないので、デートに力を入れるのは当然のことです。
しかし、楽しみにしていたのに相手が話を振ってくれないとか、話が全く盛り上がらないといった経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
相手が必ずしも話し上手であるとは限らないため、会話が盛り上がらなかった時のために、いくつか対処法を知っておくと安心です。
なぜ会話が続かないのか?その原因は?
お互いに楽しみにしていたはずのデートなのに、なぜか話が盛り上がらないとか、沈黙が多くなってしまうことは決して珍しくありません。
前日までのやり取りで、デートのプランや行く予定のお店を楽しく話し合っていたにもかかわらず、当日との温度差にビックリしてしまう方も多いでしょう。
「デート前まであんなに楽しそうに話していたのにどうしたんだろう?」と悲しい気持ちになってしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
特に男性側がこのようなケースに陥ることが多く、女性が会話をリードしようと努めるシーンは街中でもよく見られます。
このような事態に陥る一番の原因は「緊張」にあります。
特に初デートの場合は、対面するのが初めてであることが多いため、想像以上に相手が素敵な人だったり、イメージ以上の美しさであった場合は、男性側の緊張は一気に高まってしまいます。
今までメールなどでやり取りしていた人が目の前に現れたとしたら、誰でも緊張しますし、相手が想像以上だった場合はなおさらです。
また、初デートの場合は女性も緊張してしまうことが多く、お互いに緊張してしまうとさらにスムーズに話をすることが難しくなってしまいます。
極力、相手を緊張させないように、そして自分自身も緊張しないように、普段通りでいることを意識しましょう。
相手の基本的な情報から話題を広げる
初デートの場合は、まだまだ相手のことをよく知らない状態である方が多いと思います。
特にメールなどのやり取りの期間が短いうちにデートの約束をした場合は、相手のことをよく知らないままデートをすることになります。
「どんな人なんだろう」とドキドキしながらデートに向かうのも、恋愛における楽しみの一つですよね。
もし事前のやり取りが少ないうちにデートが決まったら、デート当日に話せる話題を確保するために、相手の情報はできるだけ聞かない方が良いでしょう。
もちろん、どこの誰かも分からないのにデートをするのは怖いと感じる方が大半だと思いますので、名前、年齢、住んでいる場所、職業、顔写真くらいは交換しておいた方が安心です。
しかし、それ以外の家族構成や具体的な仕事内容、趣味、好きな食べ物や嫌いな食べ物など、口頭で話した方が良いと判断される話題に関しては、事前にメールでやり取りしてしまってはもったいないです。
それらをデートの時に話すことによって会話に困ることはありませんし、そこから共通点や自分とは反対の事実を発見できるかもしれません。
人間は自分が興味を持てる話題だと長い時間話せるものなので、デート中に相手に興味を持つためにも知りたいことはどんどん質問してみると良いかもしれません。
大人同士のデートの場合、特に仕事の話や趣味の話に関しては盛り上がることが多いですし、相手と全く違う仕事や趣味を持っている場合、新しい世界が広がります。
どうしても緊張してしまうという方は、相手に対して聞きたいことや知りたいことをある程度まとめておくと、当日スムーズに会話が進みますよ。
デート時間を短く設定する
もしかしたら、「せっかくのデートだから時間は長めに設定しよう」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
相手に対して好意があればあるほど、長く一緒にいたいと願ってしまうものですよね。
しかし、長すぎるデート時間を設定すると、後半になるにつれてだんだんと話すことがなくなるといった事態が起こり得ます。
最初はお互いテンションが高いので、多少気を遣い合っていても苦痛ではないでしょう。
しかし、人間の集中力は永遠に続くものではありませんので、時間が経つにつれてどんどんと疲れてくるものです。
その結果、デート中であるにもかかわらず、会話が弾まなかったり、疲れた顔を見せてしまうといったケースが考えられます。
このような状況にならないためには、集中力や気遣いがほどよく続くくらいのデート時間を設定すると良いでしょう。
「少し物足りないな」と思うくらいの長さにしておけば、会話にも困りませんし、お互い「また会いたい」と思えるはずです。
デートと会話の関係は切っても切り離せないほど密接なものですね。
会話の内容や満足度によって、「この人は良い人」とか「次も会いたい」という気持ちが生まれると言っても過言ではありません。
相手がどんな会話をしたがっているか、どんな会話が好きそうかを踏まえて会話をすると、「お話上手」とみなされ、さらに相手の目には魅力的に映るでしょう。