恋愛がらみの嫉妬は何ともややこしいものです。昔から、ドラマや映画、お笑いなどでも題材にされることが多く、いわずとしれた韓国ドラマでは絶対の展開といってもいいでしょう。他人事なら見ていて面白いかもしれませんが、自分のこととなれば話は別です。恋人が綺麗な女性と親しげにしていれば気になりますし、元カノの話をされれば不愉快な気持ちになります。恋人が自分の友達のことを美人だと絶賛すれば微妙な気持ちになりますし、友達よりも何倍も美人と言われれば上機嫌になります。なんともげんきんなものですが、その根本にあるのは、女の嫉妬なのです。
男性は思考パターンが全く違いますから、理解できず引いてしまうこともあるでしょう。いじめや職場での不和を生み出す一番の原因といわれている女の嫉妬ですが、その心理はいったいどんなものなのでしょうか?ではここから、嫉妬してしまう女性の心理を理解するためにどんな気持ちなのか詳しくご紹介したいと思います。
交際クラブ・デートクラブをご利用の皆様も是非参考にしていただければと思います。
1.自分に自信がない場合
自分に自信が持てないという女性は意外に多くいます。自分の容姿に自信がない、性格が内向的で人から好かれないと思っている、太っていて醜いと感じているなど理由は様々です。一見自分に自信を持てない女性は嫉妬とは無縁のイメージがありますが、実はその逆なのです。自分に劣等感のある人は、自身に満ちた女性を見るとひがみの気持ちからその人のことを批判したくなったり、否定したくなります。
でも自分一人ではあまり影響力がないのが分かっているので、同じように劣等感を抱いているひがみやすい女性を仲間にしてグループで魅力的な女性を攻撃します。
その行動の裏にはうらやましいとか、あんな風になりたいのになれない歯がゆさのような気持ちが見え隠れしているようです。
みんなで無視したり、悪い噂を流したり、LINEで悪口を流したり、わざと近づいて情報収集し、みんなに情報を垂れ流ししたりするなど、なかなか陰険なものもあります。クラスでモテる女の子や職場で異性に人気のある女性、みんなに憧れられているママ友、先生のお気に入りの女の子が同性に妬まれて仲間はずれにされるのはそのせいなのです。
2.自分だけでないと気が済まない性格の場合
女性の中には友人や恋人の注意が自分だけに向いていないと気が済まないという人がいます。学生の時には友人が他の子と仲良くしていたり、連絡先を交換したり、遊びに行っただけで怒っていたという女性がそのまま大人になると、今度はその矛先が恋人に向かうのは当然です。恋人が自分以外の女性と話しているだけなのにイライラしたり、ましてや楽しそうにしていると怒りがこみ上げてきます。
ヒステリックな人の中には、それだけで別れると騒いだり、怒って口を利かなくなる人もいて恋人としてもお手上げといった感じでしょう。
でも、恋人の関心が自分に向いている時は上機嫌で、素直な女性になります。なんとも扱いにくい感じですが、自分だけを見てほしいという気持ちが昔から強い女性はこの傾向がみられるかもしれません。
3.いつも人と比べてしまう場合
人は人と自分を比べることによって大きく成長できると言われています。良い点を吸収し、悪い点を思い知り自覚する機会になるので、人と自分を比べるのは悪いことではありません。ですが、ちょっと度を過ぎてしまうと自分の方ができていない場合に悲観的になり、他の人に嫉妬の感情が芽生えるかもしれません。
女性は自分ができていないことで自分の落ち度を責めるのではなく、他の人を落とすことで自分の自尊心を保ち、自信を持とうとする心理的要素が大きいようです。特に女性は男性と違い、横ともつながりを重視し、差が生まれるのを嫌がります。
みんなが同じ、という状態が一番安心する傾向が強いのです。ですから、他の人が自分より勝っていると感じると嫉妬し言動に表します。
あの人は私よりモテるとか、あの人の彼氏は私の彼氏より年収がいいとか、顔やスタイルが私よりいいとか、自分が持っていないものを備えている人に対して嫉妬の感情を向けることが多く、ないものねだりのような心理なのかもしれません。これは年齢に限らず、小さいころから老齢に至るまで多くの女性に見られる傾向です。
まとめ
ここまでで、嫉妬してしまう女性の心理について具体的にご紹介しました。多くの場合、自分に自信がない、自分だけでないと気が済まない性格、いつも人と自分を比べてしまうなどの理由が関係していました。
これは別に特別な事ではなく、おかしいことでもありません。皆が感じる感情であり、状況や環境によっても大きく左右されるものだからです。
誰でも極端になる可能性があり、恋人に引かれる嫉妬女になってしまう可能性があるということです。ですが、嫉妬がどんな心理状態なのか、知っておくと自分を制御するきっかけにもなりますし、感情をコントロールする術も身につけたいと思うようになるでしょう。