女性から愛してるとは言ってはいけない

女性限定の話になりますが…
女性の悩みで多いのが「好きな人がいるので、愛しているとか好きだとか自分から告白したいのですが、どうしたらいいですか?」ということだそうです。
恋愛の法則から考えて見ると、「絶対に女性のほうから告白してはダメ」ということになるのです。
絶対というわけではありません。業を煮やして女性のほうから告白…ということもあるでしょう。総じてというか一般的には…というように考えてください。
「女性のほうから告白しない」というのはより相手に愛されるための法則です。

女性は、受け身の動物であり、受けることで幸せが増える存在なのです。
ですから、愛を受ける立場でいるほうが恋愛のスタートとしては良好ということですね。
「愛してる」は男性から言われる言葉であってこそ、女性は輝くことができるのです。
もちろん、女性のほうから「愛してる」と表現してもいいのですけど、それは二人の関係が始まってからでOKです。
相手がこちらのことを思ってくれているということがなければ、その言葉だけ残してもしかたないのです。焦らなくても、相手がこちらに気があれば、そんなことは相手が勝手に言ってきてくれるでしょう。
こっちがニコニコ誘われるままに楽しく会っていると絶対に言ってくることでしょう。
「この子は、ずっと僕と会ってくれているけど、好きで会ってくれているのかな?それとも僕が誘ってるから来てくれているだけなのかな?どっちなんだろう…」今度は男性のほうが悩み始めるのです。
そうしたら、「好き?」とか「よかったらつきあいたいんだけど」などと男性のほうから聞いてくるようになるのです。

楽しくハッピーにときめきながら会うということが続けば次第に「自分だけの人でいてほしい」という独占欲も男性には出てくるのです。
何回か会っていて、感じがよかったら勝手に向こうから好意的な言葉を言ってくるでしょう。
その男性の血液型が何型であってもどんなおとなしい性格であっても、少しワイルドであっても、女性としてこちらから絶対に愛を告白しないでいて、それでも会うたびにニコニコしていたら、男性は絶対に決定的なセリフを言ってくるのです。
その言葉を男性は言いたいということですね。
できれば、「自分から言いたい」のです。その言葉を女性から言ってもらうのではなく、「言わせてほしい」ということですね。それが男性のロマンであり、男性が本来、狩りをする動物であることの本能として、ということが大きいのです。
別に言われるのが嫌だということではありません。それでも男性は女性から言われるよりも、自分から愛を告げる展開のほうに燃え上がるということですね。

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女性から告白するとどうなる?

男性も女性から何か好意的なことを言われることに対して、悪い気はしないでしょう。しかし積極的にもなれないのです。
自分から「この人はいい!」というくらいに惚れ込んだ人ではないかぎり、そんなに熱くはならないということなのです。男性が燃え上がるのは自分から惚れぬいた女性をつかまえたいときだけなのです。
女性からの愛の告白は嫌ではないけれど、自分が燃え上がっているのとは感覚が違うので盛り上がりは今ひとつ欠けるということですね。
ですから、女性から好きといわれたら嫌な気はしないのですが、それ以上追いかけようとは思わないというのが普通なのです。
なぜなら、すでに手に入っているからです。
そうなると、「この女性はこっちに惚れてるし、ほっといてもついてくるだろう…」ということになってしまって軽くあしらわれるようになるでしょう。
男性から大切にされないというのは、女性が恋愛をするうえでもっとも悲しいことだといえます。だからこそ価値ある存在としてふるまいたいのです。
男性でも女性から告白されて恋愛してもいいよという人もいるでしょう。
草食男子がもてはやされる時期もありました。
しかし、そうなるとずっと何かにつけて、女性のほうから働きかけないといけない状態になってしまって、愛されているという感覚が乏しくなってきて、ついにはやりきれなくなってしまうでしょう。
「私ばかりがんばって、誘ったり、二人の行事をつくって、いったい私はこの人のなんなの?」となってしまいます。
しかし、それは誰が悪いのではなく、相手もその女性のことを積極的に愛さなくてもいい生ぬるい状態を手に入れてしまったために熱くはなれないということなのです。

女性には耳の痛い話になってしまいましたが、本来は女性が男性をコントロールするのがいいでしょう。
例えるなら手のひらの上で踊らせるということですね。
それには、男性のほうから一方的に惚れられるほうがいいです。
もちろん女性のほうも男性を好きにならなくてはいけませんが、惚れられるということが強ければ強いほど女性も相手の男性を好きになっていくことでしょう。交際クラブ・デートクラブにおいても、そのくらいのほう恋愛のさじ加減はちょうどいいのかもしれません。

Author: 桑折哲朗
『TEAM THE 徹底攻略KC』代表。 交際クラブ(デートクラブ)で遊んで早や何十年の業界の生き字引。愛猫が癒し。 交際クラブ黎明期から業界の変遷を目にしてきている。
投稿日:2018.05.01

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