恋愛関係を失敗しないために様々なことを考えることでしょう。
失敗を恐れていては進歩がないという考えもあります。
これは確かにその通りなのですが、恋愛ですから自分から好んで失敗はしたくないものです。
まずはどういったことで失敗するのでしょうか。
相手の顔を見て話さない
相手の顔を見て話さない人がいます。
意中の相手が退屈していることにも、時間を気にしていることにも気づかないで、1人で夢中でしゃべりまくっていることがあるのです。
相手の顔をきちんと見ていれば、相手の反応に気がつきます。相手の気持ちに応じて、まさしく「対話」をしようとするのです。相手の顔を見ないから、「独白」になってしまうのですね。
おもしろい話にするためには、相手の反応をうかがいながら、その気持ちを尊重して話を進める必要があるのです。顔というのはそのまま、気持ちを表しています。ですから、相手の顔をみないということは、相手の気持ちも考えないということになるのです。
これは、聞いているほうも一方的に話を聞かされているな…と思ってしまうのです。
ですから、話が切れるのを待って、「それではこのへんで…」となってしまうのです。
話が明らかにまだ途中であっても、一息ついたタイミングを見計らって席を立とうとしているのです。
話の切れ目というだけでも一定の配慮をしてもらったと思ってもいいでしょう。
笑わせようとしない
楽しい会話となると笑いがつきものです。もちろん、常に笑いを目指す必要はないのですが、面白い話には笑い声がつきものとなるのです。
ですから、自分が話すときには、相手を笑わせようとすると、楽しい会話になるのです。
ところが、反対に相手を楽しませようとしない人がいるのです。笑わせよう、おもしろがらせようと考えないために、一方的に話をしたり、相手の嫌がる自慢をしてしまうのです。
こうなってしまうと必然的に話はつまらないものになってしまうでしょう。
実際に笑ってくれなくてもかまいません。
笑ってもらおう、楽しんでもらおうと思って話すことが大切なのです。そうすることで相手の気持ちを尊重した会話になるということですね。
いずれにしても、意中の相手であってこれからつきあいが始まるかもしれない、そんな相手に対して会話が楽しいものでなければ、告白しても結果は見えてしまいそうです。
また、すでにつきあいが始まっているカップルでしたら、倦怠期に入っているか、すでに別れる一歩手前といったところかもしれません。
恋愛には様々な形があるので一概には言えないのですが、会話にはやはり笑いがつきものであってほしいと思うものです。ですから、無理に笑わせる必要はないのですが、少し笑みがこぼれるような会話をすることが大切なのです。
それができないのであれば、まずはそこから恋愛について学ぶ必要がありそうですね。
もちろん、論理的に話すことも大切です。
そして、わかりやすく話すことも必要です。そのためのコツもあるのです。
しかし、そのようなことも、相手の顔を見て話す、会話に笑みがこぼれるといったことに注意することで自然に達成できるでしょう。
たとえば、相手の顔をみて笑ってくれるように話せば、自然にわかりやすくて論理的な話になるのです。たったこれだけの注意で、すぐに話のおもしろい人になるでしょう。そうすれば意中の相手の人の心をつかむことができます。
楽しい時間を過ごせるばかりか、楽しい恋愛関係を築くことができるのです。それをまずは実行してみたいものですね。
人から学ぶことも
人の話を聞くことも大切です。
「人の話を聞くといっても、話がつまらない人もいるし…」
そんなふうに思う人もいるでしょう。
でも仮に話がつまらなそうな人でも、こちらが聞く姿勢になればいくらでも学ぶことはあるのです。たとえば女性が「私子供のころ、リカちゃん人形が好きでたまらなかったの」といった場合、自分には関係ないと聞き流してはいけません。
「リカちゃん人形のどこがそんなに好きだったの?」と聞き返すのです。
すると、女性はきっとリカちゃん人形について嬉々として話し始めることでしょう。
それで、その女性は心地よくなるし、自分自身も知らない世界に触れることができるのです。もしかすると、その時代の世相や、女性の理想とする家族像などが見えてくることもあるでしょう。
もちろん、これからつきあっていくうえで参考になることが多いのは間違いありません。
また、大げさに思うかもしれませんが、仕事や生きる上でのヒントになる話が聞けるかもしれないのです。
コミュニケーションを良好に保つためには「相づちをうったり、目を見て話すことが大事」とされますが、それはあくまでも技術的なことです。
それも含めて、相手の話をしっかりと聞いて、その言葉をもとに聞き返さなくてはいけません。
そういったことを意識していると、交際クラブ・デートクラブでのお付き合いも必ず意中の相手のハートをつかむことができるでしょう。