仲の良いカップルでも破局を迎えることがあります。
ずっと一緒にいたいと誓ったのに別れるカップルがいることが信じられないという人もいるでしょう。
人の心は移ろいやすいものですが、それでも二人の努力があればいつまでも一緒にいることができるのです。
共通の目標を持つ
男女の晩婚化が進んでいる時代です。
男性の結婚の平均年齢はすでに30歳を超えているのに対して、女性も30歳を超えるのは時間の問題とされているのです。
1970年の女性の初婚年齢の平均が24.2歳だったことを考えると時代の移り変わりは激しく、かなり晩婚化が進んでいることがわかります。
これには、女性の社会進出や個人主義の浸透など様々な側面があるのも事実なのです。
一方で、生涯にわたって独身でいたいという男女は少ないということもアンケートなど結果などからでわかっています。このことから、結婚できる環境が整ったらすぐにでも結婚したいと考えている男女も多いということですね。
男性の場合は特に、結婚したいのにできないことが多く、女性と違って結婚できない男性というレッテルが貼られることが多くなっています。
社会的な環境も結婚することを阻害しているのではと思う節もあります。
もちろん、男女間の気持ちのほうが一番優先されなければいけませんから、出会いがあり、いつのまにか真剣な交際が始まります。
そうすると、やがては結婚という2文字が二人の間に現れるのです。
それを真剣に考えるのか先延ばしにするかで、結婚が近くなったり遠のいていってしまうこともあります。
愛し合ったカップルであれば、結婚に踏み切ることは、それほど難しい問題ではないでしょう。
お金の面が心配ということであれば、二人でお金を稼ぐような将来設計を立てればいいのです。
逆に考えて子供が欲しいと思えば、30歳までに子供を作るという具体的な目標を持つことも大切です。
二人の間に共通の目標ができたときが結婚する大きなきっかけになると言えますね。
背中を押してくれる
人生は良いときばかりではないのは誰でも知っています。
病気もあればケガもします。精神的に不安定になるときもあるでしょう。
金銭的に困ることも少なくないですし、人生の中で気持ち的に不調になることは誰にもあることです。
そんなときにそばにいてくれる人がいたら、これほど心強いことはないでしょう。
出会いから付き合いが始まり、恋愛関係が長くなると、どのようなカップルでも結婚を意識するようになります。
もちろん、将来的な約束はあると思いますが、結婚をするきっかけというのが大切になってくるのです。
当然ですが、お互いの信頼関係も大切になります。
この人となら一生一緒にいても大丈夫と思わせるものが必要となるのです。
それを考えると、病気やケガのとき、さらには精神的に落ち込んだときに、どれだけ親身になってくれるのかが、この人と結婚したいというポイントになることが少なくないのです。
結婚は精神的な結びつきが大きなウエイトを占めます。
パートナーが困っているときにそばに寄り添うだけでも、パートナーの気持ちを和らげることができるのです。そんなときに、パートナーはグッとくるものです。
もともと、恋人関係で将来的に結婚してもいいかなと考えている関係なら、なにかちょっとしたきっかけ、それこそ背中を押してくれるものがあれば、そこから堰を切ったように結婚に向かって話がトントン拍子に進んでいくものです。
その流れに逆らわずに二人の間で話を進めていくと、結婚への最短ルートが開けていくということですね。
先立つものが大切
結婚をしたくなるきっかけはたくさんあると思います。
一番大きなものは、将来的に金銭面で不安がなくなるときが、結婚したくなる大きなきっかけとなるでしょう。結婚するにもお金が必要です。
そして、結婚してからの将来展望も先立つものがなければ思い描くこともできないでしょう。
ですから、非正規雇用の人でしたら、正規雇用になったときが結婚したくなる大きなきっかけとなるのです。
あるいは正規雇用の人でしたら、劇的に昇給したといったタイミングが結婚の大きなきっかけとなるのは間違いありません。
出会いから、この人と結婚したいと思うことが多々あることだと思います。
それでも、願望であって具体的なものではなかったことでしょう。
具体的に結婚を考え、それを後押ししてくれるのは、金銭的な余裕が生まれたときです。
結婚したくなるきっかけで金銭的なことをあげる人は、結婚に対して誠実だと言えます。
勢いだけ、あるいは感情に流されての結婚で、しかもお金が無い状態だと、幸せな結婚生活を送ることはできません。
どちらか一人がお金を稼げばいいという時代でもないのです。
二人で助け合いながらお金を稼いでいくことが、将来展望に繋がっていくのは間違いないでしょう。
お金があると、結婚への意欲が高まっていきます。
一人の稼ぎで家計を支える時代は終わりを告げています。
二人で助け合って、生活費をやりくりしながら結婚生活の展望を考えるようにしたいものですね。