肌トラブルはいくつになっても起こりがちです。特に大人ニキビは思春期のニキビと対策が異なります。見えないところのニキビなら、なんとか我慢出来るかもしれませんが、人目につくニキビはどうしても早めに治したいところです。そこで今回は、繰り返す大人ニキビの対処法についてご紹介します。
交際クラブ・デートクラブをご利用の方もぜひ参考にされてください。
基本的な正しい洗顔方法は？
顔に出る大人ニキビは、できた方も見る側も気になって仕方ありません。気になってしまうとゴシゴシ洗いたくなるかもしれませんが、強く洗うのは厳禁です。刺激の少ない洗顔料で、たっぷりの泡で優しく洗うこと、すすぎ残しがないように、ぬるま湯でしっかりすすぐことをおすすめします。ケチって少ない泡だったら、摩擦が生じてしまい肌を傷つけてしまうからです。ぬるま湯で泡がついた顔を洗うと、熱いお湯のときと比べて肌から水分が気化するときの乾燥を防ぐことができます。
すすぎ残しのチェックは、皮膚表面に触れたときにヌルつきがなく手のひらに肌が吸い付いてくるかがポイントです。洗いすぎると手のひらに吸い付く感覚がなくなって更に乾燥を招く恐れがあります。そして洗顔した後は、化粧水や乳液などで保湿すること、ニキビの部分は避けて、いつも使っている乳液やクリームを塗ることを忘れないようにしましょう。
生活習慣で変わることも
忙しくて睡眠不足だったり暴飲暴食したりしたときは、ニキビが出来やすくなるかもしれません。十分な睡眠をとることと、栄養バランスのとれた食事を心がけることはもちろん、室内の乾燥も避けた方が良いでしょう。
皮膚に刺激を与えないようにしたり、普段肌に触れるものは清潔を保ったりすることも大切なポイントとして抑えましょう。皮膚に当たるものを不衛生にしていると、皮膚表面が過剰反応を起こしてしまい、しつこい大人ニキビをはじめ、炎症を起こしてメイクアップ化粧品が合わなくなるかもしれません。そのせいで敏感肌になってしまったケースもあります。
また、汗をかいたらすぐに拭くか着替えることも忘れずに！皮膚に付着する汗で、刺激になって汗疹の原因を起こす可能性があるからです。昔からビタミンCは美肌の元と言われていますが、食べ物から体内に取り入れるよりもスキンケア用品で直に取り入れた方が効果があります。できてしまうと治りにくい大人ニキビには、直にビタミンCを取り入れた方が対策に繋がるようです。
場所別でニキビ対策
マスクを付けるようになって、アゴにニキビができるようになった人も多いのでは？これは、ホルモンバランスを整えることが重要になります。女性ホルモンを整える大豆イソフラボンの栄養摂取がおすすめです。女性ホルモンのエストロゲンは、精神を落ち着かせる作用を持っています。それが大豆に含まれるイソフラボンの化学構造式とよく似ているため、ホルモンバランスを整えるためにぜひ取ってほしい栄養素です。また、これと併せて皮脂の分泌を抑えるビタミンB群を積極的に摂ると、さらにニキビを予防する良い効果を得られます。このような食生活のほか、洗顔のときも注意が必要です。アゴは汗をかくことが少ない部位で、毛穴が小さく古い角質や老廃物が毛穴に詰まりやすくなっています。しっかり洗うように心がけましょう。
一方鼻ニキビは皮脂が出やすい部位なので、しっかりとしたスキンケアを行うことが重要です。小鼻周りは、優しくていねいに洗いましょう。ゴシゴシ強くこすってしまうと、鼻の毛穴に汚れが押し込まれていって、ニキビの原因になります。また、鼻には泡パックも効果的！誰でも簡単に毛穴の奥の汚れを掻き出すことができます。この泡パックは小鼻周りにふんわりとした泡をつけて、たった1分〜2分ほど放置するだけです。
大人ニキビができたら
もし治りにくくて繰り返す大人ニキビができたら、適切な対応をとって治療したいと思いませんか？よく見られる白ニキビは、毛穴に汚れがたまっている状態です。毛穴の汚れを落とすように優しく洗顔したあとに、しっかり保湿をするだけで治せます。ただし乾燥だけは十分に注意が必要です。目立つ黒ニキビには、ピーリング効果のある洗顔料で洗顔しましょう。肌への刺激が少ない「AHA配合」の洗顔料がおすすめです。
ただし、肌が敏感になっているときは、過度なピーリングやパックは逆効果になる場合もあります。そして赤いニキビと黄色いニキビは、炎症を起こして腫れている状態です。アクネ菌の増殖によって起こる炎症と膿を持っている状態なので、まずは決して潰さず肌を清潔に保つようにしましょう。即効性に着目するなら赤いニキビには市販の塗り薬を使ったり、黄色いニキビは悪化を防ぐために皮膚科で治療してもらう方が効果的です。
まとめ
ニキビができる原因を知ったら、日頃からの対策が簡単になります。肌を優しく洗うのはもちろん、刺激を少なくして清潔に保つことが大切です。目に見えるところにあったり痛みを生じたりしたら、早く治すために潰したいと思うかもしれません。ですが、そこはグッとこらえて薬を塗って治すのと生活習慣の改善に努めましょう。そうすることで長期的なニキビ予防に繋がります。
