デートで有田焼とお酒の楽園へ行ってみました

■ツヴィンガー宮殿
宮殿を建てる際にモデルとなったのは、ドイツにある「ツヴィンガー宮殿」です。
ツヴィンガー宮殿を建てたアウグスト王は世界有数のコレクターであったことから、宮殿の中に膨大な量の陶磁器のコレクションをしていたと言います。
有田ポーセリンパークは有田焼をはじめとして、江戸時代から明治にかけて作られた古伊万里や柿右衛門などの陶磁器を展示しています。
ツヴィンガー宮殿の中には、1870年代のウィーン万博の開催時に展示された大花瓶が飾られています。高さが182cmもある大作です。

■バロック庭園
ツヴィンガー宮殿の入口をくぐると、鮮やかな花々とともに広大なバロック庭園が広がります。
ツヴィンガー宮殿も見事ですが、バロック庭園もヨーロッパ式の庭園を再現しています。
有田ポーセリンパークの素晴らしい風景の中で、ゆったりとしたひとときを過ごすことができるでしょう。

■グランドゴルフ場
有田ポーセリンパークには「グラウンドゴルフ場」として、全面芝生のゴルフコースが設けられています。
本格的なグラウンドゴルフがお楽しみになれます。女性が有田ポーセリンパークでお買い物をしている間に、男性がゴルフをして待つことも可能です。
グラウンドゴルフ場を利用するには、事前にお申し込みが必要になりますが、ゴルフ大会などを開催することもできるようです。

■山海酒房「のんのこ」
のんのこは、ブッフェスタイルのレストランです。
地元佐賀の新鮮な食材を使った郷土料理を、食べ放題のバイキング形式で提供しています。
食べ放題に飲み放題が付き、ドリンクバーも充実しています。「のんのこ」という焼酎のシリーズを販売しています。

■旬鮮酒房「蔵」
伊万里牛のステーキやカレー、有田鶏やごどうふなどの郷土色豊かなメニューを取りそろえています。
一品料理のほかに、お客様のご要望に応じて寿司や刺身などの料理を出しています。
カウンター席やテーブル席が用意されており、座敷席のゆったりとした空間で食事できます。

■みやげ屋「蔵」
佐賀を中心に、九州地方の特産品を豊富に取りそろえている土産物屋です。 　
宗政酒造ご自慢の本格焼酎、日本酒や梅酒など豊富なお酒を用意しています。梅酒は、酸味と甘味のバランスがほどよく取れた手造りです。
ここでしか手に入らない稀少な地酒もありますから、お土産としてもおすすめです。
焼酎や清酒のブースでは、「無料試飲コーナー」を常設していますから、じっくりとお酒の味や風味を確かめることができます。

■有田やきもの市場
有田やきもの市場では、一級品の陶磁器からお手頃価格のアウトレット商品まで、多くの商品を販売しています。
ギフト用として、贈る人の名前を入れたオリジナル商品をオーダーすることも可能です。
カップやジョッキなどに、好きなイラストやメッセージを入れてもらえます。

■香蘭社ギャラリーショップ
高級陶磁器メーカーである香蘭社の商品を、ギャラリーで展示販売しています。
欧米をはじめとする各国の万国博覧会で、これまでに多くの賞を受賞してきた作品も見られます。
食器というより美術品に近い作品の数々をお楽しみになれます。

■陶芸の小道「器楽」
有田焼とインテリアを取り扱っている陶芸品の専門店です。
有田焼の陶磁器はもちろんのこと、可愛い小物やアクセサリーなどを販売しています。
販売している陶芸品には、実用的なものが多いため、「きらく」に選ぶことができそうです。

有田焼工房より奥に進むと、小高い丘の傾斜に登り窯が見えます。
登り窯は、約400年前に日本ではじめて磁器を焼いたと言われている「天狗谷の古窯」をもとに再現されたものです。
天狗谷の古窯も山の斜面を利用した登り窯で、幅は3～8m程度ですが、長さが50m以上もあったと言われています。
日本最古の磁器窯として、複数の窯が重なり合って残っているということです。

有田焼工房で有田焼に絵づけをしたり、手びねりやろくろを使った陶芸体験ができます。
手びねりは、手で粘土をこねて皿やカップなどを作ります。ろくろは、回しながら粘土の形を整えていきます。
絵づけは、すでに焼き上がっている湯飲みやお皿などから、お好きなものを選べます。時間のない方は絵づけだけして、マイカップを持ち帰ることが可能です。
陶芸体験は、有田焼工房のスタッフがお手伝いしますから、未経験の方でも気軽にチャレンジできます。
有田ポーセリンパークでオリジナルの有田焼を創作してみてはいかがでしょう？