その恋は本物!?恋愛で起こりがちな錯覚

一目見ただけで好きになる一目ボレ、その恋は本物でしょうか?
ちょっとした偶然から恋がはじまることもあります。恋愛は錯覚によるものだと言われます。
恋愛で起こりがちな錯覚についてご紹介しますので、交際クラブ・デートクラブをご利用の皆さまも参考にしてみてくださいね。

なぜ、人は恋に落ちるのか?

■ドーパミンが分泌

恋をすると、脳は「ドーパミン」という快楽物質を分泌させます。
異性に出会ったときにドーパミンが大量に分泌されると、ドキドキします。
このドキドキの状態を味わいたくて、その異性とまた会いたいと思うようになるようです。

■冷静な判断ができない

ドーパミンには、脳内にある扁桃体を鈍くさせてしまうという働きがあります。
扁桃体は感情に関連があり、好き嫌いを判断するところです。
ドーパミンのおかげで冷静な判断ができなくなり、恋の錯覚に陥るということでしょう。

■オキシトシンを放出

オキシトシンというホルモンは、人間にリラクゼーション効果を与えます。
このホルモンが大量に放出されると、理性がコントロールできなくなるでしょう。
ストレスも消してくれることから、「幸せのホルモン」などと呼ばれています。

恋と錯覚するとき

■親切にされたとき

雨が降っているけど傘がない……、そんなときに「よろしければ」と傘を差し出されたら、ときめいてしまいそうです。
相手にしてみたらどしゃぶりの中を放置して行くわけにもいかず、ちょっとした親切のつもりでしょう。
このちょっとした親切が、恋愛感情に発展することがあります。

■相談されたとき

会社の後輩に仕事の相談をされたとき、自分を頼りにしてくれたとうれしくなりませんか?
その相談がプライベートな内容だったとすれば、そこから恋愛になることもありそうです。
相談する側も人を選んで相談するでしょうから、多少の好意はあるように思います。

■プレゼントをもらったとき

異性から何かをプレゼントされたとき、それがささいなものだとしてもうれしく感じられます。
プレゼントされたものを捨てられず、ずっと大切に持っていたりするでしょう。
贈り物に気持ちがこめられていると考えるからではないでしょうか?

■ボディタッチされたとき

男性に多いようですが、女性にボディタッチされると「俺に気があるのかな!?」などと思ってしまうようです。
触られたほうは意識しますが、触ったほうに特別な感情はなさそうです。
ボディタッチするのがクセのようになってしまっている人は、カンチガイされることがあるため注意が必要です。

■偶然が重なったとき

同じ人と同じ日に偶然重ねて会ったりすると、人は運命を感じます。
家や会社が近ければ、このような偶然はありえるでしょう。しかし、単なる偶然と思いたくない気持ちがあるようです。
ささいな偶然が、人と人を結びつけることがあります。

自分の気持ちを確かめる方法

■一緒にいて楽しい

話していると楽しくてあっという間に時間が流れるのは、恋のはじまりです。
興味のない人に対して楽しいという感情はわかないものです。
一緒にいて楽しいなら、その相手のことを好きだということでしょう。

■相手のことを考えているとき

会っていないときでも、相手の顔が浮かんでくるのは、気になっているということです。
ほかに考えなければいけないことがたくさんあったとしても、相手のことばかり考えてしまうようです。
そんなときは、心の中を相手が占めています。

■目で追ってしまう

相手の姿を目で追ってしまうとき、恋に落ちている可能性があります。
大勢の人の中からすぐに相手を見つけ出すことができるのも、好意がある場合です。
相手がどこにいようと興味がなければ、気づきもしないでしょう。

■ヤキモチを妬く

ほかの異性といるのを見たときにヤキモチを妬いてしまうのは、好意があるからでしょう。
好きな異性に対しては、ひとり占めしたいという独占欲が働きます。
ほかの異性に取られるかもしれないと思うと、くやしくてイライラするはずです。

■オシャレをする

好きな人と会うときには、オシャレをして出かけるものです。
どうでもいい異性であれば、何を着ていても気にならないでしょう。
良く思われたい気持ちがあるから、自分の身なりが気になるのです。

まとめ

「恋は盲目」と言いますが、好きになってしまうとまわりが見えなくなることがあります。
脳内では、ドーパミンやオキシトシンが分泌されています。しかし、これらの物質はずっと出続けているわけではありませんから、やがて気持ちが落ち着いてきます。
恋の錯覚から冷めるのは、そのときでしょう。熱心に送られてきていたメールが来なくなるのも、快楽物質が切れたせいかもしれません。
恋愛が偶然や思い込みからはじまる場合があります。一目ボレなどは、その代表的なものでしょう。
出会ったときに、「好みのタイプ」と言う人がいますが、これもまた恋の錯覚である可能性があります。
たとえば、背が高く、笑顔が可愛いから好みのタイプだと思った場合、性格がぜんぜん合わないこともあるでしょう。
自分の気持ちを自分がわかっているとも限りませんから、確かめてみたほうがいいです。
単なる偶然を恋と錯覚することもありますから、自分の気持ちを確かめてみてください。

交際クラブ・デートクラブをご利用の男性は、初めて女性と会った時の印象で、「恋人候補になる女性」なのか、「1回限りの女性」なのかを無意識のうちに判断してしまうことが多いようです。デートの時は恋に落ちる仕組みを利用して、男性の恋人候補になってくださいね。

Author: 桑折哲朗
『TEAM THE 徹底攻略KC』代表。 交際クラブ(デートクラブ)で遊んで早や何十年の業界の生き字引。愛猫が癒し。 交際クラブ黎明期から業界の変遷を目にしてきている。
投稿日:2018.10.09

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