出会いを求めてなにをしている?

「婚活しなくちゃ」多くの男性や女性の合い言葉というわけではないのですが、未婚男性や未婚女性となると避けては通れない言葉でしょう。
そして多くの人がしているのが「合コン」ですね。確かに手軽というか身近な出会いの方法です。誰もが婚活を考えるときに、最初に思い浮かべるのが合コンでしょう。

合コンで出会いがある?

しかし、合コンは手軽で身近な出会いの強力な方法と思いがちですが、一方でというか多くの声として「婚活に役に立たなかった」というアンケートの調査結果が出ているのです。
これは女性誌のようですが、男性についても同じでしょう。結婚は男性と女性がするものですからね。
これも理由がはっきりとしていて、「参加者の目的がバラバラ」だからです。
みんな婚活で参加しているのでは?と思いがちですが、友人知人を誘っての合コンでは、彼女のいる男性や彼氏のいる女性が参加してきます。その夜限りの異性を求めて参加している人もいるでしょう。

交際クラブ・デートクラブにも言えますが、中には妻子ある人が混ざっているかもしれません。
こういったことは、外国特にアメリカでは考えられないことだそうです。
アメリカ人の目から見れば、出会いの場としてある合コンに既婚者が来るのはありえないということらしいです。これはアメリカの「罪の文化」と日本の「恥の文化」の違いということがあるのかもしれません。この恥の文化というのは隠れてやってばれなければいいという、自分勝手な意識が見え隠れしているのです。

婚活合コンということを明確に

合コンを有効な婚活にするためには、婚活合コンということを周知徹底させなければいけません。
幹事になるひとは事前情報をしっかりと把握しておくことも必要です。
やり手の幹事女性でしたら、あらかじめ参加リストから誰と誰がくっつきそうだとかお似合いのカップルだという目処をつけるのだそうです。
じっさいに婚活合コンに出席する男女となるとあとはきっかけだけですから、そういった半強制的なところで出会いから即つきあいが始まっていくものなのです。

男性にとっての合コン

男性のとっての合コンは、ある意味チームプレイの場ということが言えるでしょう。
参加した男性全員で、合コンの場をもりあげて誰か一人でも女性と仲良くなれたら良しという風潮があるのです。
合コンの席でみんながカップルになることは、なかなかありません。
一組も難しい場合がほとんどでしょう。よほど相性がよくて無理矢理くっつけるようなことをしないとカップルになるのは難しいのです。だからこそ必要なのがチームプレイということですね。

女性にとっての合コン

女性もある程度チームプレイはあるようですが、進行は男性に任せることが多いです。
そして、合コン慣れしている女性は気に入った男性の横に座ったり、ずっと話し込んだりしているのです。実際にそこまでいくと、他の男性も女性も遠慮しますから自ずと二人きりとなるでしょう。
それこそが合コンの醍醐味ですから、進行は男性が行うといいながら、決定権は女性が握っていることが多いということですね。
もちろん、目立ちすぎたりすると他の女性に嫌われることもあるでしょう。合コンの席ではそこそこの行動が重要かもしれません。
まずは場つなぎとして次の合コンに期待する場合もありますから、次の合コンも誘ってもらえるような立ち振る舞いも大切なのです。

次につなげるために

一般的に女性は見極めが早すぎる傾向があるそうです。一方の男性はあきらめが早いとか…。
男性のメンツを見てすぐに「今日はダメね」ともり下がってしまう女性が多いのです。
しかし、次の縁を大切にしなくてはいけませんから、せっかく集まった面々で楽しく過ごせるような気配りが必要です。
そういった気配りは男性も女性も良く見ていますから、自分の気がつかないところで評価が上がっているものなのです。
合コンは言うなれば、その場の瞬発力が命であって、短距離走者向きと言えるでしょう。
そして、今ではLINEなどのコミュニケーションツールがあるので、後からのフォローができます。
気に入った男性や女性のメアドの聞き取りは必須です。
最近の合コンでは、すぐにメアドの交換というのはせずに後で幹事がまとめて配布する方法だそうです。

そこで断る人は脈無しということになりますね。
合コンのときの印象はいまいちでも、メールの内容がいくらでも挽回できるのが、最近の合コンの特徴だそうです。
ですから、その場でパッとしなくても、後のメールでいくらでも挽回できるのですから、言わば敗者復活戦と言えるでしょう。自分でも失敗したなと思っても、後でやりなおしが利くのは大きなメリットと言えますよ。
最近は男性のほうが受け身になることが多いようです。
ですから、積極的な男性がいつもおいしいところを持っていってしまうということになりますね。
女性もその傾向が強いですから、どちらも受け身にならずに積極的に行動したいものです。
そのためにもメールなどを有効活用しましょう。

Author: 桑折哲朗
『TEAM THE 徹底攻略KC』代表。 交際クラブ(デートクラブ)で遊んで早や何十年の業界の生き字引。愛猫が癒し。 交際クラブ黎明期から業界の変遷を目にしてきている。
投稿日:2018.07.02

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