初めてのデートだから、初めての恋愛だからと気合いが入りすぎて失敗することもあります。
その気合いの入り方が相手には重く感じてしまうかも…。
とかく恋愛は難しいものですが、ときには肩の力を抜いてみましょう。
二人の関係が深まっていくと、少しでもパートナーを喜ばせたい、あるいは喜ぶようなことをしてあげたいと思うようになります。
これは恋愛過程において当然の行動や気持ちと思ってしまう人もいるでしょう。
しかし、過剰にパートナーに尽くすような恋愛は重くなりがちです。
出会いからつきあいが始まり、恋人と呼べる人ができるとどうしてもデートなどに張り切ってしまいがちになるのです。パートナーができると、生活に張りができたり、やる気がみなぎるといった意味で充実した生活を送ることができます。
その反面、パートナーに対して尽くすということは悪いことではないのですが、それがやり過ぎてしまうと、パートナーもその気持ちを重く感じてしまうのです。
それが高じてくるとデートのときにも息苦しさを感じてしまうようになるでしょう。
相手のことが好きでたまらないという感情をついつい出してしまいがちになりますが、そういった気持ちもときには抑えたほうがいいですね。
いつもクールに接するのがいいというわけではありませんが、それでも常にべったりとつきまとって、何に対しても相手に対して尽くしてしまうと、恋愛に対して自分自身も疲れてしまいます。
なによりもパートナーもそういった尽くす気持ちや行動に応えなくてはいけないといったプレッシャーを感じてしまうのです。
挙げ句の果てには、好きでたまらないのに別れ話が出てしまうことにもなりかねません。
そうなってしまうとまさに本末転倒と言えます。
パートナーとのつきあいをずっと続いていきたいのなら、メリハリをつけた付き合い方のほうが長続きするのは多くの人の一致した意見なのです。
デートとなるとついつい力が入るものです。
何日も前から今度のデートはあれをしようこれをしようとか、こんなことをすると楽しんでくれるかもしれない…などいろいろ考えるのは楽しいものです。
もっともそういった気持ちが高じてしまうと分刻みのデートを計画してしまいがちになります。
映画など時間が決まっているものはそれに合わせて行動をしてもいいです。
そして、デートの行き帰りの電車やバスの時間もあるでしょう。
それでもこの時間になったらこれをしよう、あるいはこの時間はこっち、といったように売れっ子芸能人顔負けの分刻みの行動になってしまうと、予定をこなすためのデートになってしまいます。
出会いからつきあいが始まって最初のデートとなるとどうしても張り切ってしまいがちです。
しかし、張り切りすぎるのは最初のうちだけでいいのです。
何事も試行錯誤を繰り返しながらどんどん良い方向に向かっていかなくてはいけません。
デートのたびに緻密な予定を組んでしまってはパートナーも息苦しい気持ちになってしまいます。
デートは二人でいることを楽しむものです。
予定を消化するのが目的ではありません。予定をこなすことに力を入れてしまうと、二人だけの会話を楽しむような心の余裕が持てなくなります。
デートに張り切るのはパートナーも嫌に思うことはないのですが、それよりも二人でいる時間を大切にしたいと思っているはずです。
そのような理想的なデートができるようになる頃には二人の関係もより親密なものになっていますよ。
気楽すぎてもいけないのですが、重たい雰囲気もパートナーにとっては敬遠される材料となるでしょう。
重たいという言葉は恋愛においてもよく使われるのです。
そして、それは一体どういったときなのでしょうか。
重いというのはパートナーの気持ちのことを指すことが多いです。
雰囲気が重いということとなると、似たような意味に暗いという言葉があるのですが、そういった雰囲気は二人の関係も悪くなってしまいます。ここでいう重いというのはデートや付き合い方そのものに張り切ってしまってパートナーが重いと感じてしまうことを指しています。
張り切りすぎにもいろいろあるのですが、デートの待ち合わせ時間の30分前に到着して待っているということも張り切りすぎに入ってしまいます。
そういったときにパートナーも重いと感じてしまうことでしょう。
重いと感じるのも裏を返せば好かれているということです。
パートナーにとってそれを好意と受け止めるか重いと受け止めるかは付き合い方にもよるでしょう。重いと受け止められるとそれが先々で嫌悪感に発展することもあるので注意が必要です。
なによりも張り切っているということは相手に好かれたいと思っての行動です。
ですから、逆に嫌われてしまっては元も子もありません。
二人の仲が深まっていく中でデートは肩の力を抜きましょう。
パートナーも普段着のデートがしたいと思っているとしたら、張り切りすぎは結果として裏目にしか出ません。
そういうこともしっかり認識しておく必要がありますよ。