つきあっている人を大切にしたいと思う気持ちは当然のことです。
一方で、その気持ちが強すぎると相手にも負担を感じさせることがあるでしょう。
強い気持ちはお互いの気持ちが確固たるものになるまで、大事に取っておいたほうがいいかもしれません。
交際クラブ・デートクラブをご利用の皆様も、是非参考にしていただければと思います。
近くにいてくれるだけで幸せを感じる
相思相愛の仲でしたら、いつでも一緒にいたいと思うものでしょう。
それが恋人同士であるからです。
それでも、いつしか2人の間にすきま風が吹いてしまうこともあるかもしれません。
あれだけ仲が良かった2人なのに、いつも一緒にいて楽しい思い出がたくさんあるのにと、思ってしまうのです。
もちろん、それは相手のことが嫌いになったということではないのです。
むしろ、一緒にいることが当たり前となってしまって、お互いのことを知りすぎたことでちょっとした中だるみ状態になっているのかもしれません。ある意味それを倦怠期と言っているということでしょう。
結婚すると夫婦は空気のようなものになると言われています。
そこにいるのが当たり前で、一緒にいるのが当たり前という世界ですね。
そうなると、反対にいなくなってしまうと寂しいものなのです。
出会いから恋愛関係に至る過程で、2人の恋愛感情が急激に盛り上がったことでしょう。
そのときの恋愛感情の強さが結婚生活に入ってもいつまでも、2人の記憶の中に残っているのです。
恋愛をしているとき、つまりつきあっているときというのは、お互いがお互いのことを大切に思っていました。
もちろん、その気持ちは今も変わらないのですが、お互いがそういったことを言い合わないのですから、時おり自分が大事にされているのかわからなくなるときがあるのです。
もっとも、結婚生活で一番の救いというか思い知ることがあるとしたら、困っているときや辛いことがあったときに傍に寄り添ってくれるお互いの存在です。
何も言わなくても近くにいてくれるだけで元気をもらえる存在こそが恋愛関係ということでしょう。
それがやがては結婚生活へと繋がっていくことになるのです。
この人がいないと生きていけないというのは大げさかもしれませんが、実際にいなくなれば気持ち的に落ち込んでしまって抜け殻のようになる人もいるのですから、大げさとも言えないのです。
なんでも話せる存在
恋愛関係はお互いに依存する関係とも言えます。
お互いを頼りにしている、そして信頼しあっているということですね。
信頼できるからこそ、恋人同士になっていると言えるのですが、出会いのときは赤の他人だったのに会うたびに、お互い惹かれあうものがあって、恋愛関係に発展していったのです。
それは言い換えるとすれば信頼関係と言ってもいいでしょう。
この人だったら信頼できるというものですね。
そういった、信頼関係ができあがると、お互いが現在持っている悩みを打ち明けるようになるのです。
「こんなことで悩んでいるんだ」「こんなことで困っているの」といったことを相手に打ち明けるのです。
相談されたほうも頼りにされているということでとても嬉しく思うことでしょう。
相談してくれた相手のために何かしてあげたい、困っているのだから力になりたいと思うのは恋人同士ですから、当然のことです。
困っている最愛の人をなんとかして助けてあげたい、大切にしてあげたいと思うということですね。
悩みを打ち明けるほうも、こんなこと言われて困るからと遠慮がちにいうかもしれません。
大変なことでも、少しオブラートに包んでさらっと言うことだってあるでしょう。
相談されるほうは遠慮なく本音で打ち明けて欲しいと思っています。
大切に思っている関係だからこそ、なんとしてでも相手の助けになりたいと考えているのです。
常に愛しい人の笑顔を見ていたいと思う気持ちこそが大切です。
他の誰でもなく頼りになる存在が自分しかいないというのも、そこに責任感が芽生えてくるのです。
大切にされたい
恋人同士だったら、相手に求めるのは安らぎではないでしょうか。
出会いのときは友だち関係でも、そこからお互いの思いが募っていく段階で、少しでも一緒にいたいと思うようになります。
相手のことが好きでたまらないという気持ちは恋人であるなら当然の感情です。
そうした中で、相手のことを大事にしたいと思う時はどういった時でしょうか。
恋愛関係ではある程度、相手に対して依存する関係になります。
なんでも相談しあえる関係ということも言えるでしょう。悩み事相談などが良い例ですね。
この人にならなんでも相談できる、いつでも相談に乗ってくれるといった安心感があるのです。
当然のことながら、相談されるほうも嬉しいことでしょう。
信頼されている、頼りにされているというのは人間本来の存在価値にも通じるものがあるのです。
愛する人に頼りにされているというのはある意味心地よいものです。
そういう相手に対して、当然大事にしたい大切にしたいと強く思うものです。
反対に、お互いが大切にされ続けるというのも、それなりの自分を磨くといった努力を惜しまずにがんばらなくてはいけなということですね。