どうしても好きな人を忘れられない時の対処法

好きだった人の記憶というのは簡単に消えるものではありません。好きな人のことはいつも考えていますし、好きな時期が長ければ長いほどその人を忘れるのは難しくなっていきます。思いを伝えて付き合うようになり、結婚することになったという人もたくさんいますが、世の中には思いがかなわず、成就しないまま消えていく恋も沢山あることでしょう。
恋愛経験が多い方であれば、一度や二度失恋を経験したという方もおられるのではないでしょうか?
でも、人によっては失恋したとしてもすぐに次の恋に気持ちを切り替えられる人もいますが、なかなか忘れられず何年も辛い思いを引きずる人もいます。
忘れられないと次の恋もできませんし、トラウマになってしまって余計辛くなるという悪循環に陥ってしまいますから、気持ちを切り替えるように意識することはとても大切な事といえるでしょう。
では、ここからどうしても好きな人を忘れられない時の対処法について具体的にご紹介したいと思います。
交際クラブ・デートクラブをご利用の皆様も是非参考にしていただければと思います。

1、無理に忘れようとしない

失恋して辛いときには、やはり早く好きな人を忘れようと努力するものです。写真などの思い出の品を処分したり、メールやラインなどの履歴を削除したり、とにかく好きだった人を思い出さないようにしようとします。
でもつらい思いが消えない・・・と悩んだ経験はないでしょうか?人はつらい記憶や思い出をなるべく早く忘れようとするものですが、でもそれを意識すればするほど逆に考えてしまったり、思い出すことになりますから早く忘れることはできません。
忘れなきゃと思っていること自体が、記憶を鮮明に思い起こすきっかけになっているのです。ですから、早く忘れたい気持ちは分かりますが焦って行動するのは逆効果です。ある程度の時間が必要であり、普通に生活しているだけでもいつの間にか記憶や思い出は薄れていきます。
時間が解決してくれると昔から言いますが、それは確かでいいことも悪いことも時間がたてば薄れていき忘れてしまいます。ですから、無理に早く忘れようとしてジタバタするのは逆効果になるのです。

2、思い出の場所をあえて避けない

もし付き合っていた期間があったのなら、二人の思い出の場所もあったことでしょう。デートの待ち合わせに使っていた場所、よく一緒にご飯を食べに行ったお店、記念日に行ったレストラン、喧嘩した思い出があるカフェ、またその人の家の付近にはたくさんの思い出があることでしょう。別れた直後には二人で歩いている、話している、笑っている情景が鮮明に思い浮かぶほどたくさんの思い出の場所があることと思います。
相手のことを早く忘れなければならないと思っている特は、どうしても思い出の場所を避けてしまうものですが、見ると、もしくはその場所に行くと思いだしてしまうと思うことこそが記憶を呼び起こす要素になってしまっているのです。
ですからなるべく普段どおりに過ごすようにしましょう。あえて避けたりせず、感傷に浸ることなく普通にその場所を利用するのです。初めは一人で行くと辛いかもしれないので、友達や家族と一緒に行ったりして記憶を上書きするのです。
別れ話をしたカフェは仲のいい友人との集合場所、いつも行っていたレストランは楽しい女子会の場所にするなど楽しいことに自分の記憶を上書きしましょう。

3、次の恋を妄想する

女性は男性に比べて妄想が得意です。王子様のような理想的な男性とのデートを妄想したり、好きな男性から壁ドンされている自分を勝手に妄想したり、芸能人と恋している自分を妄想したり。
一人でウキウキしたり、にやにやしたり、世界に入り込んでしまう人も。でもこの妄想は、恋愛に対してポジティブ思考にさせてくれる行動ですし、トラウマやネガティブな考えを忘れさせてくれる行動でもあります。
ですから、好きだった人をどうしても好きな人を忘れられないという時には、相手は誰でもいいので恋をしている自分、また恋愛を楽しんでいる自分を妄想してみましょう。
現実に戻った時に余計悲しくなるという人もいますが、必ずしもそうとは限りません。また恋をしたいという考えが頭をよぎることもありますし、いままでの思い出を悲しい思い出という観点ではなく、客観的に冷静に見ることができるようになることもあるでしょう。

まとめ

ここまでで、どうしても好きな人を忘れられない時の対処法についていくつか方法をご紹介しました。無理に忘れてしまおうとしないこと、思い出の場所をあえて避けてしまわないこと、そして恋をしている自分や次の恋をしている幸せな自分を妄想してみるという方法があります。恋愛に辛い思い出はつきものです。
思いが実らなかったり、恋が終わった時にはつらく、もう自分は恋愛なんてできないと感じるものですが、必ずどんな人でも立ち直ることができ、また次の恋愛を楽しめるようになるものです。時間をかけ、どんな思いも自分の恋愛偏差値を上げる経験だと思って消化してみましょう。

Author: 桑折哲朗
『TEAM THE 徹底攻略KC』代表。 交際クラブ(デートクラブ)で遊んで早や何十年の業界の生き字引。愛猫が癒し。 交際クラブ黎明期から業界の変遷を目にしてきている。
投稿日:2018.06.27

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