新婚夫婦にありがちな不安や悩みとは!?

結婚をきっかけに今まで別々の居住だったカップルが、一つ屋根の下で共同生活を始めるというケースがほとんどではないかと思います。
一緒に日々生活していく中で、今までは知りえなかったようなお互いのくせや行動パターンなど、ここではじめて目の当たりにすることになるのですが、それが理想やイメージとかけ離れてしまっていたために、気持ちがさめてしまうなんてことも少なくないようです。
今回はそんな新婚夫婦を対象として、若い夫婦が抱えている将来への不安や日々の悩みごとなどについて調べてみたいと思います。

独身時代とのギャップによるストレス

結婚して夫婦で同居生活をするうえで、今までできなかったことが二人で一緒にわかちあえることも増えてくるので、喜びは2倍に、辛いことは半分になるというのが理想的だとは思いますが、実際にはどちらか一方、または二人とも辛く感じることが2倍に増えるという傾向があります。
独身時代のころを比べて一人で行動できる自由な時間が限られることや、個人の判断で決定できていたことが、相手の承諾がないと実行できないことも増えてきます。
今まで当たり前のようにやってきた行動が、結婚することによりかなり制限されてしまいますので、そこでお互いにストレスが生まれ始めます。

打開策としては結婚後に制限される自由度が自分にとっては「これが当たり前の状態」と感じることができるように慣れていくことです。
当然慣れることへの対応力や期間の速さは個人差がありますが、ここは根気よく自分と向き合うことが大切です。
受け入れる努力を怠るとほんの些細ないざこざがきっかけで、必ず衝突の原因となってしまいますので注意しましょう。

家事や育児の分担について

共同生活をするうえで、どうしても問題の議題となってしまうのが家事の分担や役割の決め事についてです。
仮に共働きの夫婦の場合で考えると、お互い日中は仕事で外出するため自宅には誰もいないという状態になります。
この間に家事に関しては何も進行できない状況なので、出かける前の朝早い時間もしくは仕事から帰宅して夜就寝するまでの時間でペース配分を行うことになります。
こうなるとお互い限られた時間で効率よく数ある家事の項目をこなさなければ、就寝する時間もふくめて個人や二人共通の自由時間がどんどんと削られていくことになるため、ストレスの原因にもなります。
どちらかに負荷がかかってもいけませんし、できないことや苦手なことを無理やりやってもらう分担の仕方もよくありません。
できることならお互いの得意分野を見つけ、話し合いで納得したうえで振り分けた分担の作業を確実にこなしていくルールを作って対応しましょう。
また奥様が専業主婦である夫婦の場合ですと、家事全般はほぼ奥様がすべてこなすことになるかと思いますが、この場合ご主人は分担して家事の手伝いをしなくていい分、やさしく言葉をかけてあげたり、奥様の好きなスイーツなどお土産を買って帰ってあげたりして、定期的に労をねぎらう努力を怠らないようにしましょう。

働いてない=何もしてないと思われると奥様も不満が募ります。ご主人は自分の代わりに家事で毎日働いてくれているという認識をつねに持ち続けることで思考的にもその労りが当たり前に対応できるようになるはずです。
またお子様がいるケースにおいても、育児の主となる部分は母親の役割頻度が大きいですが、おむつ交換やお風呂に入れてあげるなど、どちらでも対応できるような事はご主人が進んで手伝うように心がけましょう。

お金の管理についてのルール

結婚して夫婦生活をはじめると、独身時代とは違い、お金の使い方も制限されてきます。
今までは自分のためだけに主に使えていた給与も家族のため将来の貯金や育児の費用、生活費などにまわされ気がつけば自由に使えるお金はなくなり財布も空っぽ・・・なんてこともありえると思います。
大抵の夫婦間ではお金の管理については2種類のルールがあるはずです。
ひとつはご主人の給与を全額奥さんに預け管理してもらうパターンで、必要な諸経費のみ月額決まった分だけご主人に支給される、いわゆる「おこずかい制」と呼ばれているルール。
もうひとつは独身時代と同じようにお金の管理は各自で行い、夫婦間や家族で必要な経費分のみお互いが一定の割合で支払うパターンです。

どちらがいいとは言い切れませんが、収入源やお互いの所得額、夫婦間のパワーバランスなどによりある程度の権限は決まってくる場合が多いです。
個人的な経験を例に考えると、お金の管理や節約に厳しい奥様であれば、ご主人にとっておこずかい制だと苦しくなると思われます。
ご主人にとっては必要経費と感じることも、お金の実験を奥様が握っているため、最終的な必要性に対するジャッジは奥様の判断に委ねられることになりますので、ご主人は思い通りにお金を経費として捻出することは困難になるため、上記ケースの場合はおこずかい制はおすすめできません。
かといって一旦決めてしまったお金のルールを途中で変更することは難しいので、夫婦生活を始めるとき最初の段階でしっかり話し合い納得させて決めておくことが大事です。

Author: 桑折哲朗
『TEAM THE 徹底攻略KC』代表。 交際クラブ(デートクラブ)で遊んで早や何十年の業界の生き字引。愛猫が癒し。 交際クラブ黎明期から業界の変遷を目にしてきている。
投稿日:2018.08.22

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