わがままな女性は男性から好かれる、昔からそう言われることが多いんですが本当にそうなのでしょうか。
もちろん自分の好きな人が自分に対して甘えてくる姿は可愛らしく思うものでしょう。男性は元々女性を守ってあげたいという気持ちが強いですし、自分の力で叶えてあげられるようなことであれば何でもしてあげたいと思うものでしょう。
でも女性のわがままもある程度の度をすぎてしまうと、嫌われるわがまま女になってしまう可能性が高いと言えます。では男性から愛されるわがままと、嫌われるわがままにはどんな違いがあるのでしょうか。
今回はその点をご紹介していきたいと思います。是非参考になさってみてください。
そもそもわがままというのは、他人には言わないものです。仲の良い人、本当に信頼している人にだけわがままを言うものです。
子供が親にわがままを言って何か買ってもらったり、妹がお姉ちゃんにわがままを言ってお気に入りを譲ってもらったり、弟がお兄ちゃんにわがままを言って一緒に遊びに連れて行ってもらったり、孫が祖母に甘えてご飯を一緒に食べに行ったりするなど、本当に気の許せる人、親しい間柄の人にぶつける気持ちをわがままと呼びます。
そこには相互の間に深い愛情関係があり、それが土台であることによって多少犠牲が伴うようなことであったとしても、言われた相手はそのわがままを受け入れることができます。
彼氏も彼女に愛情があるからこそ、本当に好きだからこそ彼女が多少無理なことを言ったとしてもその願いを叶えてあげたいと思うのです。
例えばデートでどこどこに行きたいとか、これを食べたいとか、週末に絶対会いたいとか、一日に一回は電話をしてほしい、LINE はすぐに返してほしい、他の女の子と仲良くしないでほしい、飲み会に行く時には報告してとか。
でもそんな可愛いわがままなら、仕事が立て込んでいて本当は時間がないんだけど、彼女が望むのであればちょっと休憩時間を削ってでも電話しようかなとか、ちょっとめんどくさいけど LINE は返しておこうかなとか、週末に毎週会うことができるように平日お仕事を頑張って終わらせてしまおうとか思うものなのかもしれません。
他にも構って欲しいよとばかりにくっついてみたり、まだ帰りたくないと駄々をこねてみたり、さっきまで会っていたのにまた会いたくなっちゃったなどの彼氏を喜ばせるようなわがままは、可愛いと思ってもらえるようです。
一方、わがままには男性から嫌われるタイプのわがままもあります。
素直に甘えるようなわがままなら良いのですが、上から物を言ったり、してくれて当然のような態度で言われると同じような内容でも男性は受け入れ難く感じます。そもそもわがままというのは、普通にできる提案ではなくて、相手に多少なりとも犠牲を払ってもらわなければならないものばかりです。
犠牲と言うと大げさかもしれませんが、相手のために時間を取り分けなければならなかったり、貴重なお金を使わなければならなかったり、本当は家で休みたいのに体力を使って会いに行くなどの労力を費やさなければならなかったり、それは愛情ゆえに彼氏が払ってくれる犠牲です。
それを知ってか知らずか、自分に色々としてくれるのが当然とばかりの偉そうな言い方をしては、彼氏から嫌われてしまうのも当然かもしれません。
彼女も本当はそんな偉そうにしているつもりはないのかもしれませんが、感情表現が上手ではなく、本心が相手に上手に伝えられないことで彼氏に嫌な思いをさせてしまっているのかもしれません。
他にも人前でわけの分からないわがままを言われたり、友人達が見ている前でイチャイチャしたいとわがままを言われたりすると、男性は戸惑ってしまうようで嫌われてしまいます。
男性同士はプライドがあるものですから、友人の前で彼女からわがままを言われたり、自分がそのわがままに振り回されている姿を人に見られたりするのはとても嫌がります。
彼氏のそんなプライドをズタズタにしてしまうと、とてもめんどくさい彼女ということで愛想つかされてしまい、わがままを聞いてもらえるどころか別れ話まで発展するかもしれません。
わがままを言っている女性は可愛いと言う先入観に洗脳されてしまって、彼氏の機嫌をそこなってしまうことがないように十分に気を付けなければなりません。
ここまでで、愛されるわがままと嫌われるわがままの違いをどのように理解することができるか、具体的にご紹介しました。
もちろん女性も完璧ではありませんから、いつでも男性が喜んでくれるようなわがままを言えるというわけではありません。
イライラして彼氏から嫌がられるようなわがままを言ってしまうこともあるかもしれませんし、彼氏の気持ちを考えないで気持ちをぶつけてしまうこともあるでしょう。でもどんなわがままが嫌われるのか、どんなわがままが愛される秘訣なのか少しでも理解していれば、彼氏を困らせてしまうことを最低限避けることができるでしょう。
交際クラブ・デートクラブにおいても参考にしてみてください。