自分の価値観でいい

世間の人の見方と自分の考え方が著しく違っていると思うときもあります。
自分が正しいと思って、世間の人の見方がおかしいと思いたいのですが、多勢に無勢のときもあるでしょう。
「あの人結婚してないんだって…」「あの歳で一人ものだなんて」そんなことを言う人もいます。
言われるほうは、「余計なお世話」なのですが、言う方も「人の勝手なのです」言うなれば価値観の違いということですね。
そういうことを言う人は「自分が何歳までに結婚しないと恥ずかしい」自分自身がそのような価値観を持っているので、「かわいそうにこの歳になっても結婚できないなんて…」と思ってしまうのです。

しかも、その結婚していない人は自分よりも幸せかもしれないのにです。
そのような変な意識で無理に恋愛したり、結婚した人よりも、素直に心に従って無理のない人のほうがよほど素敵に暮らせるかもしれません。
ですから、人の人生に一喜一憂する必要はありません。人は人ですし自分は自分です。
「そういう人もいるんだなあ」くらいに思っておけばいいのです。
また、誰かに何か言われても自分がそうだから、人のことがすごく気になってるんだな…」と思っておけばいいのです。
いちいち誰かのいうことを気にして悩む必要はないでしょう。
自分の人生ですから何もその人のために生きているわけではないのです。

恋愛力を高めるために

たとえば意中の相手と次のデートを相談しているとします。
その人と本気ではない人は、会う日などを設定しようとした途端にその話に乗っかってこなくて、逃げの体勢になることがあります。
そういう相手は「その日は予定が入っていてよくわからない」なんて言い方をしてくるのです。
しかし、本当は予定がわからないことが多いのです。普通は誰でも予定は全てわかっているのですから。
相手がそういった答え方をするときはその話をはぐらかそうとしているときです。
「悪いけどそれ以上突っ込まないで…」というような心境でしょう。

相手のその気を見極める

ものすごく多忙なスケジュールで、用件がありすぎて予定が把握しきれなくて、本当に「その日はわからない」というときもあるでしょう。
しかし、その誘いに乗りたいという気持ちが前向きにあるときは「今はわからないから、きちんと調べて連絡しますね」と、ちゃんと相手に対して安心する言葉を提供しているはずなのです。
そして本当にスケジュール表などを確かめてそれから確実な日を相手に連絡するようにしたらいいでしょう。
そのデートの誘いに応える気があるのかないのかは、「相手が、安心する言葉を自分に言ってくれるかどうか」で見極めることができるのです。
「行きたいのだけど、この場ではわからないから…」と言ってきたとします。
「また連絡します」などと去り際に言い残して帰ったけれど、そのまま連絡も何もくれないというのは「断りたい」ということです。
実際にそれは察しないといけないでしょう。
そういう場合は「さっきの返事は?」といったように後追いするのがマナー違反です。基本的には誘いについての催促はしないということですね。
はっきり断れないとか断るのが悪く、断る言葉も見つからなくて、そういう風にはぐらかして帰ったのだなと思ったら、きちんとそのことを察するようにしましょう。
そのままにしてあげるということも人としての優しさなのです。

ぐんぐん攻めたらだめですね。それはそれで、その人の自由にさせてあげなくてはいけません。
気乗りしないし行きたくなかったということですから。
そこを何でと言ったらだめなのです。そうするとうっとうしがられるか、嫌われてしまいます。
つまりは、こちらに気がないことのある種の答えと思ってもいいでしょう。

どうしてかというと、人は自分がもう一度会いたい異性の前で、「日にちがわからない」なんて絶対に言わないものだからです。
こちらに気がある人の場合、むしろ「いつだったらいいの?」と積極的に聞いてきたりしますから。
さらに、本当に相手に好意を持っている場合、ぜひ会いたいと思っていたら、むしろ、他の予定をキャンセルしてでも「その日空いてる」と言ったりするのです。本当に好きな人にはそこまでするのが恋愛というものですよ。

押してもダメなら引いてみなという諺があります。これは確かにそうで、いつなら会える?といった催促ばかりしていると、相手もしつこいと思って態度を硬化してしまうこともあります。
デートをしたい気持ちはわかるのですが、その気持ちを前面に出してしまったら、うまくいくこともうまくいかないでしょう。その場は引き下がるか、本当に諦めたほうがいいかもしれません。
恋愛というのは相手の気持ちがある程度わからないと、あるいは察する気持ちがないとうまくいきません。
そのときは価値観の違いということでスパッとあきらめることも大切です。
これだけ人がいるのですから、いつか自分の価値観にどんぴしゃではまる人が目の前に現われますよ。
交際クラブ・デートクラブをご利用の皆様も是非参考にしていただければと思います。

Author: 桑折哲朗
『TEAM THE 徹底攻略KC』代表。 交際クラブ(デートクラブ)で遊んで早や何十年の業界の生き字引。愛猫が癒し。 交際クラブ黎明期から業界の変遷を目にしてきている。
投稿日:2018.08.21

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