クールを勘違いすると女性に嫌われる?

常に女性を求めてギラギラしている男性はモテませんし、何とか好意を持たれようと気を遣う男性も嫌われます。
モテる男性というのは、やたらと女性に媚びたり、無理によいしょをしたりすることはありません。
こういった男性は、クールで無愛想に見えたり、好かれなくても良い強気さを感じます。
それはそれで男性から見てもかっこいいと思えますし、女性からすると気になる存在となります。
ですが、クールを勘違いすると女性に嫌われるので、クールの本質というものをしっかり学んでおきましょう。
交際クラブ・デートクラブをご利用の男性の皆さまも参考にしてみてくださいね。

クールというと、無感情・無表情・無関心などのイメージを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
確かにクールな人はリアクションが薄く、例えばどっきりをしかけて動じなかったりします。
マジックの種明かしをしても、「そうなんだ」ほどのリアクションしかないこともありますね。
これは、一歩間違えるとつまらない人、冷たい人というイメージになってしまいます。
それなのにクールな人がモテるのは、何事に対してもフラットな感性を持っているからです。
つまりフラットな感性を持っていないのにクールな人を装うとすると、単にプライドが高い、感じの悪い人というイメージになってしまうのです。

人間というのは、潜在的にどうしても人目を気にしてしまいますが、これは自分に自信がないからです。
自分に自信がないと、合コンなどでも「どうやって楽しませよう」「どんな男にみられるだろう」など自分の不安な気持ちだけにフォーカスしてしまいます。
すると、相手の気持ちを考える余裕がなくなり、その焦りが伝わることで魅力を失ってしまうのですね。
そのような状態で、自分をクールに見せようとしても成功しませんし、そもそも「何に対してもフラットでいられる」という土台ができていないのですから魅力のかけらもありません。

クールな男性は、物事や人に関心がないのではなく、すべてに対してフラットでいられるのです。
フラットでいられるというのは、自分だけの尺度を持っていて、その尺度を満たすことで心に余裕があるのです。
自分の尺度とは、人と自分を比べることで得られるものではなく、自分が確実に積み重ねているものから得るものです。
去年の自分よりも仕事のランクが上がっている、筋トレで理想のボディラインになってきているなど、今の自分と過去の自分を比較することで得られるのが絶対的尺度です。
自分自身の絶対的尺度に自信が持てれば、人から見た自分を気にする必要はありません。
どんなシチュエーションでも心に余裕があるので、何に対してもフラットに接することができます。
このフラットさが何事にも動じないクールな雰囲気を作っているだけなので、上辺だけクールに装ってもモテるわけがないのですね。

人と自分を比較して、自分に自信を持とうとすると、人を必要以上に見下したり毒舌で攻撃したりします。
この毒舌も勘違いしやすい人が多いので要注意です。
自分では笑いの取れる毒舌だと思っていても、心に余裕がなく、相手を思いやる気持ちが持てなければ、ただの下品な人にしか見えません。
下品な毒舌は嫌悪感を持たれるだけですし、合コンでも周りの空気を悪くします。
それに気づかず、自分は人に媚びない、嫌われても関係ないと思えるクールな男と思っていると、結果的に女性に嫌われる男性になってしまいます。


女性に魅力的に映るクールさを備えるには、自己評価を高めることです。
といっても、前述したように他人と比べて自己評価を上げるのはNGです。
例えば、自分よりも収入が低い人やスタイルが悪い人と比べて優越感を持ったり、自分に自信を持っている人は確実に嫌われます。
こういった男性は、周りから見ると自分を過大評価しているだけの情けない人です。
自己評価を高めるには、まず自分自身をしっかり見つめましょう。
そして、自分が目を逸らしている部分、達成できていない部分にきちんと向き合ってください。
人と比べなくても、「自分は完璧だ」「今の自分は理想通りだ」といえるのであれば問題ありません。
しかし、本当はこうなりたいけど面倒だからやっていない、無理そうだから挑戦していないという部分があるならば、それが本当の自信を持てないウィークポイントです。

ウィークポイントがあることを恥ずかしがったり、情けなく思う必要はありません。
世の中、100%自分に自信がある人の方が少ないです。
それでも、自信があるように見える男性がいるのは、ウィークポイントを克服する努力をしているからです。
努力をすればウィークポイントの状態は確実に変わっていきます。
変われば自信につながっていきますし、その自信がさらに自分の魅力を高めてくれるというループが出来上がります。
小さな努力でも積み重ねれば大きな変化をもたらし、それが何に対してフラットで余裕が持てる自分を作り上げてくれるのです。

自分自身と向き合って成長すれば、他人の目を気にすることもなくなり、結果的に本当にクールな男性になっていきます。
そうなれば、自分から求めなくても女性の方からアプローチしてきますから、少しずつでいいので自分のウィークポイントを魅力に変える努力をしていきましょう。

交際クラブ・デートクラブで出会った女性に大人のゆとりのある男性としてクールにアプローチしてみてはいかがでしょうか。

Author: 桑折哲朗
『TEAM THE 徹底攻略KC』代表。 交際クラブ(デートクラブ)で遊んで早や何十年の業界の生き字引。愛猫が癒し。 交際クラブ黎明期から業界の変遷を目にしてきている。
投稿日:2018.09.19

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