ジェネレーションギャップを感じてしまった時
交際クラブ・デートクラブには実際、幅広い年齢の方が在籍しているようです。逆を言えば、それが「交際クラブ/デートクラブ」の特徴ともいえる部分ですね。
様々な年齢層の異性と交流できるのは良い反面、かなり年齢が離れていると「ジェネレーションギャップ」がコミュニケーションを円滑にいかせない要因ともなってしまい、コミュニケーションの不自由は、お互いに良い印象を残してはくれません。
どんな方とも「分け隔てなくコミュニケーションを取る」ということは、誰しもが出来ることではありませんが、「これだけはおさえておきたい」というテクニックはあります。
今回はそんなテクニックを男性と女性で一つづつご紹介します。
昔は良かった論
かなり年上の男性が「昔は良かった論」が多くて困ってしまった女性へ
男性の多くは「報告習性」というものがあり、会話を充実させたい異性に対して
「自分はこんな人間なんだ」
「こんなことがあったんだ」
と伝えたがる傾向にあります。
「僕が20代の時はねぇ・・・」「1980年代はねぇ・・・」
年代をある程度具体的にいうのは「知ってもらいたい」という欲求に他なりません。
折角のデートです。矢継ぎ早にこのような話が続いてしまうと、女性も疲れてしまうかもしれません。年齢が離れていると、話している内容ですらチンプンカンプンだと思います。
そんな時は10分から15分、頷いてあげましょう。聞いて覚えておく必要はありません。
黙って15分ほどすると大体の男性が
「自分のことを話しすぎたかもしれない」と感じ取ります。
すると男性は
「あなたのころはどうだった?」
など、質問を投げかけてくれるはずです。もしくは沈黙します。
そこでテクニック「過去に同調したうえで、未来を想像させる」
矢継ぎ早に出てきた「昔は良かった論」に対して
「そんなころがあったんですねぇ」
と興味を持った表情で返してあげてください。
そこで止まると「昔は良かった論」が再スタートしてしまうので
「私がその時代にいたら、いまごろどんな人間になっただろう?」
と、半分独り言のように続けましょう。
あなたとデートを楽しもうとしている男性なら
「そうだね。あなたのころはどんな事があった?」
と聞いてくれるはずです。
男性は異性の「未来を想像する」ということが極端に苦手です。
想像してもらうように誘導すると、自分の話で夢中になった頭が一度クールダウンしてくれるのです。そこからようやく「二人の会話」になっていきます。
「黙らせる」のではなく、「同調してあげた上で聞いてもらう」というのがコミュニケーションとしては優良です。
今の流行り話
交際クラブ・デートクラブでよくある、うんと年下の女性が「今の流行り」の話ばかりでついていけなくなった男性へ
ある程度歳を重ねると、若い女性が何を喋っているのかも理解に苦しむ場面が多くなると思います。ついていこうとするのは不可能にも近い事です。
どんな女性とも会話を進める上での鉄則は
「徹底して聞き手に回ること」
といわれています。
しかし、いつまでも自分の身の回りのことを話して止まらない女性は確かにいます。
そんなときのテクニック
「変換作業をしてもらう」
自分の身の回りのことをいつまでも喋ってしまう女性に、その時のあなたの気持ちを知ってもらうのはすごく難しいです。ましてや話に夢中な女性の話の腰を折るのも失礼。
そんな時は
「それって 僕の時代だとどんな物になるのかな」
と、やんわり自分側に「変換作業」をしてもらうのです。
「その携帯アプリ、僕の時代だとどんな遊びなのかな?」
「そのお菓子って、僕の若いころだと●●かな?」
と投げかけます。正確な答えは求めたらいけません。一度冷静になってもらうことが重要です。
男女が入れ替わっても、「ジェネレーションギャップ」を感じても、総じて言うならば
「どのタイミングで、自分の話に夢中な相手に、冷静になってもらうか?」がテーマです。
ジェネレーションギャップを無理に埋めるのは、かえって距離を広げてしまいます。
まずは相手の話を聞いてあげる、否定をせずに会話の方向性を変えてみる。
そこが「テクニック」といえるでしょう。
交際クラブ・デートクラブでこのテクニックを会得知れば思う存分楽しめること間違いありません。