恋愛依存体質な人はとても多いです。事実、恋愛をすると「もうこの人がいないと生きていけない」なんて思ってしまう人もいるのではないでしょうか。学生はそんなロマンチックな恋愛も素敵ですが、それが社会人になるとなかなか難しいですよね。そもそも相手に執着すればするほど嫌がられることも多く、それによって関係が破綻してしまうことも少なくはありません。
恋愛依存は一種の病気とも言われており、心に何かしらの病気があることによって、相手に妙な執着を見せてしまうことがあります。相手に依存してしまうと、相手の行動にすべて左右されるようになってしまって、自分を見失うということもあります。そのため、できれば相手に右往左往するのではなく、自分の足でドシッと構えられるようにしていくことが大切です。
ただ、それでも「恋愛依存はやめられない」という人も相当数います。これは孤独な現代人だからこその問題かもしれませんね。実際に恋愛依存体質の人ほど苦労してしまうこともあるので、そこは注意しましょう。近年は交際クラブ・デートクラブなどでパパ活する人も増えているのですが、中には交際クラブ・デートクラブの相手に依存してしまうという人もいるなど、かなり状況も変わってきています。
まずは依存しやすい体質から抜け出して、相手との良好な関係を築けるように努力してみてはいかがでしょうか。
依存しやすい人は常に自分が求めるだけ求めていて、求められるということはありません。自分が求めることによって自分のアイデンティティを保っているのです。しかし、相手に求められることがないため、相手によって自分のアイデンティティを保つということがありません。それが自己肯定感を低くしてしまうことに繋がり、結局は自信がないからこそまた相手に執着してしまうことを繰り返してしまうのです。
まずは相手に何もかもを求めるのではなく、たまには相手から「あなたがいないとやっていけない」と言われるような相手になる必要があります。それは簡単なことではないですが、人は誰かに必要とされることによって自己肯定感が高まります。それは結果的に自信に繋がり、人から求められるということで心も満たされるのです。
常に誰かに求められるようになれば、自然と恋愛に依存することもなくなります。なぜなら、恋愛以外でも自分を求めてくれる人がいるためです。そうやってより多くの人と繋がっておくことによって、孤独から抜け出すことが最初の一歩となります。
仕事や趣味があるという人は、そちらを充実させるようにしましょう。多くの人は仕事や趣味を持っていても、中途半端になってしまっていることが大半です。本来は仕事も趣味も本気で楽しめばもっともっと充実してくるのですが、そこまで到達する前に諦めてしまう人も多かったりします。
人によっては「もういいや」と諦めてしまっている人もいるのではないでしょうか。ただ、そういう人ほど「人生=恋愛」となってしまって、その他のことは放置してしまいがちです。人生で重要なのはバランスであり、恋愛以外にも仕事や趣味を謳歌することによってすべてのバランスが均等に整います。
それこそバランスが極端に偏っていると、ある一方が崩れてしまった時のダメージがとても大きく、恋愛体質の人は恋愛の比重がとても重いので、それが崩れてしまわないように必死で守ろうとします。結果、依存してしまって相手にも余計に逃げられることになるのです。それは本末転倒ですよね。
パートナーは1人だけというのが普通だった時代もありますが、近年はその限りではなくなってきています。人によっては浮気や不倫も当たり前となっており、割り切った関係を続けているという人も少なくありません。
交際クラブ・デートクラブなどを利用する人が増えているのも、それらが背景にあると言って良いのではないでしょうか。多くの人はパートナーの他に、ただただデートができる相手が欲しいと思っているわけです。
それは男性も女性も関係なく、チャンスがあるのなら他の相手とも楽しみたいと思っているのが人間の本心だったりします。一途にずっと愛するという人もいますが、それは恋愛をし始めてから最初の間だけです。
段々と相手の嫌なところも見えるようになってくれば、そこから他の相手がどんどんより良い人に見えてくることも多くなります。そのため、できればまずはパートナーに固執せず、その他多くの人とも密な関係を作っておくようにしましょう。
恋愛依存は一種の病気であり、人に依存してしまう人は育ってきた環境の中で何かしらの問題があった可能性もあります。しかし、重要なのはそこではありません。いかに恋愛体質から抜け出して依存を克服するかどうかです。まずはここで紹介した方法を駆使して、相手に左右されない人になってみてくださいね。