デートで車を使用するケースも少なくありません。特に地方に住んでいる方、もしくは遠出する場合には車デートの必須アイテムです。ただ車に乗っている時間も当然デートであり、そしてその運転テクニックによっては好感度がアップすることもあります。
逆に『この人の車には二度と乗りたくない』と思われてしまうこともあります。
交際クラブ・デートクラブをご利用の皆様も是非参考にしていただければと思います。
いくら普段は優しく気遣いのできる男性でも、運転によってそれが覆されてしまうこともあります。またいくらトークが楽しくても運転次第ではその楽しいトークすら楽しめない、なんてこともあります。ドライブデートで重要な運転テクニックは、まずは女性が安心して車に乗っていられるかどうか、そして楽しく乗れるかどうかがポイントになります。
そのためには基本となるのは安全運転です。ただ、ここで言う安全運転は、制限速度をしっかり守って、教習所で習った通りに運転する、という意味ではありません。もちろん本来なら、そうすべきなのでしょうが、そのような運転をすればドライブデートを楽しむことなどできないでしょう。
安全運転とは、女性が『怖い！』と思わない安全運転です。例えば急発進、急ブレーキ、急カーブです。
信号待ちをして青になった途端に急にアクセル全開、前の車との距離が近くなってもなかなかブレーキを踏まない、またカーブになってもスピードを緩める気配もない、そういった運転は乗っていて怖いです。特に自分も車を運転するという女性にとっては「ブレーキ遅くて怖い」なんてことになりかねません。
男性によっては、俺は運転が上手い、というのをアピールすべくスピードを出したり、遅い車が来たら追い越し禁止車線にも関わらず追い越したりする人もいます。スピードの出し過ぎ、追い越しは決して上手い運転ではなく、むしろ下手です。スピードを出すとカッコいい、という意識がある方はその考えから改めましょう。
そして、女性が安心する運転は、周囲に気配りができる運転テクニックです。例えば、他の車が大通りに入ろうとしている時には、パッシングをして入れてあげる、車線変更したい車がいたら入れてあげる、道を渡ろうとする方がいればしっかり止まって渡らせてあげる、そういったちょっとして気配りができる男性は信頼できる男性と思われるでしょう。
逆に、意地でも割りこませないような運転、歩行者がいてもお構いなしでスピードすら緩めない運転は問題外です。
女性にモテたいと思う男性がやりがちな運転テクニックが車を駐車する際にでてきます。よく、『バックする時に助手席のヘッドレストに手を当てると女性はドキドキする』と言われます。今となってはベタではありますが、それでもドキドキする女性はいるようです。ただ、あまりにベタなため、女性も『あぁ、カッコいいと思ってやってるんだな』と思われかねません。今はバックモニターが付いている車もあります。そんな車に乗っているにもかかわらず、未だにヘッドレストに手を当てて…なんてことをすると、尚更そう思われることでしょう。
もちろん、その方法は絶対ダメ、というわけではありません。大切なのはスムーズに駐車できるかどうかです。例えば、ヘッドレストに手を当てて駐車し、外に出ていたらかなり駐車スペースからはみ出ていた、なんてことになれば、何のためにあんな感じで駐車したの？とさらに幻滅されることでしょう。
基本的にどのような方法で駐車しても構いません。サイドミラーとルームミラーだけでも十分綺麗に駐車できるものです。むしろ狭くて駐車するのも一苦労しそうな場所なのに一発で綺麗に駐車出来たら「カッコいい」と思われることでしょう。こればかりは練習しかありませんので、ドライブデートの前にテクニックを磨いておくといいでしょう。
また、ドライブデートでは運転技術そのものだけでなく、それ以外の対応も重要なポイントになります。前述のように、急ブレーキは基本的に厳禁です。ですが、車を運転していれば前の車の急ブレーキや、子供の飛び出しなどで急にブレーキを踏まざるを得ないケースもあります。
それは仕方がないのですが、その際にスッと女性の前に手を差し出して守るような行動を取ると、女性はドキッとします。そこで「ゴメン、大丈夫？」と一言聞けばさらにいいでしょう。一緒に車に乗っていれば、不注意による急ブレーキなのか、やむを得ない急ブレーキなのかは女性もわかるでしょうから、急ブレーキについては大きな問題ではありません。そこで瞬間的に女性を守る手を出せるのは、『大切にされている』と感じることでしょう。
そして、デート中はエアコンにも注意が必要です。女性は冷え性の方が多いですし、スカートを履いてきているケースもあります。そのため男性よりも足元が冷えてしまいがちです。
ですので、自分の体感温度ではなく、それよりも設定温度は高めにしておく事が大切で、定期的に「寒くない？」とさりげなく聞いてみましょう。また、足元だけ寒いというケースもあるので、ブランケットなどを用意しておくと優しさが伝わります。
このようにドライブだけで女性を安心させることも不安にさせることもできます。そしてこれら運転テクニックは何も難しいものではありません。これからはしっかり意識して運転するように心がけましょう。
