誰しも一つや二つ趣味はあると思います。その生きがいといえる趣味を、誰かに否定されたらカチンとくること間違いありません。ひどいと口論になりますし、もう二度と口を聞きたくないと思ってしまうことでしょう。一方でそれが好意を持っている男性ならどうですか?これまでのように好きではいられないかもしれませんが、対処方法をご紹介します。
どうしてなの?否定する心理を知ろう
大の大人である男性が、あなたの趣味を否定する原因はいくつかあります。まずひとつ目は嫉妬です。仕事に忙しくてプライベートがあまり充実していない男性は、男女問わず趣味を謳歌している人を批判する傾向があります。確かに不満を抱えていると、ヤケになって八つ当たりなんてこともあると思いますが、そういう男性は自分のことで頭がいっぱいになっているので大人気ない行動を取っているだけです。例えば、あなたがジャニーズなどのアイドルにハマっていたとします。ハマっている本人は毎日楽しいと思いますが、プライベートに不満がある人から見れば羨ましがられる対象にしかなりません。どれだけ舞い上がる出来事があったとしても、こういう否定する男性と分かっていたら、クールに振る舞うのが対処方法のひとつだと分かります。
もうひとつの原因は、趣味そのものに嫌悪感を抱いている場合です。特にジャニオタの女性と付き合った結果、推しのアイドルに容姿や振る舞いを寄せてほしいということを言われることもあるそう。そうなれば、自分が代替的存在にされていると虚しくなって、付き合いそのものを解消したいと思う男性が多くなるということになります。他に推しと比べられて付き合わされるという失礼な態度を取られれば否定したくなる気持ちも分かるはずです。男性が女性の趣味を否定する心理は、原因が複雑に絡み合っているということになります。
否定されたから趣味をやめるのはNG!
この世知辛い世の中で、趣味に生きがいを見出している人は多いです。ですが、個性的でマイナーな趣味、もしくは第三者からオタクと言われているようであれば要注意!まず、前提として認識してほしいのは、そもそも自分が好きなものを相手も好むとは限らないということ。そして最初から受け入れてもらえないこともあり得るということです。プレゼン能力が高いと、形勢逆転して理解してもらえることもありませんが、それができる人はあまり見当たらないです。否定されたから趣味をやめることは、ある一種の自殺行為。理解してくれる人がいればいいなという過剰に期待しないスタンスを心がけて、しっかりと自分の好きなものへの愛は貫きましょう。
否定される趣味と分かっているなら、むやみに教えないという方法もあります。好きな人なら何でも教えたいと思う心理は分かりますが、嫌な気持ちにさせるのではないかと想像できるなら隠し通しましょう。特にオタク系の趣味は分かってもらえない可能性が高いです。過去にオタクの女性が恋をする映画作品がありましたが、あんな風に関係が上手くいくのはひと握り。どうして否定されるのか、理由は意外と理解できなくて怖いからという単純なものであることも多いんです。別に嫌な思いをさせないなら、自分だけの秘密を持っていても問題にはなりません。それに多少秘密を持っていた方が関係の進展に役立つ可能性もあります。
趣味を否定されたときの対処は他にも!
女性の趣味を否定する男性の中には、自己顕示欲が強いタイプもいるのだそう。この自己顕示欲が強いタイプは、自分以外の人の意見ばかりが通っている状況を面白くないと考えます。もし趣味を否定されたら「じゃあどうすればいい?」などと聞いてみるといいでしょう。
一度素直に話を聞くことで、趣味に否定的な男性の自己顕示欲が満たされるんです。そして次第に人の意見を聞く気持ちになり、結果、否定的な態度が少し和らいでいく可能性があります。また、どうしても理解してほしいときは、統計データなど相手が納得するものを準備して説明して、説得力を上げる方法も効果的。しっかり趣味にハマる理由が理解できると、否定的な態度が改まって否定しないようになるんです。
一方で、趣味に対するネガティブな意見をぶつけられたときは、聞き流して敢えてあまり相手にしない方法もあります。否定的な意見を言ったことが無駄に終わったと分かるので、それを言う気持ちが薄れていく結果、思わぬ理解を得られることもあるでしょう。さらに自分の思いつかなかった、ある意味逆の意見を聞くことで見識が広がることがあります。否定的なことを言われたときはムッとせずに、その考えを受け入れる姿勢をとるようにしましょう。一旦意見を聞き入れると、新しい発想が生まれるなどのメリットも期待できるんです。自分ばかりが主張するのではなく、聞き入れる心の広さを持っておけば環境が好転する可能性もあります。
自分が楽しむ趣味を否定する人は、出来ればあまり関わりたくない存在です。一方で、寂しさから否定したり、自己顕示欲が高すぎて否定する人もいます。そういう人の真の思惑を知っておくと、あまり角を立てずに関わりやすくなるかもしれません。ピンチはチャンスという言葉があるように、自分にとって有意義な意見として取り入れてみてもいいでしょう。