「今日はどこに行こうか？」
「ご飯何を食べようか？」
デートであれ、なんであれ様々なシチュエーションで交わされる、よくある会話であると思います。
その質問に対して行動や返答が決まっている場合は即座に対応が出来たり、質問に対しての「答え」が出せるでしょう。しかし、そうでない場合も当然あります。
食事として考えれば、食べたい物を考えたり迷ったりすることもあるでしょう。
誰しもが決め手に欠けて、迷うことや決断出来ない時はあるものです。
ですが、その回答。
女性に対して、更に「デート」というシチュエーションに限ってはマイナスな印象になり得る場合があることをご存知でしょうか。
もしそのデートがやっと漕ぎ着けた最初のデートである場合や、これから関係性に発展を望んでいる場合など、出来ることならば悪い印象を与えてしまうことは避けたいですよね。
そこで質問返しが何故ダメなのか、どんな返答が理想的なのか、考察していきたいと思います。
基本的に女性はリードをして欲しい生き物であることを忘れるな！
まず女性はデートをするような間柄であっても、そうでない友人関係の様な間柄であっても、男性との関係において物事の決定権を持ちたがらないということを理解しておきましょう。
少数派として、何でも自分の好きなように決めたいと考える例外女子もいますが、基本的には「決めたがらない」のです。
ですから、女性と共に過ごす時間のなかで、物事を決めていく決定権の割合として、8対２程度を目指すと丁度良いと言えるでしょう。
例えば、1カ月の間にデートを3回するとしましょう。
3回とも休日のデートと仮定し、昼食に夕飯に2食が3回分の計6回の食事があるとします。
その食事をする場所や、メニュー、食べ物の系統を決める際に、理想的であるのは、3回は、男性から「ここで、これを、」と女性をリードできる決定をし、2回は女性に対して打診をし、共に決める。
そして残り1回は、女性に決定権を委ねるといった割合であることが理想的です。
女性に対して、打診をして決める際には、こちらから提示するパターンを豊富に用意しておくべきでしょう。
つまりは、選択できるカードを何枚かならべてあげて、女性に好きなものを引いてもらう形にすることです。
この理想的決定権の割合にすることによって、まず頼りがいがり、いざという時にはグイグイと引っ張ってくれる、まさに安心して身を任せられる男性であることを演出できます。
基本的に多くの女性はこの部分を求めていることが多いので、「いざという時に頼りになる」とうことをアピールできることは非常に大きいでしょう。
また、すべてを自分の思う様に物事を進めていくと、やはり誰からも持たれる印象というものは「自分勝手」となってしまいます。それは男女の仲であっても変わりません。
打診をし、女性に選択肢を与えることで、ズルズルと迷い無駄な時間が過ぎる前に女性も納得して決定をすることができます。
女性自身が「決めた」という、結果も残る為にどちらか一方ばかりが決めているという偏った決定という意識も持ちません。そして、稀に女性に決定権を全て委ねることで、女性が求めることを解消します。
結婚後には割合も変わるし、臨機応変に対応すること
しかし、一緒にいる時間が長くなったり結婚という儀式を終えた男女であると、この割合に変化が生じます。
女性自身も、男性の決定に従うよりも自分が望むことをいかに満たせるかという方向に思考がシフトしていく傾向があります。
例えば育児に追われ世話しない日常。デートなんてしばらくしていないし毎日が同じリズム。そんな生活で、訪れる数カ月ぶりのデートや外食。
そんな時に、旦那や彼の希望や決定ばかりに従っていたら、自分の欲求が上手に発散されません。ですから、既婚であったりする場合には、割合を５対５程度を目安とすると良い関係性を保てるはずです。
この決定の割合を、相手が望むから、喜ぶからと全て譲ってしまうと、後にどちらかが、ツライ思いをしたり、苦しんだりすることもあり得ますので注意が必要です。
最初から全て譲っていることを継続していると、それが当たり前になってしまい、本当は欲求や要求があったのにも関わらず、それに気が付いてもらえる訳もない関係性になってしまう可能性もあります。
つまりは、しなくても良かった「言い争い」や「ケンカ」が増えてしまい、関係性の悪化や最悪浮気の原因や不倫の原因、ひいては離婚となり兼ねません。
決して、面倒に感じたりしても全てを任せずに、割合を考えて物事の決定を行うと良いでしょう。
まとめ
食事やデートの様に日常的な小さなことばかりでは無く、人生の岐路において大切な決定をしなければならないことは、嫌でも訪れます。
その大切な決断を行うときに、しっかりと自分の意見を反映させられる関係性を作っておくことが、男性にとっても、女性にとても非常に重要なのです。
