思ったことを言いあえる仲

いつも仲むつまじいカップルは見ていても微笑ましいものですが、たまには言い合いのケンカになってしまうこともあるでしょう。
しかし、それも仲の良い証拠であるのは間違いありません。
それだけ、思ったことを言い合える仲というのは恋人同士くらいだからです。
交際クラブ・デートクラブをご利用の皆様も是非参考にしていただければと思います。

たまには喧嘩をしてみるのも悪くない

つきあいが深まっていくと、いつも仲の良いままではなく、たまにはケンカをすることもあるでしょう。
勝手知ったる仲になると、たまにかなりきついことを言われてしまって、思わずそれ以上に言い返してしまうといった口げんかをしてしまうこともあるのです。
たたき合いや殴り合いのケンカになるようなことはありませんが、仮にそれをしてしまうとDVということになるので絶対にしてはいけません。
もっとも、普段から仲の良い二人ですから、そのようなことはないでしょう。
それでも、たまにする口げんかというものは、長くつきあっていく中で当然のことながら出てくるものです。仲が良いほどケンカをするという諺もあります。
確かにその通りで、そこまで口げんかする関係というのも友達ではないでしょうし、口げんかというのは恋人同士の専売特許のようなものかもしれません。
ある日のひょんな出会いから、つきあいが始まるようになった二人です。
それまで一度もケンカをしたことがないといったカップルもいつかはケンカをすることも出てくることでしょう。
お互いに穏やかな二人でしたら、口げんかにならずに、無口になって口を聞かないということもあるかもしれません。言うなれば静かなケンカということですね。
反対にお互いが、口が達者で活発であれば派手な口げんかになってしまうことでしょう。
ああ言えばこう言うといったような、売られたケンカは買うと言わんばかりの口げんかは、傍から見ても迫力があるものです。
いずれにしてもつきあっていくということは、ある程度相手に意に沿わないことで、合わせている面があります。

それは、お互い様なのですが、ちょっとしたボタンのかけ違いで、それまで積もっていたものが噴出してしまうことがあるのです。
普段ガマンしていることは些細なことだったとしても、ケンカしているときはそれが増幅して出てしまいます。
そのときに、お互いが相手を知らず知らずのうちに、いつのまにか束縛しているといったこともあるでしょう。
心の中に溜めていったものは、徐々にストレスという形に変わっていきます。
そして、いつかは積もり積もってしまってはき出さなくてはいけない日がやって来るのです。
そうすると、口げんかになってしまうのですが、お互いがこれまでの鬱憤をはき出すということですから、口げんかも考えてみると悪いことではありません。
言うなればストレスの発散の一貫と考えてもいいのです。

思ったことを言い合ってみよう

現状で、ちょっとした倦怠感を感じているカップルがいるとしたら、たまにはケンカをしてみるのもいいでしょう。
とはいっても好きこのんでケンカをしたいというカップルもいないでしょう。
それでも、長くつきあっているとお互いがどこか遠慮してしまうこともあるものです。
言いたいことが言えずにガマンしているといったカップルは少なくないようです。
そのような状態だと、積もり積もった鬱憤がどこかで堰を切ったように噴出してしまうかもしれません。
鬱憤が溜まりに溜まってどこかで発散しなくてはいけなくなったとしたら、それはどこで発散するのでしょうか。
その発散の持って行きどころがパートナーになってしまうと、途端に口げんかになってしまうというわけですね。
しかし、これは悪いことではないのです。
ストレスの持って行きどころが恋愛相手ではなく他の人にぶつけたとしてもそれは単なる愚痴にしかなりませんから、何の解決にもならないのです。
つきあうことによって溜まったストレスというものは、パートナーに向けて発散した方がいいでしょう。

そうすることで、普段では言えないことを言い合うことができます。
そして、お互いの気持ちをより深く理解することができるのです。
それでも、簡単に口げんかといってしまっていますが、言い過ぎてしまうことももちろんあるでしょう。収集がつかないくらいのケンカになってしまうかもしれません。
売り言葉に買い言葉が発展してしまって、パートナーが気にしていることを言ってしまうとそれが修復不可能な亀裂になってしまうことも否定できないのです。
溜まったストレスは発散しなくてはいけませんが、そこはやはり大人の対応も必要です。
勝手知ったる二人であって、言ってはいけない不文律のようなものもあるでしょう。
そこには触れずに大人の口げんかをするようにしたいものです。
なんでもかんでも思ったことを言い合っていたのでは、子どものケンカと変わりません。
ストレスの発散は大事ですが、パートナーのことを思いやる気持ちを持ちましょう。
ずっとケンカがなくて仲むつまじいカップルもいるかもしれません。
たまには普段思っていることを言い合うような関係も素敵ですよ。

Author: 桑折哲朗
『TEAM THE 徹底攻略KC』代表。 交際クラブ(デートクラブ)で遊んで早や何十年の業界の生き字引。愛猫が癒し。 交際クラブ黎明期から業界の変遷を目にしてきている。
投稿日:2018.07.19

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