最近のカップルのデートにおいて、トレンドとなりつつあるのがアウトドアやネイチャー系探訪などの旅行デートです。
ファッション業界においても動きやすさやアクティブ感を重視したデザインのものが流行っているように、こういった若者たちのトレンドに合わせてその造形や構造も変わりつつあります。
交際クラブ・デートクラブで知り合った方と街中で食べ歩いたり、屋内で静かに過ごすデートもいいですが、たまには思いっきり羽をのばし屋外で動きまわってみるようなデートも楽しいと思います。
自然探訪などの観光地では沖縄や北海道、鹿児島の離島などが人気ですが、今回はそんな人気の観光地のひとつである、北海道エリアの中から東北端に位置する知床半島にスポットをあててリサーチをしてみました。
知床半島は島全体が世界遺産に登録され、いま世界中で話題のネイチャーアイランドです。
真冬は凍結や積雪が激しく立ち入ることができなくなるエリアが多数出てくるため、観光などで探訪をするのはかなりの困難を極めますが、今の時期ですとちょうど雪もとけており避暑地としても最大限にこの島を堪能できるスポットが多数あります。
その中でも特にカップルデートのコースでおすすめできそうな場所やアクティビティなどを調べてみましたので、いくつかご紹介してみたいと思います。
知床世界遺産センター
知床半島には風化していない手付かずの自然がたくさん残っているため、いまでも野生動物がそこら中に生息をしています。
時期にもよりますが、冬眠からさめたばかりのヒグマがオットセイやクジラなど波打ち際に打ち上げられたエサを求めて山から海へと降りてきたりします。
ここ世界遺産センターではこれらの野生動物たちの生きている痕跡を資料として見ることができたり、観光するにあたって知床半島という場所の歴史を知るだけでなく、適切に遊ぶためのマナーなども学ぶことができます。
知床に訪れたらまずはこのセンターでこの地のことをよく理解していきましょう。
夕陽台
知床国営野営場という有名なキャンプ場があるのですが、そのキャンプ場の奥に進んだ場所に半島から海岸にむけての絶景を眺められる展望台のスポットがあります。
名前のとおり、夕陽がものすごくキレイに美しい造形をその目に見せてくれる場所なので、良い時間帯を狙ってぜひロマンチックな光景を恋人と堪能して頂きたいです。
夕陽の太陽が沈んでいく時に海の水面下に映る太陽がまた神々しく、ここでしか見れない光景を目の当たりにすることができる有名な観光スポットみたいです。
知床シーカヤック
まさに夏の時期にしかできないアクティビティがこのシーカヤックです。
半島の大陸側からでなく、海側からその自然の地形美や野生動物の観察などが楽しめるネイチャーアクティビティのひとつですね。
目の前にくるとかなり迫力のある断崖絶壁で地層を近くから眺めてみたり、海岸沿いを周回するヒグマやエゾシカ、キタキツネなど知床ならではの野生の生態系を観察することもできちゃいます。
まさに天然のサファリランドといったような興奮するアクティビティですね。
ツアーにはガイドさんも同行してくれますので、カヤック未経験で不安だという方でも安心して楽しめると思います。
知床・羅臼クルーズツアー
知床半島の東側の沖合では海でも野生の大型動物を観測することができます。
イルカやクジラなど、水族館などでしかお目にかかれないような海洋生物をはじめ、なんとこのツアーでは海の王者ともよばれるシャチを間近に観ることができるんです。
特に春先から夏の時期になると子供を出産するために、ここ知床の沖合になぜか大量のシャチたちが群れを成して集まってくるというわけですから驚きです。
クルーズツアーでは観光客船にのり、船の上からシャチの群れを成して泳ぐ姿や、運がよければ海面をジャンプしたり、立ち泳ぎなどをする姿も見ることができるそうです。
シャチは基本的に家族や親族の集まりで群れを成しているそうですが、これだけ大量のシャチの群れを観れる知床は世界でも珍しいそうなので、訪問の際はぜひチェックしてみてほしいです。
シャチだけでなくイルカのむ群れや、クジラで大迫力のホエールウォッチングなんかもできたりしますのでデートで最高の思い出作りができますね。
神の子池
こちらは知床半島の観光スポットの中でも特に人気の場所で、インスタ映えすると評判です。
森の奥深くにあるこの池からは、周辺に位置する摩周湖という湖の済んだ地下水が1日12000トンも湧き出ており、池の底がエメラルドグリーンで鮮やかな色に見える光景がとても神秘的で非常に特徴のある場所なんです。
摩周湖はアイヌ語で神の湖とも呼ばれており、その地下水が湧き出ていることから神の子池という名前が付けられたという由来があるそうです。
神の子池のエメラルドグリーンの水をバックに恋人と一緒にツーショットの記念撮影を行えたら最高ですね!