恋愛には失恋がつきものです。
何度も恋をして失恋をしてその痛手から立ち直る…言葉で言ってみると簡単です。
しかし、失恋の痛手というのは、当事者にしかわからない辛さがあるのです。
そうすると、そこからどう立ち直ったらいいのでしょうか。
交際クラブ・デートクラブをご利用の皆様も是非参考にしていただければと思います。
友達の輪に入る
失恋というのは経験したことのある人しかわからないでしょう。
実際に、失恋をしたときというのはどういった気持ちになるのでしょうか。
ある日突然、付き合っていた人から別れを告げられたとします。
何の前触れもなく、自分にはなんの心当たりもないということもあることでしょう。
そのような心当たりがないという失恋は、後々まで、自分自身の中に大きなしこりとして残してしまうものです。自分のどこがわるかったのか…そのような落ち度がわかれば、ある日突然宣告されてしまう失恋にも納得がいくのですが、それがなく、自分にもまったく見当がつかないというのでは、そのときに何が起こったのかわからずに頭の中が真っ白になってしまうのです。
それまで仲むつまじくつきあってきた二人でしたら、なおさらのことでしょう。
ですから、突然の別れの宣告に戸惑いを隠せないのです。
思いおこせば、あれがいけなかったのか、これがいけなかったのか、ということもあることでしょう。
それでも、失恋をしたというのは事実なのですから、どうしようもありません。
こっちはまだどうしようもなく好きなのだから、お願いだから別れないで…と懇願する人もいるかもしれません。
しかし、付き合ってきたもの同士で別れの宣告というのは、二人の仲を断ち切るものですから、とても重いものです。
懇願して思いとどめるようでしたら、それもまた信じることはできないのではないでしょうか。
ですから、別れの宣告というのは最後通告と考えていいのです。
そうなると、失恋の痛手から少しでも早く立ち直ることを考えたほうがいいでしょう。
覆水盆に返らずといいますが、恋愛はまさにそういうことなのです。そのときは、どうしても自分を責めてしまいがちになるのもわかります。もちろん相手を責めてはいけません。
できれば、どうして別れるのかといった理由を聞きたいものですが、それもなかなか勇気が必要ですね。まず、そのときに一番大事なことは、自分を責めすぎると際限なく落ち込んでしまうということです。それが高じて鬱になってしまうこともあるでしょう。
そして、さらに大事なことは相手を責めないということですね。
別れを宣告した相手に対しては、憎しみの感情が芽生えてしまうこともあるでしょう。
しかし、それは気持ちの中に生じていたとしても、自分の心の中だけに閉じ込めておかなければいけません。
出会いから別れまでの思い出が多ければ多いほど、失恋の痛手は大きなものになるのですが、失恋の痛手をストレスと考えて、そこからできるだけ早く脱出するようにしましょう。
一人でいるのは辛いですから、友人の輪にできるだけ加わるようにしたほうがいいでしょう。
気持ちを紛らすだけでもかなり違いますし、友人とのバカ騒ぎで現状を忘れることが立ち直る近道となることが多いのです。
これからの自分を考える
突然の別れの宣告というのは精神的なダメージがとても大きなものになるのは間違いありません。
しかも、別れの理由に心当たりがないとなるとダメージは相当なものでしょう。
できれば失恋の理由がはっきりとわかればいいのですが、それがわからないと、次のステップに早く進むことができないといった人もいるでしょう。失恋の理由…それがわからないから悶々と悩んでしまうのです。人は悩みすぎることで、どんどん負のスパイラルに陥ってしまうものです。
出会いがあれば別れがあるのが人生の常です。
別れがないということはありえませんし、どのように仲の良い二人にも必ず別れがやってくるのです。
それが失恋ということでしたら、確かにダメージが大きくなってしまうのですが、逆にそこから立ち直ることができたら、人生はそれ以上に楽しいものになることでしょう。
つきあいも人生に一度ではなく、何度でも訪れます。
失恋をして、違う異性とつきあう楽しみを味わうことができるのです。
もちろん、そこまでの考えに至るまでに、どん底の気持ちを体験することになるでしょう。
しかし、そこから立ち直ることで、それまで以上の素晴らしい人生が待っているということです。
失恋の痛手から立ち直ることは、簡単なものではありません。
いつまでも相手のことが頭から離れないのは当然のことです。
それまでは辛いことばかり続くでしょう。しかし、ある日ふと相手の呪縛から逃れることができる日が必ずやってきます。それまでは、存分に落ち込むことは次のステップに進むためにも大切なことです。
時が解決すると考えると、ありきたりですがそれが一番の方法なのは間違いありません。
過去の相手のことよりもこれからの自分が一番大切だと思う日がきっとやってくることでしょう。