過去の恋愛話は絆を深めるきっかけになる

あなたは交際クラブ・デートクラブで出会った方に、過去の恋愛話をしたことがありますか?
過去の恋愛話はしない方がいい、という話をよく聞きます。確かに今付き合っている人の過去の恋愛話を聞かされても、嬉しいと言う人はあまりいないでしょう。

元彼氏や元彼女に対抗心を感じてしまったり、なんで今更過去の話をするのだろうかと不快な気持ちになるかもしれません。ですが、過去の恋愛話をするというのは悪いことばかりではありません。これは二人の関係性にもよりますが、時には相手の信頼を得て、二人の絆を深めるきっかけになる場合もあるのです。ではここから、過去の恋愛話が絆を深めるきっかけになる理由について具体的にご紹介していきたいと思います。

1、行動の意味を理解してもらえる

もちろん過去の恋愛話と言っても、ラブラブだったときの惚気話を今の恋人にする必要性は全くないでしょう。ヤキモチを妬かせたいとか、自分に気を向けたいなんて恋愛アピールが絡んでいるのであれば別ですが、そうでないなら今の恋人との間にわざわざ亀裂を生じさせるような恋愛話をする必要はありません。
話すと良いかもしれない恋愛話というのは、今まで自分が経験してきた辛い恋愛経験という意味です。恋愛において自分が今まで経験してきた辛い恋愛話を包み隠さず話して、どんなトラウマを抱えているのか分かってもらうという趣旨です。

例えば、過去に恋人からDVを受けていた女性は恋人の動向に敏感です。いつも顔色を窺ったり、おどおどする行動が見られるかもしれません。過去のトラウマを知らなければ今の恋人は、女性の動向に不安を感じたり、コミュニケーションの違いに不満を感じるかもしれません。
いつもびくびくして自分のことが怖いのだろうかと不思議に思います。でも過去のトラウマがあってそうなってしまったことを知っていれば、不安になることもなく、むしろ一緒に乗り越えようとしてくれるかもしれません。相手の過去を知っても変わらない愛情は、本物の愛情と言えるでしょう。それは普通以上に二人の絆を強め、お互いの信頼と愛情を増し加わせることになるでしょう。

2、結婚する場合

そもそも恋愛と結婚には大きな違いがあります。恋愛期間中は約束された将来があるわけではありませんから、今を楽しもうという気持ちが大きく、お互いに責任を感じることはありません。ですが、結婚はそうはいきません。生涯にわたって一緒にいる相手ですし、法的にも社会的にもお互いに責任がありますから、今が良ければいいという考え方では成り立たないでしょう。
勿論責任があるからと言って相手の過去をすべて知っておく必要があるというわけではありませんが、ある程度の経歴や過去の人間関係は把握しておくべきでしょう。それはのちにトラブルに巻き込まれないためです。
よくある例としては、女性が過去にグレーな仕事をしている人と付き合っていてその関係を断ち切れずに結婚し、配偶者やその関係者にも迷惑をかけるようになったという話。ドラマに出てきそうな話ですが、意外にも現実味のあるパターンです。また逆に男性がずっと忘れられない女性を引きずったまま他の女性と結婚し、その後もある意味二股状態が継続されていた、なんて話もあります。
相手には災難ですが、どちらにしても結婚前に過去の恋愛話をある程度確認していたら防ぐことができた、または回避することができたかもしれない状況です。
勿論、結婚しようという人に醜態はさらしたくないですから全て正直にとはいかないかもしれませんが、グレーな仕事をしてる恋人がいたと聞けばある程度心の準備もできますし、その人とまだ完全に切れていないかもしれないと推測もできます。

また、だらだらと関係が続いている女性がいたと聞けば、もし結婚したとしてもその女性と会い続けるかもしれないと憶測が及ぶでしょう。
それを踏まえて結婚に踏み切るか、止めるか考えれば良いのです。何も知らずにトラブルに巻き込まれることを事前に回避できるでしょう。ですから結婚するのであれば、ある程度相手の過去の恋愛話や人間関係を探っておくのは大切なことです。
相手が知りたがるのであれば、自分の過去の恋愛話も包み隠さず話すべきでしょう。お互いがすべてを知ったうえでそれでも結婚しようという意思が固まるのであれば、それは本物の愛情といえるでしょう。そんなカップルは、もし結婚後に思わぬトラブルが起きても二人できちんと乗り越えることができるでしょう。

まとめ

ここまでで、過去の恋愛話は絆を深めるきっかけになる理由について具体的にご紹介してきました。
ひとつの理由は、行動の意味を理解してもらえるということ、もうひとつは結婚する時にお互いの信頼を深めるという点で役立つという理由です。
ある程度の年齢であれば誰にでもひとつやふたつ、秘密にしておきたい恋愛話はあるものです。でも本当に信頼を得たい相手には全てを正直に話して、お互いの絆を強めたいものです。
そうすればたとえ思ってもいなかったトラブルに見舞われても、お互いを責めることなく、上手に乗り越えていくことができるようになるでしょう。

過去の恋愛話は、お互いの関係が親密になってからした方がよさそうです。
特に交際クラブ・デートクラブで出会った男性には話さない方がよさそうです。

Author: 桑折哲朗
『TEAM THE 徹底攻略KC』代表。 交際クラブ(デートクラブ)で遊んで早や何十年の業界の生き字引。愛猫が癒し。 交際クラブ黎明期から業界の変遷を目にしてきている。
投稿日:2018.09.04

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