恋活と婚活の違いを知って自分の人生に役立てましょう

恋活というのは恋人を探す活動で、婚活は結婚相手を探す活動です。
この違いは誰でもわかっていますね。
ですが、もっと掘り下げると、恋活と婚活は相手に求める条件が違うのです。
恋活をしている人は、とりあえず恋愛をしたい、気軽に食事に行ける異性の友達が欲しい、話題のデートスポットに遊びに行きたいというライトな感覚の人が多いです。
つまり相手に求める条件は、外見が好みで楽しく遊べる相手というのが恋活なのです。
一方、婚活の場合は結婚を前提とした活動ですから、自分の人生がかかっています。
ですから恋活よりも条件はもっとシビアになってきます。
正社員として働いていること、年収はいくら以上、実家との関わり方、価値観など結婚生活に支障がない条件を兼ね備えている相手を求めます。
このように、恋活は結婚を前提にはしていない人がするもの、婚活は結婚をしたい人がするものという大きな違いがあるのですね。

こういった違いを見ると、恋活は遊び感覚で抵抗があるという方もいるでしょう。
確かに、恋活で恋人が出来ても結婚は別という考えでは、何となく虚しく感じてしてしまいますね。
ただ条件が細かい婚活と比べると、恋活はハードルが低いので相手が見つかりやすいというメリットがあります。
婚活は簡単に言うと現代版お見合いですから、一緒にいて楽しいと思っても、条件が合わなければそこからの発展はありませんね。
ですが恋活であれば、条件はシンプルですし変な駆け引きがない分、たくさんの異性との出会いがあります。
これも恋活と婚活の大きな違いかもしれません。そう考えると交際クラブや街コンなどは恋活に役立つサービスと言えますね。

恋活は一般的に20代から30代前半、婚活は30代から40代が圧倒的に多いです。
もちろん20代でも婚活をしている人はいますが、割合にするとあまり多くはありません。
ですので、結婚相手は若い女性が良いという男性からすると、婚活では理想の相手と巡り合うのは難しいですし、競争率も高くなるでしょう。
逆に同年代の男性と若いうちに結婚したい女性も、婚活をしているのは時間の無駄になる可能性があります。

このようにいろいろな違いがあるので、恋活や婚活をしているのになかなか相手に巡り会えないというのであれば、一度活動をリセットしてみましょう。
そして、自分がどんな相手を一番求めているのかをよく考えてみてください。
とりあえず恋人ができればいいのか、結婚を視野に入れたお付き合いをしたいのか。
自分の気持ちを分かっていないと、ただ漠然とした活動しかできないので効率が悪くなってしまいます。
なんとなく合コンに参加しても婚活パーティーに行っても、目的が定まっていなければどんな出会いもものにはできませんね。
といっても、遊びで付き合うのは嫌だし、かと言ってすぐに結婚したいわけでもないという方もいるでしょう。
そんな時は、結婚までの年数で考えるのがオススメです。
婚活をしている人は、平均すると1年以内での結婚を考えているそうです。
ですので、恋愛から結婚までのスパンを1年以上で考えているのであれば恋活、多少時間はかかっても理想の相手を見つけたらすぐに結婚したい方は婚活をしてみるといいですね。

いくら自分の気持ちが固まっていて、そのための活動をしていても縁がないということもあるでしょう。
特に婚活は、長年活動していても相手が簡単に見つかるものではありません。
そこで最近人気になっているのが、一度恋活にシフトすることです。
結婚相手を探すのではなく、出会うということだけにフォーカスして活動すると、異性をフラットに見れるようになります。
そうすると、それまでは絶対に譲れないと思っていた結婚相手への条件も変化してくることがあるようです。
婚活では、条件が一つ合わないだけで縁がなかった、となってしまいます。
ですが恋活であれば、「まあそれぐらいはいいか」となってお付き合いが始まるかもしれません。
そこで、自分の中では絶対条件だったことでも、本当は必要ないのかもと気づくこともあるでしょう。
そうすれば次に婚活をしたときには、もっと出会いの幅が広がります。
恋活と婚活の違いを知って自分の人生に役立てましょう

恋活も婚活も、異性と出会うための活動というのは共通しています。
だからこそ、違いを正しく理解していれば、活動に自分を合わせるのではなく自分に合った活動ができるのです。
せっかく活動しているのに、ただいたずらに時間が過ぎていくのはもったいないですよね。
恋活でも婚活であっても、自分の理想の人生を叶えられる活動にしていきましょう。