突然の転勤や就職などで離ればなれになってしまうことがあります。
そこを転機として別れてしまうのかこのまま付き合いを続けるのかという二者択一を迫られることになるのですが、大きな理由がない限り、ほとんどのカップルは遠距離恋愛を選ぶことでしょう。
それは、2人にとってまたとない良い機会かもしれません。
これを2人の愛を確かめる良い機会と捉えたいところですが、それはそのときの2人にはなかなか、そこまで思うことはできないものでしょう。
出会いからずっと2人で仲良くつきあってきたカップルに、その先々でいろいろな災難がやってくるのです。
サラリーマンであれば避けては通れないのが異動による転勤です。
異動となれ社内の中の部署替えということもありますが、大企業となると全国に支社や営業所や工場があり、そこを転々とすることもサラリーマンの宿命と言ってもいいでしょう。
そうなると、つきあっている2人の間がどうなるのかが気になるところです。
もちろん、転勤して離ればなれになるからといって、短絡的に別れ話が出ることはないでしょう。
むしろ、いろいろな話が出るかも知れません。
それを機会に結婚話が出ることもあるかもしれませんし、将来のことを考えて異動を拒否して退職するという選択肢もあります。
少し極端な例ですが、将来的に地元で生活をしたいといのでしたら、遠方への異動は将来を考えたときの良い機会となるのです。
そして、離ればなれに暮らしてしまうと、2人の心がどんどん離れていってしまうことも考えられます。
連絡も疎遠となって、いつかは心が通い合わなくなってしまうことも考えられるのです。
やがては別れてしまうカップルもいることでしょう。
そうならないためにはどうしたらいいのでしょうか。
現在は、スマホもあって、いつでも好きな時にパートナーと連絡が取れます。
これまでデートしていた時間をそっくりそのままスマホで会話をする時間に充てるのもいいでしょう。
しかし、離ればなれとなったのを2人の絆を強める機会にするのでしたら、敢えて連絡を取り合うのを最小限にするという選択肢もあります。
これは、ある意味逆療法と言えるものかもしれません。
スマホでいつでも連絡が取り合える環境だからこそ、反対に連絡をしないようにするのです。
お互いを思う気持ちがあるのですから、連絡を最小限にしても愛を育んでいけることでしょう。
反対にこれで文字通り離れるようなことがあれば、2人の仲もそこまでということになります。
人生の中のどこかで2人の愛を確かめなくてはいけないときがあるとしたら、離ればなれになる転勤を良い機会にするといいのです。
突然、会社から異動通知が来ることもあるでしょう。それが遠隔地への転勤命令だったらどうしたらいいのでしょうか。
会社に勤める人にとって、異動の辞令というのは避けては通れないものです。
出世もあるでしょうし、栄転も異動の辞令によって決まります。
転勤というのも、栄転の一つであると考えると断る理由はありませんし、断るということは退職を意味することもあるので慎重に考えなくてはいけないのです。
慎重に考えなくてはいけない場面というのは、やはり恋人とのことでしょう。
異動による転勤というのは、昔も今もそれを甘んじて受けるのがサラリーマンの宿命です。
転勤を踏み台にして飛躍するいいチャンスになるのですから、この辞令は好機と捉えなくてはいけません。
そうなると、気になるのが、現在付き合っている恋人のことです。
もちろん別れるという選択肢はないでしょう。
もっとも、恋人がどう思っているのかといった真意も聞いておかなければいけません。
転勤した場合、会う機会は激減するのはしょうがないことでしょう。
距離によっては月に一度会いに行くのも大変かもしれません。
もっとも、スマホ全盛の時代ですから、連絡はいつでも取れるという安心感があるのも事実です。
テレビ電話で話すこともできますし、Wi-Fi環境であれば無料でお互いの顔を見ながら会話をすることも可能です。
しかし、そんなスマホ全盛の時代だからこそ、敢えて便せんなどによる文通をするというのも一つの方法なのです。
手書きをする機会がどんどん減っている現在において、手書きの価値というものは反対にどんどん上がっています。
メールで済む話を敢えて手書きにするといった、ひと手間かけることで、愛を育んでいくことができます。
少し面倒な感じがしますが、恋人と話し合ってそういったコミュニケーションの方法もあるということを提案してみましょう。
習うより慣れろで、とても楽しいものになるかもしれません。
恋人のことを思いながらコーヒーを飲みながらゆったりとした気持ちでペンを取るというのもライフスタイルとして悪くないですよ。
郵便代もそれほど気にしなくてもいいですし、ミニレターなどを活用すると気軽に出せるのも大きなメリットとなるのです。
