つきあい当初は気持ちを高める時期

意中の人とつきあうことができた…人生の中でも最良の瞬間でしょう。
しかし、自分が相手を好きなくらい相手も自分を好いてくれているのか気になるところです。
しかし、恋愛当初は小さなことは気にせずに気持ちはどんどん高まっていくのです。
交際クラブ・デートクラブをご利用の皆様も是非参考にしていただければと思います。

つかず離れずが理想的

パートナーを好きなだけにちょっとしたことでパートナーに対して不信感を抱くことがあるのです。
好きなのに疑ってかかること自体、問題としなくてはいけないのですが、恋愛初期にはパートナーに対する愛情が深まっていく時期なのでちょっとしたことが気になるのです。
パートナーのことをどんどん知っていくにつれて、少しの疑問がぬぐいがたいものになることもあります。
パートナーのことが好きなだけでいいのに、出会いからつきあいが始まってからというもの、パートナーを束縛する方向に向かっていくことが少なくないのです。
例えば、お互いが仕事をしている場合を考えてみましょう。
本人は毎日でも会いたいと思っているのに、パートナーのほうが仕事を理由に「今日は会えない」と言ってきます。
それはそれで仕方のないことですから、あきらめればいいのですが、自分にも仕事で忙しいのにその合間を縫って会いたいと思っているのに、パートナーはそうでもない…という考え方の違いにギャップを感じてしまうのです。
そして、会えない理由をあれやこれや詮索するようになってしまいます。
恋愛は相手を尊重しないと長続きしません。

そしてお互いを信じぬくことで恋愛は成就していくのです。
もちろんそういうことはわかっているのですが、理屈ではなく感情のほうが先走ってしまいます。
パートナーに対しての切ない恋心は理屈では推し量れません。
パートナーのすべてを知りたい、毎日でも会いたいと思う気持ちは大切です。
しかし、毎日会っていたらいずれは飽きてしまうのが人間です。
つかず離れず、それでいて一緒にいると楽しくなれる…離れていると寂しいと感じるくらいがちょうどいいということですね。

恋心は難しい

恋愛初期では、パートナーのことをあれこれ考えてしまいます。
そしてパートナーを思う気持ちが強ければ強いほど、自分に対する思いも同じくらい強くあってほしいと願ってしまうのです。
そうなるとパートナーが自分のことを、どれくらい思ってくれているのか探ってみたくなるのです。
その気持ちを探る方法はいくらでもあるのですが、一つは自分が言った言葉などを覚えているかどうかということでしょう。
ちょっとしたことなら忘れてしまってもかまわないのですが、こちらの誕生日を言ったのに忘れてしまっているということがあれば、自分のことを思っているのかどうか心配になってくるのです。
出会いからつきあいが始まると、お互いのことを色々と知りたくなります。
血液型、住んでいるところ、誕生日などをいろいろと聞き出すのは恋愛当初のカップルであれば当然のことです。

しかし、問題はそれを覚えているかどうかということになります。
つきあって一年でしたら、お互いが覚えていなくてはいけないことです。
しかし、誕生日というのは場合によってすぐにやってくるものです。
そのような誕生日を覚えておいてサプライズ的にパーティやプレゼントをするのはとても楽しいものです。
しかし、逆にそれを忘れていたらどうでしょうか。
ショックどころではなく、二人の関係さえ奈落の底に落ちてしまうこともあるのです。
サプライズ的なことも楽しいですが、「もうすぐ誕生日だね」の一言があったほうが二人の関係はよりスムーズに運ぶことでしょう。
恋心とはときとして切なくもあり、それが恋愛の醍醐味でもあるのです。

一緒にいるだけで楽しい

長い人生の中で悩みはつきないものですが、恋の悩みほどつらいものはないでしょう。
相手への思いが強くなればなるほど、相手がこちらのことをどう思っているのか気になってしまうのです。
それをはっきりと聞くわけにはいかないジレンマもあります。
出会いから恋愛期間の浅い時期では、仕草や言葉などで自分に対する思いを推し量るしかないのです。
しかし、そのようなことを気にすることなく一緒にいて楽しければいいという考えもあります。
一緒に居て楽しいという気持ちが恋愛の中で最も大切な部分です。
楽しくなければ一緒にいても意味はないですし、それは恋愛ではないと思ってもいいのです。
それでは、一緒にいて楽しければいいという思いに戻ってしまうのです。

こんなに楽しいのだから、パートナーも自分のことを好いてくれていると思ってしまいます。
問題なのは、一緒にいると逆に不安になってしまうことがある点ですね。
恋愛期間が長くなることによる倦怠期という人もいるでしょう。
しかし、恋愛関係で倦怠期はありません。
好きであれば一緒にいて楽しい、楽しいという気持ちを超えて、一緒にいなければ寂しいと思う気持ちこそが恋愛関係なのです。
倦怠期と言う言葉は恋愛をしている二人には不釣り合いな言葉ですね。
一緒にいて楽しいのでしたら、それはそれでまっとうな恋愛関係なのです。

Author: 桑折哲朗
『TEAM THE 徹底攻略KC』代表。 交際クラブ(デートクラブ)で遊んで早や何十年の業界の生き字引。愛猫が癒し。 交際クラブ黎明期から業界の変遷を目にしてきている。
投稿日:2018.11.01

こちらのコラムもよく読まれています!

若い人ばかりの列に並ぶことになった時の対処法

付き合っている女の子に誘われて、流行のフード店に行ってみると長蛇の列が。 年配男性だと、ちょっといたたまれなくなることはありませんか? しかし、流行りものには長蛇の列がつきものです。一方でその列を成す人たちが若い人たちば … 続きを読む
お問い合わせページ