いくら好き同士の男女でも、考え方や行動の仕方で多くの違いがあり、お互いの違いを理解するためには我慢したり話し合ったりすることが必要かもしれません。もちろん性格の違いは一番大きなものかもしれませんが、他にも生活基準の違い、人に対する考え方の違い、家族に対する感覚の違い、金銭感覚の違いなどがあるかもしれません。
よく男女がもめる原因となるのは、異性との付き合い方の問題に加えて、金銭感覚の違いがトラブルを引き起こすことが多いようです。
金銭感覚というのは自分が育ってきた家庭の状況によって違いますし、今まで自分がどんな生活をしてきたかということにも関係します。ですから本人だけが培ってきたものではなく家族も大きく関係していることです。
だからこそカップルがもめてしまう原因にもなりやすいのですが、金銭感覚の違いで彼氏と揉めないためにはどうしたらよいのでしょうか。
ではここから、金銭感覚の違いで彼氏と揉めない方法について具体的にご紹介したいと思います。交際クラブ・デートクラブをご利用の皆様も是非参考にしていただければと思います。
1.全てを合わせる必要はないことを理解する
付き合っている男女は別に結婚しているわけではないので、二人で一緒の家計ということがないかもしれません。家計が一緒になってしまうと金銭感覚の違いは大きな問題になりますが、たまに一緒にデートするだけのふたりであればお財布が一緒なのではないので特に大きな問題を引き起こすようには見えないことでしょう。
ですがデートしている時にも意外と金銭感覚の違いというのは見えてきます。例えばどんなところにデートに行くか、どんなお店に食べに入るか、相手にどんなプレゼントを贈るか、どんな服装をしてデートに行くか、どんなデートのプランを立てるかなどに関係してきます。恋人と楽しく過ごすためにある程度お金の投資は必要だと考えている人と、現実的に付き合っていくことを望んでいてたくさんお金をかけるのではなく、どれだけ一緒に過ごすかということが大事だと思っている人とではデートの仕方もかなり違うでしょう。
ディズニーランドなどのテーマパークにある程度のお金をかけてデートをしたいと思っている人もいますし、お金のかかるところではなく家でゆっくり過ごしたいと思っている人もいます。いつも高級レストランでご飯を食べてデートしたいと思っている人もいますし、気軽に入れる庶民的なお店の方が落ち着くと言う人もいます。別にお金をケチっているわけではなくても、何にお金をどれぐらい使うかというのは、自分が今まで培ってきた金銭感覚に大きく依存しています。そしてそれが相手と基準が違うと時にはストレスになったり、引け目を感じたりすることもあるでしょう。比較的デート代は男性が出すことが多いので、男性の方が金銭感覚が上ならば良いのですが、女性の方がデートによりたくさんのお金をかけたいと思っていたり、高級店もあまり高いと感じないような家庭で育ったのであれば一緒に付き合う男性は女性のレベルに合わせなければならないと思って、プレッシャーに感じることもあるかもしれません。
ですが育った環境が違いますし、ずっと無理して合わせていてもそう長くは続かないものです。しんどい思いをして付き合わなければならないのであれば二人とも楽しくありませんし、二人の将来だって見えないかもしれません。
もし二人とも全てを合わせる必要がないということを割り切って考えることができるのであれば、付き合い続けて行くことも無理ではないかもしれませんが、同じぐらいの金銭感覚でなければしんどいと思うのであれば付き合いを続けるのは大変になってくるかもしれません。
2.二人で話し合う
もし二人の金銭感覚があまりにも違うと感じるのであれば、それはまず二人で話し合った方が良いかもしれません。もちろん話し合ったからといって急に金銭感覚のレベルが変わるわけではありませんが、自分のお金の使い方に関して相手がどんなふうに感じているのかということを知るのはとても大切なことです。もし将来二人が結婚したとして、家計が一緒になった時に二人のお金をお互いがどんな風に使うか、どんなものに使うかというのは将来も関係してきますからお互いが理解しておかなければならないことだからです。
何も知らずに結婚してしまって、思っていたよりも相手の金遣いが荒く借金まみれになってしまったという夫婦さえいるほどです。ですから、お金の事は結婚する前から話し合う形を取っておいた方が良いでしょう。
でもなかなかシビアな話題なので、自分の気持ちを話すという形の方が穏便な話し合いになるでしょう。あなたはお金を使い過ぎだと思うとか、私はあまり使わないのにあなたは必要のないことにたくさん使っているとか、あなたはお金に細かすぎてケチケチしているなどの批判的なことを言うと、相手は自己弁護に走りますから大喧嘩になってしまうことは目に見えています。
それで、まずは相手がどんなものに価値観を置いているのか、どんなものにはたくさんのお金をかけようと思っているのか、どんなものにはお金をかけたくないと思っているのか、それを聞いて自分と考え方が合うかどうか確認してみてください。
その上で自分はこんな考え方だということを話してみてください。相手が話し合いに応じてくれるのであれば二人で意見を合わせて行けば良いだけです。
まとめ
ここまでで、金銭感覚の違いで彼氏と揉めない方法についていくつかご紹介しました。
全てを合わせる必要はないということを理解しておくこと、そして二人の意見を合わせるために話し合うということです。
シビアな問題こそ二人で話し合って意見を一致させておくなら 、無駄な喧嘩をせずに済みます。嫌な思いを不愉快な思いをすることもなく、お互いの違いを楽しめるようになるでしょう。
