「どうせ私なんて見た目は悪いし、性格も良くない……」などと、好きな彼にダメアピールをしていないでしょうか？
卑屈な女性は、一緒にいて疲れてしまいます。
あなたのダメアピールに隠されている心理についてご説明します。
交際クラブ・デートクラブをご利用の皆様も是非参考にしていただければと思います。
ダメアピールに多いセリフは？
■「どうせ私なんて」
「どうせ私なんて……」というダメアピールは、「そんなことないよ」と否定してほしい気持ちの裏返しです。
最初のうちは「そんなことないよ」と励ましていたとしても、何度も言われるとうんざりしてくるでしょう。一見自分に自信がなさそうな発言に思えますが、優しくなぐさめてもらえそうな人を狙って言っています。
■「私って○○だから」
「私って○○だから……」の○○の中にマイナスな要素が含まれている場合、これもダメアピールの一種です。
ダメアピールをする人は一見控えめそうな人に見えますが、自己主張が強い傾向があります。
自己主張の方向が違うだけで、自慢話が多い人と一緒です。自分の欠点を得意げにアピールしてきます。
■「○○されたことがない」
自分にまったく経験がないことをアピールしたがる人がいます。
誘ってほしいか、○○に憧れを持っているかのどちらかでしょう。
ただ、言われたほうとしては、どう返したらいいのか困っています。
■「私には絶対無理」
自分には無理と言うことで、相手に「あなただってやればできる」と言ってもらいたいのです
また、相手に尊敬の気持ちを持っていることがあります。
「私に無理なことができるあなたはスゴイ！」という賞賛がこめられていることもあるでしょう。
■「迷惑だったらすみません」
こう言われれば、「迷惑なんかじゃないよ」と否定せざるを得ません。
迷惑をかけていると思っていなくても、「迷惑だったら」を付けて謝る人がいるようです。
相手の同情を引くために、このような発言をしています。
ダメアピールに隠されている心理
■かまってほしい
自分の欠点を好きな人に対してさらけだす人でも、嫌われたいと思っているわけではないでしょう。
ダメアピールには、「そんなことないよ」となぐさめられたい心理が隠されています。
かまってほしい気持ちが強すぎると、鬱陶しいと思われることがあります。
■認められたい
ダメアピールをする人は、好きな相手に認められたいと思っています。
自己評価が低いことから、相手に励まされることで自分の気持ちを上げるしかないのでしょう。
自己評価を上げるようにしないと、励まされたときだけ良くても、すぐに気持ちは下がります。
■自分に厳しい
自己評価の低い人は、自分に厳しい傾向があります。
実は、プライドが高いのかもしれません。
それでダメアピールをすることになってしまうのでしょう。
■緊張をときたい
ダメアピールをすることで、その場の緊張がとける場合があります。
何度かこの方法で緊張をとくことに成功すると、ダメアピールがクセになってしまうことがあるようです。
緊張をとくために、あえてダメアピールをするようになります。
■笑いを取りたい
笑いを取ろうとして、わざとダメアピールを言うこともありそうです。
本人が明るい感じで、自分の失敗談などを話すのがこれです。
この場合は、笑ってもらえれば満足できるでしょう。
まとめ
日本では謙遜は美徳とされていますが、謙遜しすぎると卑屈に思われてしまいます。
ダメアピールは一見謙遜しているように見えますが、自己主張の一種です。自己評価の低い人が他人に認められたいときに、ダメアピールを繰り返すようです。
他人に認めてもらいたいのであれば、自分の良いところをアピールすれば良さそうなものですが、それだと自慢になってしまいます。ダメアピールなら、ダメな自分のまんまでアピールできます。
ダメアピールをする人が自分のことを好きでないかといったら、それは違うと思います。
「どうせ私なんて……」という言葉も、自己主張のひとつでしょう。そこには、他人に励ましてほしい気持ちが見え隠れしています。
他人から見て十分に可愛い女性が「私はブスだから……」と悩んでいたり、仕事ができる人が「私は仕事ができないから……」と落ちこんでいることがあります。
本人の自己評価が低すぎる場合があり、言ってることが現実とは限りません。客観的に自分のことが見えていないのでしょう。
ダメアピールをされても、多くの人はどう返せばいいのか困ってしまいます。「そんなことないよ」と否定するしかありません。
一度や二度ぐらいなら励ますことはあったとしても、何度も同じことを言われるとしだいに疲れてきます。ダメアピールをしたときに、「また、はじまったよ……」とうんざりされてしまうでしょう。
なかには、ダメアピールで笑いを取ろうとする人もいますが、前向きな話題でないだけに笑えないことがほとんどです。
ダメアピールから抜け出さないと悪循環に陥りますから自分に自信をつけて、他人に励まされなくても大丈夫なように自己評価を上げることが大切です。
自分に自信がつけばダメアピールではなく、本当の意味で良いアピールができるようになるかもしれません。
交際クラブ・デートクラブで出会った男性とのデートでも同じことが言えます。男性はどちらかというと前向きな女性と一緒にいたいと思っているようです。
