大注目の草食系男子
自分から告白はしない、異性を口説かない、恋愛にガツガツしない。そんな草食系が男女問わず増えていて、結婚適齢期と呼ばれる年代の独身男性3人に1人が、女性との交際経験なし、エッチも未経験というアンケート結果が出ています。
交際クラブ・デートクラブ会員の方達からすると、草食系は理解しがたいかもしれませんね。
結婚して子供を作ったら一人前だと言われて育った世代には、結婚相手を探すのも当たり前で、頼みもしないのに親戚・近所・職場からお見合い話が集まってくるのも当たり前で、さらに家庭外に他の女性がいるのも大して珍しくもありません。
ですが、その当たり前が覆る時代が到来しつつあります。
各結婚相談所や生命保険で有名な明治安田生活福祉研究所が、ティーンエイジャーから30代半ばの人を対象に、恋愛・結婚に関する意識調査を行うほど、昨今では草食系男子が注目されています。
草食系増加は少子化問題に関わる大きな問題と叫ばれるものの、調査対象の男女はネガティブなイメージを草食系男子には持っておらず、ガツガツしすぎる人より良いと、肯定的な人が多いです。
男女問わず草食系が増えていますが、その人達は性欲はあっても恋愛を面倒だと感じる人が多く、時間的にも経済的にもメリットを感じていないのです。
LINEなどの連絡を直ぐに返信しないと機嫌が悪くなったり、何より優先しないと怒るなど、交際相手に合わせる労力をかけて何を得られるか、その先に魅力を感じるほどの物がないと考えているためです。
絶食系はその考えにプラスして、男女の仲を続けるのも色々と面倒で、無理にしなくてもいいと考えている人達です。何の不自由もなく満たされている生活に、あえて恋愛や結婚をする必要があるのか…その考えを否定も出来ませんし、好きになった相手が絶食系だったら、女の武器や男らしさのアピールでは、攻略は難しいでしょう。
とはいえ、絶対も結婚もしないという訳ではありません。草食・絶食系の実態を知り、パートナーに選ばれる自分になる努力は可能です。
恋愛に積極的でなくても性欲はある
彼らは恋愛に興味がない、積極的に労力を注ぐメリットを感じていないだけで、性欲が全く無いと言うわけではありません。
特定の相手を保持する労力や相手を満足させる労力を使うよりも、AVビデオや動画、雑誌で自分の思うままに満足した方が楽だと言います。中にはお金を払ってプロにやってもらう方が楽だと言う意見も。
仕事に趣味にとプライベートがとても充実して満足できているのに、異性に合わせるストレスを生活に加えたいとは思わないだけなのです。無理をせず負担も感じさせない異性がいるのならば、障害のパートナーとして結婚もあり。そう考えている絶食系が多いです。
ただ、自分のペースを乱されることが一番苦手だと感じるタイプのため、彼氏・彼女はこうじゃなきゃ…結婚したらこうじゃなきゃ…なぜそう思ってくれないの?と言うタイプの方は、彼等にとっては無理に領域に入ってきて欲しくない存在と言えます。
培われてきた概念や認識が草食系の方達と違うのであれば、信頼できる生涯の親友・親兄弟のような関係が築ける人物になる努力をすれば、お付き合い・結婚の可能性もみえてくることでしょう。
絶食系の方との交際・結婚に向くタイプは?
結婚相手を探している方達は、とにかく結婚と言うゴールに早く辿り着く目標をお持ちのため、好意を持った異性が絶食系なら、早々に諦めて他を探して下さい。運良くお付き合いが始まったとしても、交際開始後、何年経ってもプロポーズする気配すらない可能性が高いので、結婚まで持って行くには、多大な時間がかかりますし、成功しない可能性すらあります。
絶食系の方と合うタイプは
・お互いのペースやプライベートを尊重した生活を送りたい
・夜の営みは殆ど無くても良い
・相手が興味を持った事に興味を持てる
・過剰な嫉妬心を持たず、束縛や浮気をしない。
これら全てに当てはまれば、絶食系の方達との結婚後の生活も円満なものになるでしょう。
いずれかを我慢して生活するようですと、性格の不一致で離婚を迎えるのが目に見えます。また、交際期間でも同じ事が言えるでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
意中の相手が草食系や絶食系の方なら、好きという気持ちだけでは、関係を始めるのも維持するのも難しいかもしれません。
同じ価値観を持つ相手を探すのが、恋愛と結婚には1番なのではないでしょうか。