別れた彼女が忘れられない、もしくは他の女性と付き合ったがやっぱりあの女性以上の人はいない、と思う事はあるものです。付き合った異性と別れると、女性の方がいつまでも前の恋を引きずる、男性はさばさばしている、というイメージがあるでしょう。
ですが実際は、男性の方が前の恋を引きずる傾向にあります。女性は彼氏と別れると大きなショックを抱え、ご飯も食べられなくなるほどです。ただ、ある程度の落ち込み期間をすると、きっぱり忘れて次の恋に進むものです。男性はいつまでも別れた女性を忘れられない、切り替えられないと言います。
別れた彼女を忘れられない、ということは決して悪い事ではありません。別に好きな女性ができれば自然と忘れられますし、時間の経過とともに忘れられる場合もあります。
別れても一人の女性を思い続ける事はその人の自由です。そして場合によってはよりを戻せる可能性もあります。
ただ、別れた以上は相手にとっては特別な存在ではなくなっていますので、付き合っていた当時と同じ事はできないと思った方が良いでしょう。
忘れられないから頻繁にメールやLINEを送る、電話をかける、デートに誘う、なんてことはまず難しいと思っていいです。初めて出会った女性なら積極的にアプローチしてもいいでしょうが、それができないのが元カノという存在です。下手をするとストーカーと思われてしまうこともあります。
交際クラブ・デートクラブをご利用の皆様も是非参考にしていただければと思います。
別れる前よりもいい男になる
では別れた彼女とよりを戻したい場合、大切なのは別れる前よりもいい男になる事が重要です。まだ元カノを引きずっている、ということは、おそらく自分から彼女を振ったわけではなく振られたのでしょう。振られたという事は少なからず自分に足りないところ、悪い所があるからでしょう。いくら自分が元カノの事が好きでも、女性からすればどこか足りないところ、不満な点があるから別れを切り出しています。少なくとももう一段階男として、人としても成長しなければいけないでしょう。
そして、よりを戻したいと思っても、すぐは無理です。別れて1ヶ月足らずで「やっぱり忘れられないからやり直してほしい」といっても、まずOKすることはないでしょう。女性はもう新しい恋に進もうと思っている時期ですから、そんな時期にやり直したいと言われても「それは無理」と断られるでしょう。
何度も懇願すれば、それこそストーカーになってしまいます女性も別れを切り出すまで、相当悩んだはずですし、意を決して別れを切り出した事でしょう。それなのに、すぐによりを戻そう、と切り出すのは、その勇気や決意を軽視するようなものです。自分もそうですが元カノにとっても冷却期間は必要です。
冷却期間としては、せめて半年以上は必要でしょう。『そんなに期間をあけたら、新しい彼氏が出来てしまう』と思う方もいるでしょう。確かにその可能性は十分にあります。ただ、だからといって冷却期間をあけずに自分がよりを戻せる可能性はほぼゼロに近いかもしれません。
そこは新しい彼氏ができない事を願うしかないでしょう。そもそも別れた原因が、他に好きな男性が出来た、ということなら、その可能性は高いでしょう。
ただ、新しい彼氏が出来たから、二度とよりを戻せないというわけではありません。逆に他の男性とお付き合いすることで、元カレの良さがわかってくることもあります。
そして大切なのは冷却期間を有効に使うことです。
つまり、その冷却期間で自分磨きをして、以前よりも“いい男”になって元カノの前に現れれば、『どうして、こんないい男と別れたんだろう』と思わせる事が出来るでしょう。間違っても『コイツと別れて正解だった』なんて思われない事がよりを戻すためにも重要です。
自分磨きとしては、外見が悪ければファッションセンスを磨く、ダイエットして体を鍛える、というのもいいでしょう。振られた原因がわかるなら、それを解消することが先決です。
冷却期間をあけたら、その後どのようにして連絡を取ればいいか迷うでしょう。一番いいのは元カノの誕生日です。未練が残っている、残っていないは別にして、付き合っていた彼女の誕生日は間違いなく覚えているものです。ただ、もしかするとその時にはすでに彼氏ができている可能性があります。
彼氏と誕生日を祝っている時にメールやLINEを送るのはタブーです。彼氏ができていない、それに近い存在の人もいない、ということが分かっていれば当日に送るのもいいですが、そうでなければ、前日くらいに送るのが礼儀です。本音はその関係をぶち壊したいと思っていても、そこは大人の男として、一人の人間としてやめておきましょう。
会うきっかけ作り
もし、彼氏が出来ていないというのであれば、それを理由に会うきっかけ作りをしてみましょう。
なんとか食事やデートに誘うことが出来たなら、ここで問題になるのが接し方です。あくまで『単なる元カレの一人』としてであり、決して彼女にとってはもう『特別な存在ではない』ということは自覚しておきましょう。
その上で、冷却期間についての話をしてもいいでしょう。
ただ、そこで「よりを戻したい」とは言わない事です。
あくまで、別れてから自分が変わったところを元カノに気付かせるようにする程度で、まだ復縁は早いでしょう。
何度もデートを重ねた上で、ストレートに『やっぱり忘れられなかったんだ。もう一度やり直せないかな』と気持ちを伝えましょう。
それでも断られた場合は、諦める、もしくはまた冷却期間をもうけましょう。
ただ、必ずしもよりを戻せるとは限りません。むしろ復縁できない可能性の方が高いのですから、その点は頭に入れておく必要はあります。