不倫はいけないと分かっていても近くに魅力的な女性がいれば、思わず男女の関係に陥ってしまうこともあります。
家族が大切だという気持ちに変わりはなくても、女性に惹かれてしまう気持ちを抑えることができず、時間を作っては不倫相手となる女性と親密な関係になってしまい、思わぬところで不倫をしていることがバレてしまうこともあります。それは、交際クラブ・デートクラブでも一緒ですね。
離婚トラブルを引き起こさないためにも、不倫の証拠となる物とはいったい何でしょうか？
不倫をしていることが原因で、離婚調停になった際、有力な証拠となる物、そしてならない物は何かご紹介いたします。
不倫は浮気とは違い結婚をしている場合のみに使う言葉で、肉体関係がある状態を指示します。交際クラブ・デートクラブで出会っても同じです。
よく浮気と不倫の違いが分からない方もいらっしゃると思いますが、浮気の場合は結婚をしていない男女の交際で、一方が隠れて他の異性と交際をしたり、肉体関係になかったとしても持ちいれられる言葉です。
女性の勘は鋭く男性にちょっとした異変があるだけで、すぐに不倫をしているのではないかと疑いの目を向けるようになります。
もしも不倫の疑いをかけられている場合は、見えない所で証拠集めをしているケースが多く、有力な証拠を掴まれてしまえば一気に離婚トラブルへと繋がってくるので、十分に注意が必要になります。
いつもと変わらない態度をとっているつもりでも、女性は細かいところもよく見ているので、不倫を隠し続けたければ演技力といつでも気を抜かないことが重要になってきます。
離婚調停を行う際、不倫をしていると判断される証拠は、不倫相手の女性と肉体関係にあるのかないのかということに重点を置き、その肉体関係に及んでいることを不貞行為と言います。
明らかに不倫をしているだろうと思われる証拠でも、有力な証拠になるには不十分とされるものがあります。どんな物が不倫を明らかにすることができない証拠なのかご紹介いたします。
・ツーショット写真
・不倫相手との連絡のやり取り
・ラブホテルの会員カード
これらの証拠は不倫をしている有力な証拠に成り得そうですが、不貞行為に及んでいると確定ができないため、証拠としては不十分とされます。
ツーショット写真はたまたま飲み会で撮られたとして男性が言い訳をすることもできますし、連絡のやり取りも肉体関係があると分かる内容でなければ、不倫を明確にできる証拠にはなりません。
そしてラブホテルの会員カードも、明らかに不倫相手の女性と利用していたとしても、肉体関係があるとは見なされません。
どんな物が有力な不倫の証拠となるのか、疑問に思われる男性も多くいらっしゃるでしょう。
次は離婚調停でも不倫をしている証拠として扱われるものをご紹介いたします。
それはラブホテルまたは不倫相手の女性の自宅へ出入りしている写真です。
この証拠は不貞行為に及んでいるとされるには、５回以上の出入りがされているもので、時間も40分以上滞在していないと、不貞行為に及んでいると判断されません。
不倫の証拠を掴むことは、簡単なようで難しくなっていますが、離婚トラブルを防ぐためにも、男性の立場からすると気を抜かないように気をつけたいところでしょう。
不倫をしている疑惑をかけられ、何らかの証拠が見つかったとしても言い逃れをすることができますが、次にご紹介する証拠は言い逃れが難しくなり、不倫をしていることを自白してしまう証拠となるので、見つからないように処分をすることがいいでしょう。
・ゴミ箱に捨てた領収書やレシート
・財布の中にしまっておいたラブホテルのポイントカードや会員カード
・車に残された女性の髪の毛や私物
これらの証拠は不倫をしている有力な証拠にはなりませんが、問い詰められてしまったら言い逃れが難しくなる証拠と言え、自白を促すには十分な力を発揮するので、男性は処分をするなりして見つからないように気をつけるようにしましょう。
もしも不倫がしていることが奥さんに分かってしまい、証拠も掴まれてしまったら、慰謝料を請求されるでしょう。
不倫をされてしまった奥さんは、不倫をした男性と不倫相手となった女性から、慰謝料を請求することができます。
慰謝料の相場はおよそ100万円から300万円とされていて、不倫をしていた状況によって金額が変わってきます。
いかがでしたか？
不倫をしてしまった場合に有力な証拠となる物は肉体関係にあるかないかということに重点を置き、いかなる証拠でも不倫を確定できる証拠にはなりえないということが理解できたでしょう。交際クラブ・デートクラブでのお付き合いでも十分気を付けて行きましょう。
