好きだけど相手との違いを感じることも

好きだけど相手との価値観の違いに悩んでいる人は少なくないようです。
価値観の違いに悩むというのはある意味当然のことです。
というのも、全く違った環境で育った二人ですから、価値観が同じというほうが珍しいのです。
類は友を呼ぶということで似たもの同士が恋人同士になる、という考え方もあります。
それも一理あるのですが、恋愛というのは、感情ですから、損得といった理屈で考えるものではありません。
ですから、価値観の違いなどが表面化するのは、たいていがつきあい始めた後になることが多いのです。
つまりは、恋は盲目とばかりに最初のことは価値観の違いといったことはまったく目に入っていないということですね。
結婚してから、そういった問題はお互いが相手にすり寄っていくことで解決するというのが一般的です。
確かにそうなのですが、できることならできるだけ恋愛時代のときにお互いのことをもっとよく知っておいたほうがいいでしょう。
交際クラブ・デートクラブをご利用の皆様も是非参考にしていただければと思います。

金銭感覚が大事

大事なのは価値観の中でも金銭感覚と言われています。
お金というのは、だまっていても出ていくものですし、常に使うものです。
お金は天下の回りものと言われていますし、ケチな人は人からもてはやされることはないでしょう。
男性の場合は特にそういった思いが強いようで、本来はケチなくせに女性の前では大盤振る舞いをしたがるのです。
それは、恋愛時代にその傾向が顕著にあらわれるといってもいいでしょう。
女性の多少は同じような傾向にあるようです。
ですから、恋愛時代は特にお互いはそれほど金銭的に無駄遣いをしたとしても、お互いをお互いを許容範囲と見ていたことでしょう。
価値観の中でも金銭感覚は大きなウエイトを占めます。
桃を例にとってみましょう。
産地の桃でしたら、1個千円以上することもあります。
それだったら、1個100円の桃をたくさん食べたほうがお腹の足しになるといった考え方もできます。
しかし、一方でおいしいものを食べたいから1個千円の桃にしようと思うのです。
そのときの気分的な問題もあるかもしれません。

しかし、直感的にどちらに手を出すのかということでその人の金銭的な価値観がわかるのです。
1個千円の桃を二人が選ぶのか、どちらかがそれぞれの桃を選ぶのか、はたまたどちらも1個100円の桃を選ぶのか。
考えてみたら、性別を考えても4通りしかないのです。
これで、金銭感覚がわかるのかというと、結局どれでも選択肢というのは多くて今回のように4通りくらいしかありません。
ですから、この桃の例でもお互いの金銭感覚ははっきりとわかるということですね。
もっとも、これに正解はありません。
ですから、どちらがどれを選んでもいいですし、同じ桃を選ぶのではなく、別々の桃を選んでもいいのです。
心理学的なことから考えると、別々の桃を選んだほうが二人の関係は長続きするようです。
これは、自分にないものを相手に求める傾向が強いからだそうです。
自分にないものを持っているということである意味安心感が芽生えるようです。
ですから、相手と考え方が違うということで落胆する必要はありません。
そして、桁違いに相手と価値観が違うのであれば、それ以前に相手と考え方が合わないので恋愛関係になることもないでしょう。
そういった意味では遠からず近からずの二人が一緒になるということですね。

好きだからこそ束縛もあり?

愛している…好きだから…だからこそ相手をどうしても束縛してしまう。
そのようなカップルも多いのではないでしょうか。
束縛するのは焼きもちのせいでは?ということもあるでしょう。
出会いから恋愛関係がスターとするなかで、相手が他の異性と仲良くしている姿を見るのが辛いと感じてしまうのは自然な感情です。
そして、そういった気持ちが高じて相手に思いをぶつけてしまい、相手のことを束縛するようになるのです。
もっとも、つきあって最初の頃は相手のことを思う気持ちが強いですから、束縛されているということに気がつかないことが多いです。
仮に多少の息苦しさを感じても、それは愛されているからこそと思うものです。
しかし、焼きもちがエスカレートしていくと、いつしか束縛されている気持ちがどんどん強くなっていきます。
それが、窮屈に感じられるようになると相手のことが好きでも、もっと自由にさせてほしいということになるのです。

他の異性と話すことがあってもそれは好きでもなんでもないのですから、もっと寛容になれたらいいのですが、それができないとなると、最終的には好きだけど別れを選択するようになる、あるいは選択させられてしまう、つまりは振られてしまうということになるのです。
そうならないためにも、相手のことを尊重して、自由にさせてあげるのが一番です。
そして、なによりも大事なことは、相手のことが一番好きという愛情表現なのです。
これを忘れずに行っていると、好きなのに別れを選択することはないでしょう。

Author: 桑折哲朗
『TEAM THE 徹底攻略KC』代表。 交際クラブ(デートクラブ)で遊んで早や何十年の業界の生き字引。愛猫が癒し。 交際クラブ黎明期から業界の変遷を目にしてきている。
投稿日:2018.10.23

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