出会いからどちらからともなく惹かれあう二人ですが、どちらかが告白しなくてはつきあいは始まりません。
お互いの気持ちは決まっているのであとは告白のタイミングだけなのですが、そのタイミングがなかなか見つからずに周囲はやきもちしているのではないでしょうか。
お互いの問題であるだけに二人で解決しなくてはいけない問題ですね。
交際クラブ・デートクラブをご利用の皆様も、是非参考にしていただければと思います。
相手に惹かれる気持ち
気になる人との出会いをして、ずっと友達関係から脱しきれないと感じている二人です。
そこからなかなか先に進めない人は少なくありません。
相手に対しての好意が友達以上のものでなければそれでかまいませんし、友達でいるほうが後のつきあいは長くなるこ相手に惹かれる気持ちとのほうが多いものです。
それでも友達以上の関係になりたいと思うのであれば、まずは相手のことを今よりも一層わかるように努めなければいけません。
恋愛は努力するものではないという人もいるでしょう。
しかし、結婚が双方の努力で添い遂げていくものですから、恋愛もそれに匹敵する努力が必要だといえるのです。
結婚と違って恋愛は婚姻届という紙でつながっているわけではありません。
ですから、つきあうも別れるのも自由なのですが、恋愛から結婚に至るときに、この恋愛に至る過程がとても大切なものなのです。
人はどうして恋愛感情が芽生えるのでしょうか。何故人を好きになるのでしょうか。
そこには相手に惹かれるものがあるのは間違いありません。
惹かれることを冷静に考えると、それは自分にないものを相手が持っていることについて惹かれるということでしょう。自分が持っていないもの、その多くは感性と呼ばれるものでしょう。
実体がないので直感的なものになるのですが、仕草やものの考え方、それらをひっくるめて感性と呼んでいるのです。
それが相手に惹かれる気持ちであることは間違いないですし、そこがすなわち恋愛感情というものなのです。
抑えられない気持ち
自分にないものを相手が持っていると、それがなんであってもとても尊敬できるものに見えるでしょう。
実際に尊敬できるということは、相手に対して好意以上のものを持っているということに相違ありません。
それが男女の間であれば、恋愛感情に発展するのも時間の問題と考えていいでしょう。
もっともそれも一方的な感情ですから、相手に対してもこちらに目を向けるようにしなくてはいけません。
多くの場合、それはお茶に誘うなどで接点を設けることなど腐心しなくてはいけないのです。
自分にないものを相手に求めるのは今に始まったことではありません。
古今東西どこにでも存在しているものなのです。
出会いからずっと小康状態が続いている関係はある意味では、友達以下と言えるでしょう。
もちろんどちらかが相手に対して友達以上の感情を持っていないとそこから二人の間が進展することはないのです。
しかし、自分にないものを相手が持っていると認識し、それが尊敬できるものであればそこから恋愛へ通じるスタートとなるのです。
相手がこちらに振り向いてくれるにはどうしたらいいのか…そればかり考える毎日が続くことでしょう。
声をかけるにもある程度自分に自信めいたものがないとだめです。
そうなると、それまでは相手のことをじっくりと観察する必要です。
もっともそのような視線は相手もいつかは分かってくれます。
静かに相手に対する感情が抑えきれなくなり、そこで告白に至るというプロセスがもっとも自然な流れですね。
お互いを引き寄せる感性
人を好きになるのに理由は必要ないという人もいます。
しかし、そんなことはなく、人を好きになるのには何らかの理由があるものです。
多くの場合、人を好きになるには第一印象が大事とされていますが、そこでの好意はまだまだ恋愛感情にはほど遠いものです。
そこからどうやって恋愛感情が芽生えていくのかは、相手との接点があればその可能性は高まっていくのです。
出会いがあっても、遠くから相手を見ているだけかもしれません。
会話がなくても遠巻きで見ているだけで、相手のことがわかるようになることもあります。
それだけでも相手に対して好意以上の恋愛感情を持っていることになるのです。
そうなると、告白はきっかけだけとなるのですが、それでも、相手はこちらのことを何とも思っていない可能性もあります。
できれば会話などで接点を持つようにしたほうがいいでしょう。
こちらのことを何も知らなければ、相手もすぐにOKという無責任な返事は出しづらいものです。
最初は友達から、という返事が妥当なところでしょう。
相手のどこに惹かれるのか、それは本人にしかわかりません。
一般的には自分にないものを持っている人に憧れを抱く傾向が強いです。
自分とは考え方が違っていたり、はしゃぎすぎる自分よりも寡黙である相手はとてもまぶしく見えるものです。自分にないもの、それは感性であるものかもしれません。
価値観の違いはお互いを離していくものかもしれませんが、感性の違いはお互いを引き寄せるものなのです。