デートの楽しみ方で欠かせないものといえば、写真撮影ではないでしょうか。思い出の一瞬を切り取るその行為には、デート中の甘い雰囲気を後から思い出すことができます。もしその写りが悪かったら、素敵な思い出と相まって残念です。そこで今回は、写真写りが劇的によくなるポイントを4つご紹介します。
目を瞑る癖があるなら
写真に写った自分の表情を見ると目を瞑っていた…そんな経験はありませんか。
シャッターを切られたときは目を開けていたつもりでも、そういう不思議な現象が起こることがあります。真正面から撮られていると分かれば、カメラのレンズの向きに目線を合わせるはずです。それよりも効果的なのが、顎を引いて眉を上げて上目遣いを狙うこと!意識して上目遣いをすることで、目が開きやすくなって瞑ることも少なくなるんです。さらに黒目を大きく見せる効果もあります。シャッターを切られるときに緊張するなら、一度深呼吸をして顎を引いてみましょう。きっとリラックスした表情の写真写りが良い瞬間が撮れます。ただし、睨んではいけません。敢えてシャッター音がならなかったり、シャッターライトが光らなかったりする方法を試しても、自然な表情が撮れやすくなるので写真写りの良い結果につながるでしょう。
仏頂面で怖い印象なら
実は人間の顔は左右非対称なことが多いんです。例えば履歴書に貼り付ける証明写真。仏頂面で怖い印象に写りやすくダサく見えるのは、正面から写真を撮っているためです。非対称で顔のアンバランスが目立つので、残念な写真写りになってしまいます。それを防ぐためには、左右どちらかの顔を少しだけ前に向けて斜めに撮ることがポイントになるでしょう。アンバランスさが軽減されて、写真写りが劇的に変わります。ちなみに多くの人間は、左側から撮影すると「可愛くて優しい印象」に、一方で右側だと「知的でクールな印象」に取れるんです。雰囲気を出したいときに使えるテクニックであるといえます。有名人やモデルの写真を見て、写真写りを研究してみるのもいいかもしれません。特に自分と似た顔の有名人やモデルがやっているポーズは、是非ともいい写真を撮る上でマネしてほしいポイントが凝縮されています。またヘアスタイルで、顔の左右非対称をアシメスタイルにして調整する方法もおすすめです。
自然光を活用すると
写りがいい写真を撮る上で、光の質も重要なポイントになってきます。薄暗い場所はもちろんのこと、蛍光灯の光の下でもコントラストが原因で盛ることが難しいです。どうしても写真が薄暗かったり盛れずに撮れたりする場合は、朝から昼の時間帯を選んで自然光を活用しましょう。屋外であれば太陽の光や室内であれば窓辺から差し込む光など、毎日目にする自然光を使うことで盛れて柔らかい雰囲気の写真を撮ることができます。それでも暗くなってから写真を撮る場面もあるでしょう。そんなときはオレンジ色の光がある場所が、穏やかなコントラストで柔らかい雰囲気が引き出せるのでおすすめです。また、特に女性には気をつけてほしいことがあります。それはファンデーションの色です。自然光を使って撮る写真ではそれほど目立ちませんが、夜に明るいフラッシュに当たって写真を撮ったときに顔のファンデーションと首元などの地肌の色が合っていないなんてことも。そんな事態を避けるために、汗をかきやすい夏場のメイクの崩れやカラーには特に気を付けてください。
撮影テクニックを使う
スマホで写真撮影をする人がほとんどの今、少し手を加えたテクニックを使うことで写真写りが変わることがあります。多く出回っているスマホのカメラには広角レンズが備わっていて、画面の端のものはそのままの状態から引き延ばされるんです。端に写ると太って見えるため要注意であるといえます。これを逆手にとって、画面の中心に顎を寄せてみるとフェイスラインがスッキリと見えるでしょう。このときにスマホを斜めに傾けて撮影すると、小顔効果が最大限に発揮できます。さらに、自撮りをするときは腕の角度を斜めにすると盛れるでしょう。角度は20度ほどで、少し見上げるくらいの高さだったらバッチリです。若見えや可愛らしさが前面に出せるテクニックといえるでしょう。また写真撮影のときによく使われている合言葉のハイチーズは、口角が上がらない口回りの動きなため笑顔が不自然になることが多いです。ハイチーズに変わる合言葉、それはウイスキーになります。この合言葉は自然と口角が上がって笑顔を作りやすい口の動きなんです。もし笑顔が上手く作れないときは、ウイスキーという合言葉を唱えた瞬間に写真を撮ってもらいましょう。
普段持ち歩くスマホで、昔よりも写真撮影がしやすくなりました。思い出の一枚が上手く撮れていないとテンションが低くなってしまいますが、今回ご紹介したポイントを踏まえて活用することで写真写りが劇的に変わるでしょう。今すぐ使えるテクニックばかりなので、撮影をする機会があればぜひ取り入れてみてください。