付き合っている二人ですから、愛し合っているのは当たり前のことです。
それでも少し理屈めいたことになるのですが、今は愛しているけど、これからはどうだろう…ということです。
これからも愛し合うに決まっていると、どのカップルも声高に言うことでしょう。
それは当然のことです。それでも、先のことはわかりません。今はすごく愛し合っているカップルでも、そのうちの何割かは結婚まで行き着くことはありません。
結婚にいきついても4分の1は離婚しているのですから、前途洋々というわけにはいかないのです。
交際クラブ・デートクラブをご利用の皆様も是非参考にしていただければと思います。
お互いを尊重することが大切
例えば一つの例ですが、結婚しても数年経つと別れてしまう夫婦がいるとします。
そして、その一方で結婚してから50年以上添い遂げている夫婦もいるのです。
この二つの夫婦の違いはどういったものでしょうか。
気持ちの持ち方の違い、愛し合っている度合いの違いなど、と片付けてしまうのは簡単なことです。
しかし、それだけではありません。
現在、離婚の件数が増えていることについて、離婚自体のマイナスのイメージが薄らいできているのは間違いないでしょう。
結婚は昔から、忍耐という言葉がよく使われます。
これは言い得て妙ということが言えるのですが、確かに生活環境の違い、価値観の違っている男女が一緒に生活をするのですから、どこかでボタンの掛け違いが出てしまうことは間違いないでしょう。
しかし、それを補ってあまりあるくらいの愛情があれば何も問題はないのです。
そして、そのうえに忍耐と寛容があれば二人が仲違いすることもありません。
しかし、必ずしも我慢しなくてもいいという気持ちが強ければ、離婚に至る夫婦もいるでしょう。
お互いを愛するという気持ちが希薄になっていくことは間違いありません。
出会いがあって、二人の仲は急展開していきます。
この人と一緒になりたいと強い気持ちを持つ二人でしたら、ずっとパートナーを愛し続けることができることでしょう。
そこで、自分は我慢しないという気持ちを持ってしまったら、自ずと二人の仲は下降線を辿ってしまうことになります。また昨今の、離婚は悪くないという風潮も考えものです。
意見の不一致や性格の不一致があれば、まずはそれを是正していかなければいけないのです。
嫌いになったらすぐに別れるということによる離婚は是正されなければいけません。
努力をして、二人の関係を是正しようとしても、尚ダメだったらそのときに考えればいいことで、まずはお互いを尊重して愛していくということが大切になるのは言うまでもありません。
大切なのは二人の会話
パートナーを愛し続けるということはどういったことでしょうか。
好きこそものの上手なれ、ではありませんが、まずは好きになることが大事です。
そこに理屈はなく感情が先に立つのです。人を好きになるというのは案外簡単なところから始まるのです。
まずは、胸キュンになるような出会いがあって、二人の仲が急速に発展していきます。
そこから、その先には結婚が待っているというのは、今の愛し合っているカップルには短絡的なものかもしれません。
もっともそれは、現在は男女とも晩婚化が進んでいるのとは無関係ではありません。
女性が強くなった時代とも言われて久しいですし、女性の社会進出が進みました。
会社でも女性の管理職というのはとても増えています。
また、女性の社会進出が多くなったことで、相対的に男性の所得が減少したことも考えなくてはいけません。
そういったことで、男女の結婚年齢が上がっていることと無関係ではないのです。
そして、それ以上にパートナーを愛し続けるということが希薄になっていることも、晩婚化の原因としてあげられるのです。
晩婚化はこれ以上先延ばしにしたら、結婚の機会がなくなってしまうということもあります。
人は誰でも結婚願望があるのです。
それは、一人では生きていけないということと、老後が一人では寂しすぎるということもあるでしょう。
そして、結婚することとパートナーを愛し続けるということはイコールでなくてはならないのです。
結婚をして、パートナーを愛し続けることができなければ、やがては離婚という2文字が二人の頭上に出てくることでしょう。
人を愛し続けるということは簡単なようで難しいものといっていいでしょう。
結婚は忍耐と寛容が大切だというのは間違いありません。
それができなければ離婚とするのは、あまりにも短絡的すぎるのです。
それよりも、パートナーを愛し続けることができないのが大きな問題となっているのです。
それでは、パートナーをずっと愛し続けるにはどうしたらいいのでしょうか。
その一つの有力な解決策としてはコミュニケーションがとても大事になります。
コミュニケーションを常に保つことが大切です。
簡単に言えば会話をするということですね。
会話はパートナーが何を考えているのかがわかる唯一のものさしと考えていいでしょう。
パートナーが何を考えているのかを知ることで、仲違いを、そして離婚を回避することができるのです。